住まいづくりのワンポイントアドバイス |
Q5.10年先を考えた家づくりにするには? |
―高齢者に優しく、介護のしやすい家づくり― |
家づくりをする際には、現在の家族の生活を良くしようと思って、 計画されますね。 住宅は、これから何十年という長い間、家族が、そして夫婦が 共に暮していく場です。 今は必要ないけれど、将来高齢になった時にも、その家で快適に 暮せるようにいろいろ考えて計画すべきです。 不幸にも急速に体に不都合が進行しても、簡易な改造で対応出来る、 柔軟な家づくりをする事が、これからは大切です。 |
ここがポイント |
@ 床面の段差を設けず、滑りにくい仕上とする。 A 手すりを付ける。(将来取付る為に、下地材を入れておく) B スペースに余裕を設ける。→車椅子の使用や介護がしやすいよう、 特に広めの廊下.便所.浴室が 望ましい。 C 出入口は引戸とする。 D 便所や浴室に暖房機取付が出来る様にしておく。 E 寝室の近くに将来便所.浴室が設置しやすい様、給・排水管を 設けておく。 F 臭気がこもりやすい室には、計画的に換気が出来る様にしておく。 |