悪魔城ドラキュラX〜血の輪廻(ロンド)〜(コナミ)
  実は果林と悪魔城シリーズの出会いは結構古く、MSXがまだ家電コーナーで売っていた頃。
店頭デモの代わりに製品が体験プレイできる台があり、そこでちょこっとプレイしたのが最初でした。
その当時の感想は…。

これ絶対クリア出来ないと思う!でした。

当時小学生だったので無理もないのですが、横で見ていた自分より年下(と思う)男の子に「へたっぴー」とバカにされるぐらい速攻ゲームオーバーになってました。
そんな訳で、ドラキュラ=難しいという図式が長い間あったのですが、PCエンジンの雑誌に載ってた記念すべき10作目はキャラも時代に合わせて可愛くなってたし、リヒターは難しいけどマリアは初心者向けと書いてあったのでちょっと手を出してみることにしました。
システムはステージクリア型の横スクロールアクション。基本的にムチでびしばし。補助的にオノとかナイフとか投げてみたりしますが、周りは敵ばっかり(敵地だから当たり前)で信じられるのは自分(の指テク)だけというなかなか硬派な雰囲気が漂ったゲームです。
一応恋人を始めとした囚われの人々を助けるという目的もあるのですが、特にエンディングに変化がある訳じゃないのが残念。
私はへっぽこプレイヤーなので、マリアでステージ構成と敵の位置を覚えて後からリヒターでプレイするという邪道な進め方をしてました(笑)
イベントを見た感じでは、2人並行して別々の場所を探索しているみたいですが、
プレイヤー的にはマリアが切り開いた道をリヒターが追っかけている様にしか見えません(爆)
あ、でも最終的にはリヒターでアネットも助けたし、エンディングも見ましたよ〜。

ちなみに、2007年にPSPでリメイクされ、オリジナル版「血の輪廻」とPS版「月下の夜想曲」もプレイできるそうです。

 
 
悪魔城ドラキュラX〜月下の夜想曲〜(コナミ)
  「血の輪廻(ロンド)」に続いて2本目にチャレンジしたドラキュラシリーズは、
マリアやリヒターが出てるから買ったという「月下の夜想曲」です。
アルカードも昔の作品に出てたらしいのですが、その辺のは持ってなかったので全く知りませんでした。

「血の輪廻」から5年後、過去にベルモンド家の者と共にドラキュラを倒したアルカードは悪魔城の復活を知り、再び城へ向かいます。城主たる父を再び倒すために…。
ステージクリア型だった前作と違って、探索型アクションゲームなのでセーブポイントも多く、レベルを上げたり良い装備をすればアクションゲームが苦手な人でもエンディングまで行けます。
夜ちょっとだけPLAYもOKなので、社会人の方も楽しめると思います。アイテムのムーンストーン(夕方6時から朝の6時までの間ステータスアップ)なんか、社会人のために用意されたのでは?と密かに思ってたりします。(私だけか)

SS版では、マリアもプレイヤーキャラとして使用できます。
彼女の多彩な必殺技は一見の価値ありです。さすが最強のバンパイアハンター!(本当はリヒターが最強なんですけど、アクションゲームが苦手な果林の場合、リヒターはすぐやられちゃって・・・(泣))


2007年久しぶりに再プレイしてみました。発売から10年近く経っていますが、グラフィックとか今見ても十分綺麗だし昔より余裕ができたのか、敵や自キャラの細かい動きを見ているだけですごいなぁって思います。
城に入ってしばらく暗い廊下を走って行くと急に明かりがついて「ドラキュラ城(城入り口BGM)」が掛かる演出や、会話中のマリアの動きの細かさとか、アルカードの動作も懺悔部屋で2通り(+α)楽しめる座りパターンなど、中には今回の再プレイで初めて気付いたものもあります。
曲も礼拝堂の荘厳な曲や蔵書庫のちょっと優雅な曲、城最上階の緊迫した曲などステージの雰囲気に合っていて格好いいですし。
役に立ったり立たなかったりなアイテムは説明文も凝っていて、こだわりを感じます。
シークレットブーツで誰にも気づかれずに背を伸ばしてみたり、特殊攻撃が出来る武器がすごく便利だったり、ピーナッツ(回復アイテム)の食べ方が分からずゲームオーバーになったり、ヘタレプレイヤー果林は盾を構えるたびに一緒に吹っ飛ばされたり(これは関係ない)
「親父の威光」(攻撃アイテム・本当にある)でピンチを脱したら、アルカード的にはかなり屈辱なのでは?なんて思ってみたり(笑)
武器の種類も豊富だし、敵からしか入手できないアイテムなどもあるので、戦い方やプレイの仕方を変えて何度も楽しめるのが良いです。

