BAROQUE〜歪んだ妄想〜(スティング)
  今年(2000年)は、「ペルソナ2罰」と「ヴァルキリープロファイル」をプレイして「どっちも良かったなぁ」と思っていたのですが、「BAROQUE〜歪んだ妄想〜」は(万人受けはしないだろうケド)オススメですよ!!
1999年10月頃、ゲーム屋さんの新作ソフトの棚で、これの限定版を見かけたのがそもそものきっかけだったんだよなぁ。
真っ白の紙の箱に灰色の線の格子模様、そこに書いてあるキャッチコピーが

「僕たちの罪はどうすれば癒されるのだろう?」

「きゃー、これ、面白そう!!」と思ってパッケージの裏を見てみたら・・・「3Dダンジョン」だよぅ(泣)
3Dダンジョンとかアクションゲームとか苦手だし「これは買ってもクリアできないだろう」と思って、棚に戻して、そのまま忘れてました。
それから約1年後、毎月買っている「Gファンタジー」ていう月刊誌のマンガで「BAROQUE」の予告があって「あっ、これ、あのときのゲームだ! ストーリー面白そうだったら、ゲーム買っちゃおうかな」 ぐらいに思ってて、いざ、第1話目読んでみたら、

ハマリました(爆)

即、スティングさんのHP見に行ってみたら、なんか「手に入りにくい」みたいなことが書いてあるし、休みの日に速攻、地元のゲーム屋さんに探しに行ってみたら・・・
棚の一番下の端っこに、ありました、しかもあの「白い箱」の限定版が(笑)
しかも、通常版は置いてないので、限定版の見本をレジに持っていったら、お兄さんレジの裏の棚を必死で探したあげく「これ、棚のどこに置いてありました?」なんて、こっちが聞かれる始末。なんかどっかにまぎれこんじゃってたみたいで(気の毒)お兄さん、なんとか見付けられて良かったね。
ちなみに、限定版特典は「真・天使虫キーホルダー」、箱を開けてみるとちょっと不気味な感じのキーホルダーが入っていて「別に欲しくないよぅ(泣)」とか思っていたのに、ゲームをクリアする頃にはそのキーホルダーが可愛く見えてくるのは何故でしょう(爆)
(後日談:その後、別のお店を見に行ったら、そこには限定版も通常版も売られていました、しかも両方定価で。少しは安くしてもいいのに)
買ったけれども、資格試験もあったんで、ちょっとプレイをお預けしていましたが、その後プレイしてみました。で、

ハマリまくり(爆)

記憶喪失の主人公が、「上級天使」と名乗る者から「天使銃」を渡され、「神経塔」の最下層に行き「創造維持神」を「浄化」しろと言われて、ゲームが始まります。 死んだらもちろんのこと、最下層までたどり着いても、お話的には全然「クリア」じゃなくて、また、LV1から新しくプレイすることによりストーリーは進展し、「神経塔」は入るたびに、姿を変える・・・ってな感じ。(プレイするたび変化する多層展開RPGとパッケージには書いてありました) いやぁ、しかしなんと言っても、登場人物が個性的(?)、その歪みっぷりや良し(背筋にゾクッ、とくるような)
果林とうぃるの部屋のメインになっちゃってる「幻影都市」をプレイしたことのある人なら、あれの街人を思いだしてもらえれば分かりやすいかな。彼女を壁に塗り込めちゃった男の人とかいろいろありましたよね(爆)

「気をつけやがってください」
「綺麗な水が必要なのです」
「君は2度引き裂かれた」
「娘は箱の中にいる」
「眼球がぴくぴくぴくぴくしている」
「どちらが死ぬ?」

登場人物達は、神経塔に入るたびに違うメッセージを話し、その細切れの情報を積み重ねていくうちに、自分のことや、過去に何があったのかが、おぼろげにわかり始めてくるところが、「やられた!!」って感じでグー。

結局クリアするのに、20回近くプレイしました。「かなり長時間プレイしている?」って思ったあなた。 違います。うぃるがアクションゲームをすさまじく苦手としているだけです(泣) 最短10分で死んでますから(地下17階を目指していて地下2階で・・・トホホ、ここは威張るトコじゃないぞ) 果林に言わせると「猪突猛進! 慎重さが足りない!」とのこと。 ちなみに地下17階まで行くのに、私は2時間半から3時間ってとこです。 ゲームが進むと、だんだん最下層が深くなります。

あっ、でもでも、大丈夫、このゲーム、そんなに難しくないと思います。うぃるが下手すぎなだけなんで。上手な人ならあっという間にクリアできるでしょう。
ちなみに、果林に(無理矢理)1回プレイしてもらったら、1回目のプレイであっさり最下層(そのときは地下5階)まで行って、クリアしちゃいましたから。そして、2度目のプレイであっさり地下17階までクリアしちゃったし。

アイテムリストや、登場人物のセリフのリストもあるので、それを完成させるために、ぼちぼちプレイしています。
これ、ハマる人はハマるだろうし、嫌な人は完璧ダメって、分かれると思うけど、オススメします。

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