タチウオ | 分布 形 生態 利用 |
北海道;朝鮮からアフリカ・豪州・大西洋に分布する。ウロコ、腹ビレ、尾ビレがない。口は大きく歯は鋭い。体色は銀白色。全長は1.5mに達し、寿命は7年程度。日本海側では佐渡近海まで分布し、水深50〜150mの中・底層に群棲するが、日の出と日の入前後に浮上する。5〜6月に北上回遊し、11〜12月に南下して日本海西部海域で越冬するが、一部は能登半島周辺でも越冬する。漁獲対象は主に2〜3年魚で、本県では6〜10月にかけて主に延縄、曵釣り、定置網等で漁獲される。産卵期は6〜9月で、水深80〜130mの場所が産卵場となる。イワシ類、イカ類、アミ類を捕食する。
塩焼、照焼等にされるが、大型魚の刺身は美味。表皮のグアニン層(銀色の部分)は模造真珠や化粧品の材料にもされる。 タチウオ専用の仕掛け(ハリスを切られないよう工夫してある)で、水中ランプやケミホタルを用いた片テン仕掛けで。エサはアジ又は魚の身エサ。 |