2007年にPSPで「血の輪廻」がリメイクされ、その中でPS版もプレイできるそうです(マリアも使えるようになってるらしいですよー)

 
 
悪魔城ドラキュラ〜蒼月の十字架〜(コナミ)
  少し前に携帯ゲーム機でもドラキュラが出てると教えて頂いたにもかかわらず、小さい画面が苦手でなかなか手が出せないでいましたが、月下を再プレイ中にたまたま廉価版を見かけたので買ってみました。
前作「暁月の円舞曲(メヌエット)」がGBAで出てるらしいのですが、気が付いたらGBAは市場からほとんど姿を消していたのでとりあえず先にプレイしちゃえという感じです(^^;)
が、元々携帯ゲーム機に慣れていないのと無印DS(Liteじゃないもの)で、画面が暗くて見にくい上に本体が重くて最初3日ほど手がつりそうになりながらプレイしてました。
ま、それは置いといて、
ストーリーは「暁月」の1年後という設定なので、のっけから前作のネタバレ全開です。私は前作をプレイしていなかったので最初は「???」となってましたが、マニュアルや用語集でおおよその事情は分かるようになってるので大丈夫です。
主人公の蒼真君はドラキュラの生まれ変わり(「暁月」ネタバレ)で、これがストーリー的にもシステム的にも要になります。
システム的には、敵の能力を吸収して利用する事で道を切り開いたり、戦いを有利に進めたり出来ます。
1回のプレイではソウルもアイテムもコンプリート出来なかった(石化無効のソウルを手に入れた直後にバッテリー切れで失ってしまったのがかなり痛かった)ので、2周目はコンプリート目指してプレイしたいなぁと思ってます。最強武器作るぞ〜。
ストーリー的には今までのシリーズはドラキュラvsベルモンド一族やドラキュラに因縁のある人物だったのが、今回は敵側が魔王を望む人間達なので、今までの作品とはちょっと雰囲気が違うかもしれません。
途中、バッドエンドになると「ユリウスモード」が追加されますが、こちらは宿命やら因縁やらガッチガチに縛られた(ついでに装備も固定、回復アイテム使用不可)硬派なプレイが楽しめます。
回復できないんじゃクリアは無理かも〜と思っていましたが、ユリウスがかなり強い(さすがはベルモンドの末裔)ですし、ボス戦も十数回も戦えばだんだんパターンが見えてくるので意外と何とかなるもんです。その辺のバランスはさすがだなぁと思います。
ユリウスモードをクリアしたら特典として、本編OPで渡される安物のナイフの代わりに有角氏が懐に隠し持ってる形見の剣を貸してくれたらいいのになぁと思ったのは私だけでしょうか?
↑を書いていて思ったのですが、ユリウスモードでは本気出してる有角氏、もしかしてセリア達の事かなり甘く見てた?だからあんなに行動が後手に回ってたのか!?(^^;)

ユリウスモードは蒼真君の“ポーション9個持ち、力押しプレイ”のツケが回って、ゲーゴス以降がかなり辛かったので再プレイ用にボス戦メモ。
最初にパラノイアにケンカ売った時Lv40でしたが、負けてはレベル上げして再挑戦を繰り返していたら結局Lv50まで上げるハメに…。結局ラスボス倒した時はLv56でした。

