リフォームプランの紹介

[V] 水まわり―キッチン編


  リフォームの場合、新築とは違い、キッチンの広さの問題などの制約があります。
  家族構成はどうか、普段どのようにキッチンを使っているか、自分の生活スタイルに
    合ったキッチンを考えましょう。


@今のキッチンのどこが不満か、又どのように変えたいか整理してみましょう。

A計画プラン(図面)をつくりましょう。
 リフォーム可能な広さを測り、どの位の規模でリフォームをしたいのかを考えて
  平面図をつくることをおすすめします。
 キッチンの機能と動線を再チェックしましょう。
搬入
収納
貯蔵
計量

準備
  洗い

下ごしらえ
調理
後片付 食事 盛付

配膳
加熱調理
作業の三角形(ワーキングトライアングル)
           
           =3.6m〜6.6m
                  作業が2.3歩で届く位置関係が良い          
 いろいろなスタイル(形式)やレイアウト(位置)を比較して、自分の家族に合った
  これからのクッキングスタイルを見つけて下さい。
スタイル(形式)
オープン セミオープン クローズド
L.D.K
リビング
ダイニング
キッチン
D.K ダイニング
キッチン
K.U キッチン
ユーティリティー
K 独立キッチン


キッチンレイアウト(位置)
I 型 L 型 U 型



 我が家に合ったスタイルとレイアウトのイメージを、メーカーのカタログから見つけるのは、
   イメージしやすい方法ですから、多くのカタログを見て考えましょう。。
注意
   この時、便利な機器や美しい仕上りに眼を奪われ勝ちですが、スタイルレイアウト
   決めることが、大切です。
 キッチンにほしいビルトイン機器をチェックしておきましょう。


Bショールームをまわってみましょう。

 カタログでチェックした機器を自分で操作してみましょう。
  (自分なりのやり方や流れをイメージして)

 キッチンの大きさ(長さ・奥行き)や高さを実感して下さい。(靴を脱いだ状態で)
   【参考】標準作業台高さ=身長×1/2+5cm

 疑問に思うことは、どんどんショールームのアドバイザーに聞いてください。

 ショールームは少なくとも、2ヶ所以上見て比較してください。

 比較ポイント     
・使い勝手
・性能・安全性
・デザイン性(美観)・快適性
・維持管理のしやすさ・機器の取替方法



 スタイルやレイアウトも決まり、機器も選んだらメーカーにキッチン部分の見積を
   出してもらいましょう。

 見積書も、シリーズ(ランク)によって価格構成が異なりますので、2種類のシリーズ
   (ランク)を比較されると、予算調整上良いと思います。
         


C現地(わが家)で
 全体のリフォームプランに、自分の希望のキッチンを組込んで形をイメージして
   決定しましょう。

 不安や納得できない点があれば、再度ショールームへ出かけ確認してください。
   これから毎日使うものです。これぐらい慎重で当然!
リフォームの場合、広さや高さに制約があり、納まらない時があります。
こんな時は、建築設計事務所に相談なさると良いでしょう。
 その他キッチンリフォーム時の大切なチェックポイントも考えましょう。
   ・照明器具の位置
   ・コンセントの位置・数
   ・換気方法のチェック(給排気、給気口位置)
   ・キッチン部の仕上材
   ・生ゴミの処理方法
   ・食品・食器などの収納スペース