ヒ ラ メ     分布  形  生態  利用
千島・樺太・朝鮮から南シナ海に分布する。眼が体の左側にあり、褐色の地に白色と暗褐色の丸い紋が多数散在する。全長80cmに達する。ヒラメ・カレイ類の中の最高級魚で、水深およそ20〜100mの砂泥地に生息する。小型底曳網、刺網、曳釣り、延縄、大・小型定置網で漁獲される。産卵期は3〜5月。稚魚期には動物プランクトンのカイアシ類やアミ類を捕食するが、未成魚・成魚では、小型魚類、エビ類およびイカ・タコ類を捕食する。

極めて美味で、刺身、すし種、昆布じめ、酒蒸、煮物、フライ等にされ、ヒレ基部の”えんがわ”も味わい深い。

アジ、イワシなどの泳がせ釣りが一般的であるが、ルアーでも狙える。