まちの将来像「人・水・緑が息吹く町」

 平成3年に策定された「第三次久美浜町総合計画」で町の将来像として定めました。

 久美浜町は、豊かな自然に恵まれた町として知られています。先人たちの英知と努力で築き上げてきた久美浜のまちは、緑の山や豊かな田園、雄大な日本海と久美浜湾、美しい川の水など恵まれた環境の中で政治、経済、文化、交通の要所として栄えてきました。そして、恵まれた自然資源を生かした農林漁業、地域性を生かした機業などを中心にした産業で発達してきました。
 昭和33年5月に新しい久美浜町として発足、久美浜町をより住みよい町にと、町民による様々なまちづくりが行われてきました。また、昭和39年の「きれいな町」をはじめ、昭和50年「人権擁護のまち」、昭和59年「より高い健康をめざす町」、昭和60年「交通安全の町」がそれぞれ宣言されました。そして、町民の豊かな暮らしと活力ある町づくりのため、産業・生活基盤の整備、教育・文化の振興、福祉の向上などの行政施策や町民活動を実施してきました。
 私たちの久美浜町の21世紀を、希望に満ち溢れた新しい時代にしていかなければなりません。そして、これまで培ってきた町民性と恵まれた風土を生かして、積極的で創造的なまちづくりを進めていきます。
 久美浜町の特性を生かして、より発展させるため、町の将来像を「人・水・緑が息吹く町」と定めます。
 その実現には、町民一人ひとりが目標達成に向けて心を合わせて努力することが欠かせません。このため「人が町をつくり地域を支える」を、この計画を推進する基調とします。


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