このストーブはパーフェクションといいます。
アラジンは青い炎と煤の出にくいクリーンさがセールスポイントだとすると、こちらは明るさが特徴です。
画像ではかなり炎を絞ってありますっが、最大では電球20−30ワットぐらいの明るさになります。赤い炎で火の強弱もアラジンよりも調整がききます。
これは耐震装置がありません、中の構造は笑うぐらいとてもシンプルです。これ元々芯が腐っていましたが、少し修正しまた使用できるようになりました。
芯はすでに欠品で、残りの芯を大事に使うようにしています。
ニッセン(日本船舶燈火)という国産のストーブです。
これはおじいさんのお茶屋で使っていたもので、最初はよくわからず、扱いも適当で、その時にガラスにひびを入れてしまいました。だんだんと
煤が出るようになり、寿命かなと長く倉庫で眠っていましたが、自分のストーブ熱が上がり、きちんとバラして芯を少し切って修正すると、元のいい調子に戻りました。
これだから古いストーブはたまりません。個体差かもしれませんがこれはやや煤が出やすい気がします。
これは番外編、でもこの種類もキャンプ用コンロもストーブって呼びます。
以前旅のお供に毎日使っていたのですが、一度やけくそになって草原に捨て、また拾い探して、消耗部品を新しくし、今に至ります。とても愛着があります。
キャンプによく使っていた、ホエーブス725といいます。
これはタンクが小さい方なので「コブス」と言って親しまれているようです。
オーストリア製です。。これは20年ほど前に新品で買いました。
当時はコールマンのピークワンがよく見かけましたが、レバーなどがごちゃごちゃ付いていた割に、
割高なホワイトガソリン専用だったので、形が簡単で赤ガス(バイクのガソリン)でも使えるコブスを購入しました。特徴はシンプルな構造、火力が強い、
大きな中華鍋でも調理できます。
これは10年ほど前に生産中止となっています。
この発する音「シュゴー」と言う音を聞くと条件反射としておなかが減ってきます。
欠点?は、着火の機能がないので、安定した炎が出るまで時間がかかります。
でも夏場は
予熱「プレヒート」の必要もなくいきなり気化したガソリンに炎がつきます。
キャンプ場ではそれまでたき火や固形燃料でラーメン作っていたので、このストーブの強力な火力の存在を知ったときは、感動したことを思い出します。
一人で野宿している時、この「ゴー」という音が生き物のようで、なんとも落ち着きます。
あともう一つ弁当箱というオプチマスの8Rも使用していましたが、コンパクトなのは良かったのですが、長旅時、調子が悪くなり色々試した後、今は現役退きました。
知人に貸したら、ヘッドをホエーブスに交換され、火力は強くなったのですが、熱で内圧が上がりすぎ、すぐにリリースバルブが開き、油田のように火が噴いてしまうので、あまり使い物になりません。
現在はガスカートリッジが便利でガソリンストーブの出番はめっきり減りましたが、なにかとかさばりゴミを出してしまうガスより、手間はかかりますが機能が自己完結しているガソリンストーブは捨てがたい存在です。