タイトルCG作成過程


その1 今回使用したお絵かきソフトは「HYPERKiD」です。
超マイナーな上、今ではもう市販されていないようです。
噂によると違う名前で販売されているとか…。

気を取り直して…取り込んだ直後です。
グレーがかっている上に汚れが多いのはトレーシングペーパーを使ったからです。
普通は漫画用の原稿用紙とか使うんでしょうが、私の場合チラシの裏とかに描いた落書きを使ったりするので…(爆)
ちなみに、天人の方は汚れまくりでとてもお見せできません。
とりあえず色調補正や消しゴムツールで汚れを取ります。

その2 取り込んだ線画(以下:線画レイヤー)を乗算モードにし、 輪郭レイヤーの下に色塗り用のレイヤー(以下:塗りレイヤー)を新規作成します。
塗りレイヤーを選択し、色を塗っていきます。私の場合まず肌色から。
横にちらっと見えているのは試し塗り兼パレット。
カラーツールのグラデーションしている部分から色を選択すると、ちゃんとパレットに登録しておかないと2回目に選択しにくいので、とりあえず余白部分に塗っておく(笑)
「HYPERKiD」は右クリックでその場所の色を描画色に設定できるので、
私のようなベタ塗りのイラストには便利なソフトです。
その3 その4 今回は「透明水彩ブラシで重ね塗り」が目標だったので、同じレイヤーに影もハイライトもどんどん塗ってます。
でも、はみ出しを気にせず塗るため隣り合った部分が同じレイヤーにならないよう、
最初の塗りレイヤーを合わせて4枚のレイヤーに分けて塗っています。
1パーツずつレイヤーを分ければいいのでしょうが、あまりレイヤーを増やすとメモリ不足で強制終了しそうなので…(^^;)
その5 すべての色を塗り終えたら、細かい修正(天人の髪のハイライトとか)をして、パレットとはみ出した部分を削除して、背景以外のレイヤーを統合して完成。
線画レイヤーをマジックワンドで選択していくとやりやすいかと思います。
その6
原寸大です。
あとは背景を描いて合成したり、フィルタをかけて遊んだりいろいろです。
もし、フィルタをかけたり特殊な効果をつけたりするのなら、
レイヤーはきちんと分け、線画レイヤーも輪郭部分以外は透明にしておいた方が良いかもしれません。
でないと、意図したところ以外にまで効果が及んでしまったりするので。
他にもいろいろやり方はあると思いますが、今回のCGはこんな感じで描きました〜と言うことで。
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