| 中 丹 弁 | 意 味 | 使 い 方 | 
| あい | 鮎(あゆ) | |
| あい | ふだん・平素 | 
「この服 あいに着たらよいな。」 (ふだん着に 着たらいいなあ。)  | 
| あかあ | 赤く | 
「ここは もっと あかあ いろを ぬったらわ。」 (ここは もっと 赤く色をぬったらどう?) 【類】「あこう」  | 
| あかあなる | 
明るくなる 赤くなる  | 【類】「あかなる」「あこなる」「あこうなる」 | 
| あかい | 明るい | 「もう 朝やなあ。外があかいわ。」 | 
| あかなる | 
明るくなる 赤くなる  | 
「まどのそとが あかなった。」 「かきが あかなったで そろそろ ぼらんなんで。」 (かきが 赤くなったから そろそろ 収穫しないといけないよ。) 【類】「あかあなる」「あこなる」「あこうなる」  | 
| あかなんだら | だめだったら | 
「やってみて あかなんだら しゃあないのう。」 (やってみて だめだったら しかたがないなあ。)  | 
| あかへん | 
開かない だめ  | 
「このふた かとて(固くて)あかへん。」 「そんなことしたらあかへんで。」  | 
| あかん | 
開かない だめ  | 同上 | 
| あがんないな | 上がりなさい | 
※親しい人に 部屋に上がるようにすすめるときに使う。 「まあ,よう来ちゃったなあ。あがんないな。」 (まあ,よくいらっしゃいましたね。 あがりなさいよ。) 【類】「あがんなん。」とも言う。  | 
| あかんのん | だめなの | 
A「なあなあ Bさん。あしたのばん  どうしても あかんのん。」 (ねえねえBさん。明日の夜 どうしてもだめなの?) B「ごめんよ。どうしても あかんのん。」 (ごめんね。どうしても だめなの。)  | 
| あくるひぃ | あくる日 | 
「ねつがでて えらかったけど あくるひぃは ようなった。」 (ねつが出て 体調が悪かったけれど あくる日は よくなった。)  | 
| あげたない | あげたくない | 
「○○ちゃんに あめちゃん あげたない。」 (あめを あげたくない。) 【類】「やりたない」  | 
| あげる | もどす | 
「えろなって あげてしもた。」 (しんどくなって もどしてしまった。)  | 
| あげよ | あげよう | 
「この みかん あげよ。おいしいで。」 (このみかんを あげましょう。おいしいよ。)  | 
| あげよか | あげようか? | 
「これほしいん。あげよか。」 (これが ほしいの?あげようか?)  | 
| あこう | 赤く | 【類】「あかあ」 | 
| あこうなる | 赤くなる | 【類】「あかあなる」「あかなる」「あこなる」 | 
| あこなる | 
明るくなる 赤くなる  | 【類】「あかあなる」「あかなる」「あこうなる」 | 
| あさま | 
明け方 朝のうち  | 「あさま カミナリ なったやろ。」 | 
| あさむし | カメムシ | 
 福知山の南東にある,三和(みわ)町の人は使った そうです。 福知山では「かいどう」,北部の丹後では「きゃあど」 「おひめさん」,南の船井郡園部町あたりでは「くさむし」 と言います。 【参】「かいどう」  | 
| あじない | 
おいしくない 味がものたりない  | 「ちょっとこれ あじないわ。」 | 
| あそこらへん | 
あのあたり あのへん  | 
「あそこらへんに ポスト なかったかいなあ。」 (あのへんに ポストが なかったっけ。)  | 
| あたらしぃ | 新しく | 
「あたらしぃでけた マクド いこか。」 (新しくできた マクドナルドに行こうよ。)  | 
| あてもん | 
あてもの 福引きなど  | 「当てもん引いたら すかやった。」 | 
| あのい | あんなに | 
「あのい おとうちゃん おこらんでもええのに。」 (あんなに お父さん おこらなくてもいいのに。)  | 
| あぶらむし | ゴキブリ | |
| 
あほ あほう  | ばか | 
「なに ゆうとん あほやなあ。」 (何言ってるの ばかだなあ。) ※「あほやなあ。」という言葉は,会話の中によく出てきますが, 強調せずに言う場合はそんなに相手を傷つけません。 関西人は,「あほ」よりも「ばか」と言われるほうが傷つきます。  | 
| あほなこと | 
ばかなこと ふざけたこと  | 
A「この車 よいなあ。中古?」 (この車 いいなあ。中古車?) B「あほなこと いわんとけや。新車や 新車。」 (ばかなこと 言うなよ。新車だよ 新車。)  | 
| あほらし | ばからしい | 
「なんで そんなこと せんなんの。あほらし。」 (なぜ そんなことしなくてはいけないの。ばからしい。)  | 
| あまあする | あまくする | 【参】「あもうする」 | 
| あまあなる | あまくなる | 
「この柿(かき) もうちょっとしたら あまあなるで。」 (もうすこししたら あまくなるよ。)  | 
| あまえた | あまえんぼう | 「○○ちゃん あまえたやなあ。」 | 
| あまない | あまくない | 【参】「あもない」 | 
| あめちゃん | あめ | 「あめちゃん おくれえ。」 (あめを ちょうだい。) | 
| あもうする | あまくする | 
「この おかず もうちっと あもうしたほうが よいことない?」 (もうすこし あまくしたほうが よくない?)  | 
