自転車アレコレ 2
最近自転車のレーパートりーが増えました。
もう置き場所なく朽ち果てそうです。
まずは、ウエルビーというメーカーの3輪実用自転車。
個人の改造ではなく、れっきとした商品です。
思ったほど荷台は大きくありませんが、フレームがしっかりしているので、そこそこの重量物も運べそうです。一般向けにある普通三輪車などは、トーションゴムなどで少しバンクするようになっていますが、このウエルビーは完全リジッドです。
サドルは革製で年代的には古いのでしょうか、これもウエルビーと刻印もありますが、ライトや、フェンダーからみると、80年代っぽく、年式不明です。
当然ですが駆動は片輪のみで、バランスが傾くとスリップしてしまします。
ギア比は低めで、たち漕ぎすれば坂でも上っていけます。
大きな工場の部品運搬車として使われていたようです。売れちゃいました。今はありません。
ハットリ、この自転車はローマ字表記です。名前をホームラン号といい、フェンダーにはボールとバットのエンブレムが誇らしげに付いています。
前に紹介した、ナショナルのモノより少し古そうで、サドルが革製です。
泣かせるのは、かろうじて残っているハンドル先から出ているカラフルな飾りヒモ、こんなのあったよなあー、だいたいはなくなっていましたが、この錆自転車にはまだ残っています。
これも売れちゃいました。
これは博物館級ではないでしょうか、シルバーキングという、1947年のアメリカ製です。
特徴はフレームはアルミ、フロントにはスプリングダンパー?が付いています。
戦後すぐにこんな自転車作っていたなんて、アメリカってなんと豊かな国なのでしょう。
当時の日本では、考えられない事です。
この自転車は、ビーチクルーザーと同じ機構で、バックにペダル踏むとブレーキがかかります。
このものはレストア済みの極上車、半分以上の部品は改めてワンオフの一品モノで構成されていると思います。
オーナメントの痛みが当時のコンディションを忍ばせます。
とある有名ショップのショーウインドに飾ってあったモノです。
参考価格として200万円のプライスが付いていました。まあバブルな話です。
この200万円に乗ってみると、なんだかふにゃふにゃで、あまりまともに乗れません。
興味のある方は連絡もらえれば、手放すこともあるかもしれません。200万円とはいいません。(笑)
CORSA HUMAN POWERED RACERS H・P・E アメリカ製
これは、商用車の反対、3輪レーサー?です。
デザイン、機構とも、優れています。
仰向けに乗っかり、楽な姿勢で漕ぐように見えますが、実際は力が入りにくく、ハンドル操作もデリケートで、けっこう気と力を使う自転車です。
ステアリングは、左右の操縦桿のようなグリップを進行方向に倒します、リンクを介して前輪2個の方向が変わります。
目線がかなり低いのでスピード感が楽しめます、5段変速です。
英語で公道は乗るなというような事が書いてあります。
これも条件が合えば手放すこともあるかもしれません。小傷はありますが、ほとんど新品です。
もとへもどります。