公立香住病院 医師募集概要
(現在募集は停止しております)


番号

項   目

説            明

1

雇用形態

常勤

2

求人診療科および求人人数

内科(総合診療科) 1名

小児科     1名

3

年収(各種諸手当含む)

5年目:  1,400万円   10年目:1,600万円

15年目:1,700万円  20年目:1,800万円

25年目:1,850万円

補足:年収は目安となります。

採用年度の医師免許取得経過年数を基準として毎年昇給となります。

4

各種諸手当の種類

扶養手当、医師手当、超過勤務手当、定額超勤手当、期末・勤勉手当、宿日直手当など医師手当は、勤務経過年数に応じて在職加算を設けています。

5

賞与・昇給・退職金制度

賞与:4.45ヶ月(平成30年度実績)

昇給:有り

退職金制度:有り

補足:退職金について、従前の勤務医療機関によっては、退職金の割愛制度有り。

6

社会保険

有り

7

昇任

概要:医師免許取得3年目で副医長、5年目で医長に昇任。

8

退職年齢

年齢:65歳

退職日:満65歳になった年度末(3月31日)

退職後の再雇用制度有り

9

引越し補助金

有り

補足:引越し費用として、規程に基づき移転料、着後手当を支給します。

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職員住宅

有り

利用金額:10,000/(税抜き)

平成元年度建築(平成28年〜30年度に改修)

一戸建て(2階建)坪35〜40坪

駐車場有(無料)

補足:希望される場合は、民間マンション等の借上げ可能。(家賃は職員住宅利用金額と同額程度)

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職員住宅が無い場合の補助制度

有り(職員住宅が足らない場合)

家賃は職員住宅利用金額と同額程度。

12

施設内保育制度

無し

補足:病院から5分程度の距離に民間保育所があります。

香美町では、女性医師就労支援として、ベビーシッターの助成制度と病院内に病児保育室を設けています。

13

研究日

無し

14

学会出席

国内の学会出席:有り

国外の学会出席:無し

概要:年2回以内の出席費用は、病院で全額負担します。

15

勤務時間

平日:8:30〜17:15(休息:60分)

16

夕診・夜診

夕診:無し

夜診:無し

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夜間当直・日直

●夜間当直:有り

回数:4回/月

緊急時の医師の呼出:有り

当直手当:21,000円/回

●日直:有り

回数:1回/月

緊急時の医師の呼出:有り

日直手当:21,000円/回

補足:当院の夜間時間外受診の患者受付時間は、夜9時までとなっています。

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休日・休暇

週休日数:2日

土曜日:有り

日曜日:有り

祝日:有り

●有給休暇:有り

採用初年度付与日数:15日/年(4月1日採用の場合)

次年度以降の最高付与日数20日/年

●夏季休暇:有り

付与日数:5日

利用期間:7月〜9月

●年末年始休暇:有り

付与日数:6日

●特別休暇

病気休暇:有り

慶弔休暇:有り

その他の休暇:有り

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業務内容

【内科】

総合診療科(内科・外科)は、外来診療、入院病棟、人工透析・老健施設(泌尿器科医師、総合診療科医師対応)、在宅診療(各担当医師:月1回程度)、町内の特別養護老人ホーム(各担当医師:月1回程度)、学校医、予防接種などの保健事業等。

【小児科】

外来診療、予防接種、乳幼児健診。学校医(園医)は、町内の一部を担当しています。

※現在のところ、入院患者の受入れは行っていません。

※学校医(園医)については、町内の公立村岡病院、開業医院と分担しています。

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募集診療科目の状況

【内科】

総合診療科(内科・外科)は、常勤医師2名、嘱託医師1名、外来診療として外部から3名の医師に支援を受けています。香住区の開業医院は内科1医院と眼科1医院と地域のニーズに即した医療を展開するには、医師数において厳しい状況となっています。このため、常勤医師の募集に至っています。

※1日当たりの外来患者数は68人、1日平均入院患者数31 人。

【小児科】

当院の小児科は、香美町香住区唯一の小児医療機関で、小児医療と保健の要となっています。

小児科の診療維持は、長年に亘り深刻な状況となっており、現在は、外来診療として外部から3名の医師に支援を受け、週4日の診療を行っている状態です。常勤的に勤務していただける後任医師への交代が課題となっています。

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契約期間

期間の定め:無し

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試用期間

試用期間:有り

採用開始月から6ヶ月間(条件付採用期間)

補足:常勤職員は地方公務員となり、条件付採用期間の取り扱いは、地方公務員法に基づくものです。

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備考

病院見学にかかる交通費、宿泊費は当院で負担します。

※ご希望により宿泊先を手配します。

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採用予定時期

随時採用。

※採用時期については、要相談。

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院長求人挨拶

 当院は、昭和29年に()香住町国保病院として開設したのが始まりです。昭和39年に現在の場所に新築移転し、診療科5科(内科、外科、整形外科、眼科、産婦人科)の公立香住病院として業務を開始。その後、小児科を開設し、平成3年に老朽化に伴い全面改築し、耳鼻咽喉科を加え、診療科7科、110床の総合病院として再スタートしました。

