CORONA (RT40)
昭和41年式 私が40年の7月生なので、ほぼ同い年、三角窓、ベンチシート コラムシフト と理想の車、平成6年頃に個人売買で積極的に買いました。
それまではボロの軽トラですべてまかなっていたので、なんとなくおもしろい車が欲しくなりました。
ちょうど、個人売買の雑誌に隣町の人が「もってけどろぼう! RT40 京 5ナンバー」
というのを見つけ、電話してすぐ見に行くことに、、
もってけどろぼう?!どう言うこと?RT40って?
実はRT40というのが、なんの車か分からず行く途中、本屋でその車がなんなのか調べてから行ったという悲しい落ちがついていたのでした。(ジャンル外の型式はわからないもんです)
車を見せてもたったら、すぐこのコロナか!と分かりました。
通称ブタ鼻、 くそガキだった頃、こんなのがタクシーなどでよく走ってました。
場所は海近くでしたが、材木の置き場を車庫として置いてあり環境としては最高で、思ったよりも小さくて、カクカクとしたデザインが余計に引き締まって見えた、このコロナは好き者のオーナーが少し乗ってイヤになったということでした。
走行は4万�� もちろん実走で、錆腐れなし、内張りはまだ新車のビニールがついています。僕が買ったら3オーナー目、ほんとにいい状態です。
一目見て気に入り、名義を換えてから引き取るということになりその場で車検に回すことにしました。
今でも、その時のやりとりや見た時の興奮を覚えています。
なかなか、予定の納期を過ぎてもできあがらず、その間は頭はコロナのことばかり、一月ほどして、ようやく連絡が入りました。
6月の蒸し暑い夕方、車屋に引き取りに行き、1速はノンシンクロだというようなことを聞き、気もそぞろで、店を出る、初運転、ちょっと走って、誰もいない埠頭で停まり、車から降りてまじまじと自分のコロナを見る。
初めてのクラッシックカーーーーやったぁーーーーーーーーー!!
いままでが、誰かのお下がりの車ばっかりだったので、感動はひとしお!
いいんだろうか?こんないい車!
サスも柔らかく、振動もない、静かな加速!、普通なら何十年も前の車に乗るのだから、古いなりのアラが分かりそうですが僕の場合、今までがボロ車だったため、それどころか普通乗用車の快適さに感動してしまいやっぱデラックスはちがうぜ!などと、とんちんかんな感想しか持ちませんでした。
実際今でも、この思いは変わることなく、30年前の古い車で、パワステもクーラーもないのに、大変運転しやすく快適な車なのです。
それはウチの奥さんの運転する車になっているぐらいだから、本当です。
コロナのオーナーになって1年後、愚法 車歴10年以上の乗用車の1年車検制度の廃止となり、これでどの車も乗用車は2年車検となりました。
やはり人だけでなく、車も法の下、平等でないといけません。
しかし、この規制緩和はほんとにありがたい、そして実際になるとは思わなかった。
アメリカさんのおかげかな?
現在走行は7万��にはいりましたが、コロナは好調で、よく聞かれる部品の供給は、外装部品に関してはない物もあるけれど、
エンジン、ブレーキ関係に関しては、待てば約2週間ほどで入ってきます。
まあよく売れた車みたいなので、部品の心配はあまりなさそうです。
今までの故障はありません。
少し変だなと思ったら、すぐ新品の部品に替えることを心がけ、
ほとんど消耗品のみの交換にいたっています。
毎日の通勤ほどは使いませんが、ちょっととなり町に行くときなどは、意識して乗るようにしています。
なんちゅうても、快適だから。
ただ雨の日は乗りません。トランク回りのゴム部分が劣化していて、そこに雨水がしみこみ、乾きにくくなるからです、そのため水洗いの洗車もしません。
錆は大敵です。すこしでもコロナの寿命を延ばすために、努力しています。
コロナに乗るようになり、お天気がいつも気がかりで、よく天気予報を見るようになりました。
降水確率40パーセント以上の時は、乗りません。
それでも時々雨に遭いますが、一度大雨の日、一日中乗っていたら、ウエザーストリップの隙間から、雨漏りがして、屋根にシミが出来てしまいました。
やっぱり30年もたつと、ゴム系はへたっていて、弾力もなくあちこちひび割れもあり、ラバーブッシュもひび割れ、リヤのリーフスプリングもへたり気味のよう。言い出したらキリない、でもそんなにスピード出すわけでもないので、そのまま乗ってますが、鈍感なのかほとんど気にならず、
ほんとうに、よくできた車で、運転していると古さを感じさせません。
じゃあ今までの車の進化は何なんだろうかと?考えてしまいます。
直接目に見えない排ガスや環境対策が、よくなったのでしょうか?
