銅鐸・銅剣 |
豊作を願う春のまつりや、収穫を祝う秋のまつりには銅鐸(どうたく)が使用され、悪霊を祓う(はらう)ためには銅剣を模した石剣が使われました。 |
方形周溝墓 |
家族が死ぬと、ムラはずれの共同墓地に方形周溝墓(ほうけいしゅうこうぼ)という、四角く溝を巡らせた墓に埋葬していきました。この葬法は、南の淀川沿いで行っていたのをまねたものでした。なかでもムラの有力者とその家族は、その頃、山陰地方で造られはじめた「貼石墓」(はりいしぼ)とよばれる大きな方形の墓に葬られました。貼石は花崗岩がほとんどで、舟に積んで由良川を運んできたものです。 |