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03/15/2007

井上好文/TOSS-J.H.Sサークル


 ボランティア教育のカリキュラムをつくるための5つの手順を紹介します。

●手順1 先生方や父母の理解を得る

実際に体験していただく方が共感を得られやすくなります。先生方のための福祉・ボランティア体験の模擬授業をしたり、学校の授業参観などの機会を利用して、父母にもボランティア学習の授業に参加していただくと理解が得やすくなります。

●手順2 何を学習するのかを明らかにする

ボランティア学習の内容をおおまかに分類すると、「理解」と「体験」の2つに分けることができます。

 理 解

 理念の理解
 障害そのものについての理解
 基本的マナーの理解
 個別の障害に応じた援助の理解

体 験

 なりきり体験
 用具を使用する体験
 援助をする体験
 参加する体験
 交流体験

こうした「理解」の学習や「体験」の学習を通して、「ここがこうだったら障害のある方がもっと社会参加しやすくなるのに」などと地域の福祉環境に関心を持ったり、「自らも地域の一員としてできることはなんだろう」と考えたり、「地域のボランティア活動に進んで参加してみよう」という気持ちや態度を育むことができます。

●手順3 小さなユニットをつくる

例えば、中1の学級活動では、「車いす体験」と「アイマスク体験」。また、中2では「点字」と「手話」をこれも3時間ずつ、中3では「高齢者福祉」と「地域福祉」を3時間ずつというように学習内容をそれぞれ1〜3時間の小さなユニットにします。.

●手順4 ユニットに関連性を持たせる

限られた時間を有効に使うために、例えば、5月に学級活動で車いす体験(3時間)をした後、7月に「親子福祉講演会」で車いすを利用する方のお話を伺ったり(2時間)、9月に社会科(公民)で「地域福祉」(2時間)を学習した後、10月に学級活動で地域の福祉センターを訪問(2時間)するなど、いくつかのユニットに関連性を持たせます。

●手順5 教材、テキスト、指導マニュアルを作成する

教材、テキスト、指導マニュアルを作成し、いつでも、誰でも「追試」できるようにします。


【関連するホームページ】

  • ボランティア教育カリキュラムの作り方/中学校/全学年/総合的学習/福祉・ボランティア教育/カリキュラム/
  • ボランティア教育の内容/中学校/全学年/総合的学習/福祉・ボランティア教育/カリキュラム/

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