マッチボックスその2
見てくれー、この子供のうれしそうな顔を!
特に金髪の男の子、仮に名前はジョーイとしましょう、ジョーイは頭を抱えて喜んでいます。
「うわーったまらんぜよっ!このゲーム」
てな訳で、またもやこの箱絵につられて買ってしまいました。三十路の男。
ホントにこんな事可能か?自前のマッチボックスミニカーは、この箱庭コースをハンドルさばきに応えてくれるのか?
やっぱりヘルメットは被ったほうがいいのかい?ジョーイよ!
どういうゲームかは、見てのとうおりすが、車は動かないで、道を動かす仕掛けのゲームも古今東西色々ありましたね。
道路のある円盤部分が回転し、車は裏側から磁石で半固定され、道路を疾走しているように見たてて遊ぶゲームです。
私が小学生だった頃、これと同じ仕掛けのもの国産の物?持っていました。
大安売りで、2000円ぐらいだったかなあ、プラスチック製の小さな赤い車を、樹脂と紙でできた、平坦なコースを走らせるものでしたが、造りはちゃちかった。年代から言って、こっちの方が元祖ですね。
これは、1970年頃のおもちゃで当時7000円ほどだったそうです。
高嶺の花だっただろうなあ、時代的にはこのゲームが出た頃は、まだ幼稚園だったので、せいぜいこれに付いていたミニカーのみで、遊んでいた口です。
当時遊んでいた物とつい比べてしまいますが、造りがとても凝っているのです。
ハンドルが、ウッド。シフトレバーも3速、ニュートラルでは走りません。キーは残念ながら欠品です。これもどんなのか見たかったなあ。メーター周りは印刷物ですが、盤の回転数は、ちゃんと真ん中の回転計に表示されます。
画像にある、ワーゲンバスはたまたま乗せたものです、手持ちのマッチボックスの腹に磁石をくっつけるのですが、なんと賢いことに、盤の裏側の磁石の位置は、豆球が点灯し、どこに磁石の位置があるのかわかるようになっています。
さて実際電池を入れての運転ですが、一応デッドストックと言うことでしたが、
歯車や、盤を支えるプラスチック部分が欠けていて、やはりうまく回転しませんでした。
はやる気持ちを抑えつつ、そこそこ適当に直して、車の後ろに磁石をつけ、盤の裏側から明かりのポイントとにのせ、キーは欠品なので適当に直結して、試運転。
スピードは3速まであるけれど、盤の回転が速くなると車は磁石では引きつけられなくなり、場外へアウト。
車は磁石に乗せられているので、せっかく道の上を走るように見立ててやりたいのに、進行方向とは関係ない方向に車が向いていると、興ざめ。
車の先の方に磁石を付け替え、車の後ろは道に引きずるようにしてやると、磁石に引っ張られるように、進んでいくのでなんとか,
さまになった。
こいつの特長は、道に適度の勾配が付いているという事、そのために裏側の磁石はバネで絶えず盤に引っ付くようにしてあるけれど、それが完璧ではなく、誘導磁石が盤の凹凸に引っかかり、結果車が進路を失ってしまうことがけっこうある。
でもこの勾配は単調なループの道ではあるが奥行き感がでるので、うれしい演出だ。
まあ、僕は分別ある大人ですので一通り仕組みがわかれば、遊び切る事もなく、どこかにしまい込みます。
またこの手のゲーム他にもいろいろ検証してみたいものです。
最後にオプションで、他のドライブコースも揃っていたようです。
住宅街、ここを走らす車はミニやバンプラなど、、、。
デザートには、レンジローバー、、。
ハイウエイには、メルセデスかアストンマーチンか。
ヒルクライムにはダンプトラック、、、。
もとへもどります。