アグニ
水が弱点だったのでヨーコで。手や体当たりでの攻撃はひたすら逃げ回り、上空からの体当たり攻撃で立ち止まっている間に「ブルースプラッシュ」炎の3連発の間に杖で叩いて体力回復。
パラノイア(第1形態)
アルカードでバックステップ→攻撃の繰り返し。ビームはコウモリで。
パラノイア(第2形態)
結局ビームの軌跡はあんまり読めなかったので、ユリウスの「グランドクロス」で短期決戦。
デス(第1形態)
ユリウスで振り下ろし、薙ぎ払いをバックステップ、しゃがみで避け直後から攻撃。少し動き始めたらスライディングですり抜ける。
小鎌は少し離れてムチで壊し、直後にしゃがむと当たりにくい。
デス(第2形態)
小鎌を飛ばし始めた瞬間に足下で「グランドクロス」をすると飛んでくる大鎌を無敵状態でかわせたので「グランドクロス」連打。
骸骨弾は最初の飛ばしてるモーションの時にアルカードに交代、コウモリで上空に逃げる。
アバドン
「−」の時、ユリウスのクロスでイナゴを消しつつアバドンにも当てる。「U」や「( 」の時はクロスやムチを出しつつ、ひたすらジャンプで逃げる。
ラスボス
最初ユリウス、第2形態はアルカードで端に追い詰められたらコウモリで回避。

 
 
キャッスルヴァニア〜暁月の円舞曲(メヌエット)〜(コナミ)
  上記の「蒼月の十字架」をクリアしたその日に“何となくありそうな気がする”と街に出かけてみたら
ありました1本だけ!!
中古ソフト店を10数件回っても無かったのに、ア○ゾンではプレミアついて3倍くらい値段が上がってたのに…。もちろん速攻ゲットして帰りました(笑)

ハードが違うので仕方がないのですが…
ボタン設定が「蒼月」と違ってて最初ものすご〜く苦戦しました。
「暁月」はAボタンでジャンプ、Bボタンで攻撃なのですが、「蒼月」はBがジャンプ、Yが攻撃だったのでとっさにジャンプしようとしてよく落下しました。
他の部分は続編である「蒼月」とほとんど変わらないので、特に書くこともないですが続編の「蒼月」の方が色々と改善されている(ワープポイントの設置位置とか)し、ストーリーのこともあるので、今からプレイされる方は「暁月」から始めた方がいいかと思います(当たり前)
そういえば、「暁月」で最初蒼真のキャラ紹介をみた時“威圧感があって近づきにくい雰囲気”とあり、イラストも思いっきりそれっぽい感じだったのでどんな冷酷キャラかと思ったら、ごく普通の高校生でした。「蒼月」でアニメっぽいイラストになりましたが、「暁月」は設定に忠実、「蒼月」は中身に忠実と言ったところでしょうか。賛否両論あるみたいですが私はどちらでもOKです。
続編から先にプレイしちゃったせいか、有角は蒼真の正体を知っていたと思い込んでましたが、どうなんでしょ? もし知っていればヨーコ辺りに頼んで2人のデート(本人達はただの幼なじみと言い張ってますが)でもセッティングしておけば神社に来ることもなかったでしょうに(笑)
あ、でもこれは知らなかったかも?いくら国の機関に属してるとはいえ相手は一介の高校生だし、血で(自分の知ってる血族なら)分かるという特技があるので、蒼真を見た瞬間に「うわー」とか思ったのかもしれない。でも、ちょくちょく神社に寄ってたという証言もあるし…。ぐるぐる。
とりあえず弥那ちゃんは事前に神社から出してあげれば良かったのでは?

まぁ、それはそれとして両作品ともアイテムやソウルの種類が豊富で効果も結構凝ってます。
骨やアックスを投げたり、ねこやのみ男を召喚したり…。
私的に衝撃的だったソウルは…
「暁月」はバロールの必殺パンチで、「この一撃で!」の台詞と共にスケルトンビーマー3体を瞬殺した時は「すげー」って思いましたヨ。
「蒼月」はサキュバスの吸血攻撃でしょうか。とりあえず有角が見たら泣くぞ(笑)
武器は種類によって見た目が変わるのですが、もし防具やアクセサリーも反映されたらかなり面白いことになってたと思います。
絵を描く方は大変でしょうが、デスサイズ+ドラキュラの服+漆黒のマントとか見てみたかった(^^;)

ホームトップページへ戻るゲームでポン!のページへ