このコロナは、まだシートベルトがありません、ブレーキも4輪ドラム、倍力装置もなし、
コラム3速のミッションで、あちこち走りますが、こんな車なのでそんなにスピードも出すこともなく、自然に車間距離も開くので、安全運転です。
これに乗っていて、シートベルトの切符切られるかというと、そうではなく、
ちゃんと法律で、当時の法律に合っていたものに関しては、その当時のままの状態でいという決まりがあるみたいです。
まだ一度も、シートベルトの検問に引っかかったことがないので残念です。
コロナの時代にはにはあるのに、今の車には消えてしまったいくつかの仕掛に、三角窓や、ベンチシート、
コラムシフトがあります、ベンチ、コラムは最近復活してきましたが、三角窓などはクーラーのない車などないに等しい今の車にはたぶんコストのかかる無用の物なのでしょうが、クーラーなど標準でつかない時代では、車内の風のコントロールにはなくてはならないものです。
たばこの煙も、手元からきれいに外へ流れてくれます。
ただここれも、言えることは走ってなんぼの世界で、渋滞などに合うと何の効果もありませんが。
まあここが渋滞のない田舎なので、よかったです。
あと、変わった仕掛は、ハンドル回りにはコラムシフトレバーしかありません。
ハンドル回りは、とてもシンプルです。そのスイッチ類はどこにいったのかというと、
ライトスイッチは、パネルから出ているし、ライトの上下は足下のフットスイッチになってます。
ウインカースイッチは、ハンドルのホーンリング?を進行方向にずらします。
初めて乗ったら、とまどうかもしれませんが、慣れれば何てことありません。
昔の人には、懐かしい仕掛ということになるのでしょう。
メーターは横長の四角のメーター、アメ車チックです。
時計もついていますが、一日で5分ぐらい狂いますが、動いているだけでありがたい。ご愛敬です。
機関部分に関しては、この車は有鉛ガソリン仕様なので、添加剤を入れて対応していますが、前のオーナーは「あんまり気にせんでもいいで」といっていましたが、、。
そのガソリンの給油口はナンバープレートの裏側にあり、若い兄ちゃんがいるスタンドなんかに行くと、
穴がどこにあるか判らなくて、とまどっている姿を見て、年輩のスタンドマンが「うしろ!!」なんて言ってたりします。
ボンネットの中は、エンジン、バッテリーぐらいで、すかすか、地面がよく見えます。
高校の時、実習でばらした2Rエンジン、なにやら縁を感じます。
ラジエター回りは(シュラウド?)覆いが元々ないからなのか、アイドリングを長くしていると、水温計が、かなりあがります。
オイルエレメントは、カートリッジ式ではないので、交換の際には油まみれになってしまいます。
燃料エレメントは、ガラスのケースタイプで、これもなかなか時代です。
エンジンがよく暖まっているときに、止めると「ブルンブルン」となかなか止まらず、ディーゼリング現象を起こします。いろいろ聞くと、「ああーコロナはよーなったわ」と言われますが、対策はバルブクリアランスを多めにとると直る、と聞いて規定値内で試しましたが、効果は?でした。
今まで替えた部品は、消耗品を除けば、燃料ポンプ、オイルプレッシャースイッチ、サーモスタット、ぐらいで、
車検も含めて車屋のお世話になったことはありません。
まあこういう車だからこそ、と言うことでもありますが。それでも次の車検で一度休めて、細かいところ替えていこうかと思っています。
こういうこと出来るのは、やはり近くの人から直接買ったという個人売買の強みで、判らないことなどすぐ聞くことが出来るのはいいです。
このコロナは前オーナーの好みのままで、ステッカーやFMラジオなんかもそのままです。
ヘッドライトは、ハロゲンに変えてありますが、これがめちゃくちゃ明るい!
色も前にオーナーが変えたもので、ぼくもそれなりに気に入っています。
平成17年に10年前の再塗装の劣化が進み、2度目の塗装をプロに頼みました。
おわり
再 見!
もとへもどります。