 平成7年1月に泌尿器科を開設、人工透析を導入し、地域の中核病院として地域医療を行っていましたが、平成16年から新たな臨床研修制度がスタートし、医師の減少による診療科の閉鎖などにより、平成18年度から2病棟のうち1病棟を休止し、50床の病棟での診療となりました。

 平成19年10月に、但馬地域で初の院内開設診療施設(眼科)を開設、さらに平成20年5月に介護老人保健施設(48床)を開設、訪問看護ステーション開設など、本来の診療機能のほかに、地域の医療・福祉(介護)・保健の拠点として大きな役割を担っています。

 今後、さらに高齢化が見込まれるなかで、当院では、平成29年4月に内科、外科を統合、総合診療科とし、また、一般病床のうち8床を地域包括ケア病床に転換するなど、在宅医療や地域包括ケアの充実に向けて取り組んでいるところです。

 厳しい状況ではありますが、地域に密着した医療・福祉(介護)・保健を一体的に展開し、町民の健康と生命を守り、町民に親しまれ信頼される地域医療の病院を目指しています。

 何とぞ、地域医療の重要性を一緒に感じて、お力添えやご協力をいただきますようお願いいたします。

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地域医療の特性

○地域の特性について

 平成17年4月に日本海側に位置する香住町、山間部の村岡町、美方町の3町が合併して香美町が誕生しました。人口17,882人(平成30年11月)で、合併時から22%減少。また、高齢化率は37.95%(平成30年11月)で、県下でも2位となっており、特に山間部の高齢化が著しい状況です。

○地域の医療機関について

 町合併に伴い、2つの公立病院(香住病院、村岡病院)、8つの国保診療所(医科6、歯科2)を有することとなりましたが、医師不足の影響により、2つの国保診療所を廃止しました。また、医科開業医院は3医院(香住区で内科1、眼科1と村岡区で入院施設を持つ医院が1ヵ所)と、近隣市町と比較しても少なく、公立病院が地域医療の要となっています。

 2つの公立病院の患者は、合併という事情、距離的な面もあり海岸部と山間部で分かれています。公立香住病院の診療エリアは、旧香住町(人口11,124人)が中心で、公立村岡病院は、山間部(6,758人)が中心となっています。なお、公立香住病院は、町の中核病院として、山間部からも通院・入院されています。

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医療連携の特性

○但馬圏域内の医療連携について

 平成16年度以降、公立病院では深刻な医師不足に陥り、但馬地域の医療確保のため、平成19年に圏域の公立病院を急性期と慢性期医療に機能分担し、連携強化・病診連携を図っています。急性期は、公立豊岡病院及び公立八鹿病院が担い、公立香住病院を含む周辺の公立病院は慢性期医療を担っています。

 公立香住病院では、急性期病院への患者紹介、急性期病院からの入院患者等の受け入れ等、スムーズな連携を図っています。

 なお、公立豊岡病院では、但馬救命救急センターにドクターヘリ、ドクターカーを配備しています。また、平成27年には、但馬こうのとり周産期医療センターを整備し、但馬地域におけるハイリスクな妊婦、分娩等に対応する体制を整えています。

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医師に対する教育の取り組み

 当院では、他病院と連携しながら次の取り組みを実施しています。

.近隣病院での出張研修を設け、医師のキャリアアップを図っています。

2.但馬地域の遠隔医療教育ネットワークの活用

 公立豊岡病院組合(4病院)、但馬圏域の公立病院及び県立病院等をネットワークでつなぎ、テレビ会議システムにより合同カンファレンス等に参加しています。

3.地域医療研修の実施

 当院では、臨床研修医の地域医療研修協力病院として、地域医療研修を実施しています。また、兵庫県や神戸大学医学部と連携し、兵庫県養成医学生を対象とした地域医療夏季セミナー(2泊3日)を実施しています。

29

病院の医療特性

公立香住病院は、一次・二次医療を担い、地域の中核医療機関として地域に密着した医療・福祉(介護)、保健を一体化し、地域の中核的な役割を担っています。一部制限はありますが、救急医療にも対応しています。なお、急性期については、圏域内の急性期病院との連携体制が整っています。

当院は、人工透析(15床)、介護老人保健施設(48床)、居宅介護支援事業所、訪問看護ステーション、院内開業(眼科)を併設しています。

高齢化の高い地域として、在宅医療に取り組むとともに、平成29年4月に総合診療科(内科、外科)を開設、6月に地域医療包括ケア病床(8床)を開始しました。また、学校医(園医)、検診事業、予防医療活動として糖尿病教室や地域での健康教室などにも取り組んでいます。