『新選組』第9話「土方歳三清水坂に斬り込む」より
(脚本:(c)結束信二氏)

永倉新八
「おい、近藤先生も山南さんもいないぞ」
藤堂平助
「なに?局長、総長、副長、みんないない?こんなことってあるのかな」
永倉新八
「いや、絶対ない。おい、出動準備だ」
藤堂平助
「よしっ、すぐみんなを呼ぼう」

二人が慌てて部屋から出ようとしたとき、涼しい顔の沖田総司がやってくる。

永倉新八
「おお、沖田君」
沖田総司
「え?どうかしましたか?」
藤堂平助
「おいおいおい、そりゃこっちの言うことだよ。どうかしたのか」
沖田総司
「いえ全然何も。(笑って)嘘だと思ったら部屋を見てきなさいよ。近藤先生はお茶を召し上がっている。山南さんはむずかしい本を広げている。土方さんは恐い顔をして。うん、要するにいつもの通りですよ。あー、静かですね。今夜は」
永倉新八
「何言ってやがる」

沖田吹き出す。永倉、藤堂、笑う沖田を小突く。


山南を同門の知人だと言って頼ってきた浪人が山南の部屋から機密文書を盗みます。土方と沖田は山南のために二人でそれを処理することにします。
何も知らされてない永倉と藤堂のリアクションも愉快でした。
こういう仲間達でワイワイ言ってる場面が「新選組」に多いと思いませんか?
私はこういうところを気に入ってます。

『新選組』連続ドラマ / 『不動堂屯所の大広間』