サバフグ    分布  形  生態  利用
北日本;朝鮮からアフリカ・豪州に分布する。体はやや長く、頭部から瀬ビレ起点にかけての背面と、腹面にそれぞれ小さい棘がある。斑紋がない。中央部はいくらか凹む。全長35cmに達する。沿岸域に生息し、定置網や小型底曳網で漁獲される。肉、皮、精巣ともに無毒。近縁種に、尾ビレ後縁の上・下端が鮮やかな乳白色で、中央部はむしろ突出し、暗色を帯びるクロサバフグ(無毒)がある。

干物、塩漬、煮物等にされる。