霞ヶ関ビル
その名もビルディングモデル!
模型のジャンルの中で、建物といえば、ややマイナーな存在。
あったとしても、情景シリーズや、五重の塔、珍しいところで御神輿。
そこにビルディングモデルとは、いやはや目から鱗。
しかし、これが時代をさかのぼると、出るべくしてでた、代物と言ったところか。
霞ヶ関ビルが建ったのは約30年前、都市の象徴、あこがれの対象物を模型として、手元に置いておく気持ち、よく判ります。
この霞ヶ関ビルの周り他に高いビルがありません。これ自体貴重な資料ではないでしょうか?
簡単な組み立て図があり、土台に壁4面張り合わせ、左右に大小の建物を乗せればできあがり、
という、6コマほどのあっけないものです。
東宝模型とは、映画などの特撮撮影の時の壊される、模型業者だったのかと、
勝手に詮索してしまいます。
購入者アンケートのハガキが入っていまして、切手が7円でした。
確か東宝の撮影所は、世田谷で、このメーカーは栃木かどこかの北関東でしたので、
やはり関係なかったのかなあ?
もとへもどります。