桜の名所、中舞鶴共楽公園の南麓に所在。もとは余部下の菖蒲ヶ谷(旧海軍水交社支所跡)にあったが、明治22年海軍用地となったため、現在地に移された。創建は、応安4年(1371)普明国師(春屋妙諒131ト1388)の開基と伝える0その後、寺勢裏返し寺が荒廃したが、天正2年(1574)禅海和尚が中興した。 「住持伝来書ヲ以記之境内沼池成シヲ山ヲ引均シ寺ヲ立ル此池竜ノ住シ所卜云困萩山号トス 其池ノ霊魂近キ海中ノ山二禦夫ヨリ蛇嶋卜云 境内二小池ニッ有之ヲ竜眼水卜云俗二蛇目池卜云」 −r丹後国加佐郡旧語集』より−