ス ズ キ | 分布 形 生態 利用 |
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北海道;釜山から中国・フィリピンに分布する。エラブタ主骨の後方に鋭い2棘がある。全長1mに達する。沿岸・内湾域のおよそ15m以浅の砂質帯や10〜20mの岩礁帯が好漁場である。未成魚は、夏期に河川にも遡上する。定置網、刺網の他、曳釣り、延縄によって漁獲される。漁期は4〜12月。産卵期は12〜3月。稚魚期には動物プランクトン食性であるが、成長につれてエビ・カニ類、貝類、小型魚類を混食する。近縁種に、下顎腹面にウロコがあるヒラスズキがある。薄くそぎ身にして、刺身(洗い)にする他、塩焼や椀種、煮物、フライ、奉書焼も食通を喜ばす。
電気ウキによる夜釣りが一般的であったが(エサは、アオムシ-青イソメの房掛けやドジョウ)、最近はルアーによるソルトウォーターの代表魚種として人気が高い。ルアーフィッシングではスズキはシーバスと呼ばれる。
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