2000年度植村直己冒険賞に神田道夫さん
 兵庫県城崎郡日高町は、2月16日(金)、熱気球で数々の世界記録を樹立している神田道夫さん(埼玉県川島町在住・51歳)に、2000年度植村直己冒険賞を贈ることを決定しました。
 神田さんは、29歳で熱気球パイロットの資格を取得後、84年に中軽量級長距離世界記録を達成した以降、88年に中量級の高度世界記録、94年に中重量級長距離世界記録、97年に中重量級の滞空時間世界記録などを樹立。
 2000年10月には、熱気球『マンボウ号』により、西ヒマラヤ、ナンガ・パルバット山(8,125m)を越えることに成功しました。
神田さんの熱気球・マンボウ号
高度世界記録は12,910m
長距離正解記録は2,366km
滞空時間世界記録は50時間38分
29歳でパイロット免許取得
高度1万メートルの世界 後方の一番高い山がナンガ・パルバット山
  ヒマラヤのナンガ・パルバット山を背景に飛ぶ神田さん   神の山 ナンガ・パルバット山(標高8,125m)



   




植村直己冒険賞は、不撓不屈の精神で代表される−冒険家故植村直己氏の魂を継承し、人々に夢や希望、勇気を与えた行動を表彰しようとするもの。植村氏の故郷、兵庫県日高町が1996年度に制定し、今回が4人目の受賞となります。

賞の対象は、局地、山岳、海洋、空等の自然を相手に、世界各地で、人間の可能性に挑んだ創造的な業績であり、個人、団体を問いません。

石毛直道氏、河合雅雄氏、椎名 誠氏、西木正明氏、清水 豊(日高町長)の5人が審査員となり、1年間をかけて第5回目の受賞者を選考してきました。

今回の候補者となったのは、山の冒険、海の冒険、極地冒険、川の冒険など7部門、100名、84団体。

第1回目の受賞者は、インド在住の登山家・探検家の尾崎 隆さんで、尾崎さんは、幻の山ともいわれていた、ミャンマー最高峰カカボラジ山に初登頂されたことなどの功績によります。

第2回目の受賞者は、隻腕のヨットマン、大阪府堺市在住の米子(よなご)昭男さん。身体的ハンディを乗り越えて、ヨットで大西洋・太平洋単独横断を成し遂げています。

第3回目は、人類の旅5万キロを探るグレート・ジャーニーを続ける東京都在住の関野吉晴さんが受賞。400万年からの人類の進歩を感じる5万キロの大横断に挑戦中です。

第4回目の昨年は、史上初の北極海単独徒歩横断と南極大陸約4,000キロの単独横断を成し遂げた大場満郎さん。「植村直己さんとの出会いがなかったら今の自分はなかった…。」と語る大場さん。
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