アカエイ | 分布 形 生態 利用 |
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本州中部、朝鮮から台湾・中国に分布し、北海道でもまれにとれる。体の背面は灰褐色、噴水孔の後方に黄斑がある。尾はムチ状で、背面に1〜3本の毒棘を持つ。全長1m以上になる。沿岸の砂泥地に生息し、冬はやや深みに移動する。刺網、底曳網や定置網で漁獲される。卵胎生で5〜8月に湾内の砂底で10尾位の幼魚を産む。多毛類、二枚貝類、エビ・カニ類を夜間に捕食する。エイ中最も美味で、
サメ類同様、鮮度が落ちるとアンモニアの臭いがするので早めに食するのがよい。背の方を酢みそ和えにするとよい。煮付けにすると煮こごりができる。骨のまま切ってみそ汁や空揚げにして煮しめてもよく、肝臓の煮付けも濃厚な味がする。 |