慈葉山 円隆寺

 慈葉山 円隆寺(真言宗御室派)
 長徳年中(995〜999)天台宗の皇慶上人が開基。
この地方の豪族田辺小太夫秀武が上人をうやまって
70の坊や三重塔など大寺院の輪奐をを整えたが、
文禄4年(1595)8月10日の大雨による山崩れで一
山は壊滅、僅かに4寺となった。さらに万治2年(1659)の門前からの出火によって堂塔を失ったが再建し、
草創に近い時期の仏像を今に伝えている。