ここでは私が解説しうる競馬に関する知識をレースレビューを加えてお届け致します。


20000519 調教師:田原成貴

近年の思い出の名馬はと聞かれれば、私は迷わず「マヤノトップガン」と応えるであろう。
そして、NO.1ジョッキーはと聞かれれば、「田原成貴」と応えるであろう。
では、調教師:田原成貴をNO.1と応えられるだろうか。。。

今は多分無理だ。

彼は騎手時代、「競馬は馬が走るものだ。騎手はその能力を100%発揮させることが使命である。能力以上の力を出させるのは至難の技である。」
と語ったことがある。
馬の能力の重要性を知り尽くしているはずの調教師:田原成貴のフサイチゼノンはなぜ戦線離脱したのだろうか。。。

師は騎手時代、馬の使い方(当人のせいではないにしろ)でずいぶんと叩かれたことがあった。
馬を知るがゆえに今年のクラシック最有翼馬と目されたフサイチゼノンのリタイアは残念で仕方が無い。
乗るのと育てるのとのギャップは埋まるのだろうか。。。

いつか、NO.1ホースマン田原成貴を見てみたい。


20000518 花園の乙女達。。。

「華の12期生」と騒がれた世代があった。
福永祐一、和田竜二、高橋亮。。。。
彼ら12期生の活躍は語るまでも無い。

その12期生はデビュー当初違った話題で注目を浴びていた。
「JRA初の女性ジョッキー」の誕生である。

牧原由貴子、田村真来、細江純子の3名である。
私はあまり彼女らの騎乗に関して知識が無い。
重賞競争で馬群の中を右往左往する牧原由貴子。
レゾンデートルで初勝利を挙げた後、厩舎内でトラブルに見舞われた細江純子。
田村真来に関しては、その騎乗を見たことも無い。

12期生主席卒業を果たしたのは、男性陣を抑えて牧原由貴子であったと記憶している。
その牧原は2年前から騎乗していない。
もう引退してしまったのだろうか。。。

個人の資質もあるだろうが、競馬社会というのは男尊女卑の色濃く残る旧時代的社会であると感じずにはいられない。


20000425 今年の4歳馬達

このところ毎年感じるのだが、4歳馬にスターホースがいない。

いや、いるのだろうけど、私の目には留まらない。

最後の4歳スターホースはサニーブライアンじゃないだろうか。
あれぐらい劇的なスターを求めている。
前出のエルコンドルパサーの4歳時は
「案外強いお馬さんだね〜」
ぐらいにしか思わなかった。
もっと、圧倒的な強さを求めているのだろうか?

いやちがう。
派手さがほしいのだ。

好位置から抜け出して圧勝というのでは、面白味に欠ける。
それがいくら強い馬であろうと・・・。
もっと、不利な状況から爆発的な末脚(粘りでも可)

今年のクラシックは私を楽しませてくれるのだろうか。。。


19991003 凱旋門賞(国際G1) ロンシャン競馬場 2400M

日本調教馬エルコンドルパサーが出走して2着に粘り込んだ。

凱旋門賞史上最悪の重馬場で施行されたレースはエルコンドルパサーの好スタートで幕開けた。

元来、エルコンドルパサーは逃げ馬ではない。
しかし逃げた。逃げざるを得なかった。
全馬が好位を狙っていたことだろう。しかし馬場は最悪、居並ぶは各国の猛者。誰もロケットスタートを決めたエルコンドルパサーに競りかけて共倒れするようなヘマはしない。

エルコンドルパサーに騎乗した蝦名騎手も苦悩したことだろう。


好スタートを決めたまではよかった。
しかし誰もついてこない。しかもパサーがいく気になってしまっている。下手にハミを駆ければそれこそレースが潰れてしまう。
いくしかなかった。
愛馬を信じるがゆえの末脚の不安。

最終コーナーを立ち上がる。

大勢の日本人が「もしかしたら」を感じた事だろう。
ロンシャンのメインストレートを先頭で走るエルコンドルパサー。
にじり寄るモンジュー。
日本調教馬が凱旋門賞で直線叩き合いを演じる。

結果は惜敗といえども、その瞬間、エルコンドルパサーは確かに世界NO.2の地位にいた。