住まいづくりのワンポイントアドバイス

 Q12.住宅の化学物質汚染は
                 どうしたら防げますか? 


住宅の高気密・高断熱化や新建材と呼ばれる材料の使用に伴なって、
『シックハウス症候群』『化学物質過敏症』と呼ばれる
健康障害が問題となっています。

これらは、住宅建材・壁紙・塗装・接着剤・家具や防虫・防腐剤
などの生活用品に使用されている化学物質が揮発(蒸発)して、
室内空気を汚染することが原因と考えられています。



  頭痛・眼痛・めまい・吐き気や呼吸障害・神経障害をおこす成分と
                                それが使われている材料


化学物質 主に使われているもの
ホルムアルデヒド   合板・パーティクルボードの接着剤
  壁紙・壁紙用接着剤の防腐剤
トルエン・キシレン   施工用接着剤、塗料の溶剤
有機リン系殺虫剤   木材の防腐・防蟻剤、防虫・防カビ剤
可塑剤   ビニルクロス・合成樹脂系フローリング




下記を参考に室内の空気汚染の少ない家づくりをしましょう。

 健康的な住まいづくりの基本 

 @ 設計者にまず伝える

 ・化学物質への感受性
      (喘息・アレルギーはないかなど)
 ・生活習慣・様式について
      (窓を開けて換気をする、外出が多いなど)

 ・換気や通風に配慮した設計
      (敷地の状況や地域の気象条件を考慮)
      (室内間の通風に配慮したドア・通気口の設置)
      (タイマー付換気扇の活用)






 A 適切な材料選択





 ・有害物質の放散がほとんど無いか、含まない材料を
  選ぶ(ノンホルマリンや無溶剤タイプ、天然素材など)
 ・床下の防腐・防虫剤や防蟻土壌処理剤の人体への
  影響を確認しておく

 B 適切な施工


















 ・現場施工する接着剤・塗料などの種類、使用量が
  正しいか確認を求める
 ・養生・乾燥期間に無理は無いか説明を求める


 C 完成から入居の間に
    換気を十分に行う



※イラスト:健康住宅研究会 『室内空気汚染の低減のためのユーザーズ・マニュアル』より