ウマズラハギ     分布  形  生態  利用
北海道:朝鮮からアフリカに分布する。吻が長いので馬面(うまづら)と呼ばれる。カワハギに似るが体高が低いことと尾ビレの色が緑青色であることで区別できる。生後1年で15cm、2年で21cmになり、全長30cmに達する。水深30〜100m位の沿岸から沖合に生息し、昼間は中層にいるが、夜間は底層に移動する。主に定置網で漁獲される。産卵期は5〜9月で、この期間には沿岸域へ移動する。甲殻類、貝類の他、海草類も混食する。

白身の魚で身離れがよく、煮物や干物にされる。刺身に肝はワサビと合えて薬味にすると良い。