| あもうなる | あまくなる | 【参】「あまあなる」 | 
| あもない | あまくない | 
「この ケーキ ちっとも あもないで。」 (すこしも あまくないよ。)  | 
| あらいのけ | 食器洗い | 
「ゆび けがしてしもて あらいのけ ようせんわ。」 (ゆびを けがしてしまって 食器洗いが できないよ。)  | 
| あらくたい | らんぼうな | 「○○ちゃん あらくたいで いやや。」 | 
| あらへん | ない | 
「なあなあ そこらへんに ぼくのさいふ あらへんか?」 (ねえねえ そのあたりに ぼくのさいふが ありませんか?) 「あらへんで。」 (ないよ。)  | 
| ありゃせん | ない | 
「そんなことありゃせんて。 あんたが まちごおとるんや。」 (そんなことは ないって。 あなたが まちがっているんだ。)  | 
| あろたる | 洗ってある 洗ってあげる  | 
「たいそうふく あろたるで 学校 もっていきなよ。」 (体操服が 洗ってあるから 学校に持って行きなさいよ。) 「きょう ひまやで ぼくが 車 あろたるわ。」 (きょうはひまだから ぼくが車を 洗ってあげるよ。)  | 
| あろたない | 洗ってない | 
「おさら あろたるん。」  (お皿 洗ってあるの?) 「ううん。あろたないで。」 (いいえ。洗ってないよ。) 【類】「あろてない」  | 
| 
あろたろ あろちゃろ  | 洗ってあげよう | 
「運動ぐつ おとうちゃんが あろたろこ(あろちゃろこ)。」 (運動靴を お父さんが あらってあげようか。)  | 
| 
あろて あろてから  | 
洗って あらってから  | 
「手ェを ようあろて 食べなよ。」 (手を よく洗って 食べなさいよ。)  | 
| あろてない | 洗ってない | 
「このタオル あろてあるん。」 (洗ってあるの?) 「ううん。あろてないで。」 (いいえ。洗ってないよ。) 【類】「あろたない」  | 
| あわさい | あいだ・さかいめ | 「となりの家とのあわさいに へいを作る。」 | 
| あんじょう | 
じょうずに うまいぐあいに  | 
「はようねて あんじょう かぜ なおしなよ。」  「あんじょう だまされてしもた。」  | 
| あんた | あなた | |
| あんたかって | あなただって | 「あんたかって そう思うやろ。」 | 
| あんだけ | あれだけ | |
| あんたらあ | あなたたち | 「あんたらあ、何しとん。」 (あなたたち何しているの。) | 
| あんたとこ | あなたのところ | 「あんたとこ 大そうじ しちゃったか。」 (しましたか。) | 
| あんなあ | あのね | 
「あんなあ。 あした 先生 家に来てんやってえ。」 (あのね 明日 先生が 家に来られるんだって。)  | 
| あんなもん | あんなもの | 
A「あんた なっとう たべてか?」 (あなたは なっとうを 食べますか?) B「あんなもん くさて ようたべん。」 (あんなもの くさくて 食べられない。)  | 
| あんなん | あんなの | 
「あれ ええ服やなあ。うち あんなんがほしいわ。」 (あれは いい服だな。私 あんなのがほしいなあ。)  | 
| あんのう | あのなあ | |
| あんばよう | 
ちゃんと いいぐあいに  | 「このカレー あんばようでけたなあ。」 | 
| あんまし | あんまり | 
「このおかし あんまし おいしない。」 (このおかし あんまり おいしくない。)  | 
| いぃ | 胃 | |
| いかき | ざる | 「そうけ」ともいう。 | 
| 行かしてもらう | 行かせてもらう | 
「こんばん あんたとこ 行かしてもらうわ。」 (こんばん あなたのうちに 行かせてもらいます。)  | 
| いかへん | 行かない | 
「きょう 学校へ いかへん。」 【類】「いけへん。」とも言う。  | 
| いがむ | 歪(ゆが)む | 「字ィが いがんだ。」 | 
| いかれん | 行けない 行ってはいけない  | 
「急に 用事ができたで いかれんわ。」 (急に 用事ができたから 行けないよ。) 「こどもらぁは あぶないで いかれんで。」 (子どもたちは あぶないから 行ってはいけないよ。)  | 
| いかん | 
行かない だめ・いけない  | 
「熱があるで 学校にいかんわ。」 「そんなことしたら いかんで。」  | 
| いきし | いきがけ | 
「いきしに ○○さんに おうたで。」 (いきがけに ○○さんに 会ったよ。) 【類】「いきしな」 【参】「かえりし」  | 
| いきしな | いきがけ | 
「いきしなに うちに よってえェな。」 (いきがけに わたしの家に よってよ)  | 
| いけっとる | 生きている | 
「きのう つった さかな まんだ いけっとるわ。」 (まだ いきているよ。)  | 
| いけん | 行くことができない | 「用事があるで いけんわ。」 | 
| いごかす | 動かす | 
「ガレージの自転車 じゃまやで いごかしないな。」 (ガレージの自転車が じゃまだから 動かしなさいよ。)  | 
| いごく | 動く | 
「ねつが さがるまで いごいたら いかんで。」 (動いたら いけないよ。)  | 
| いこす | 火を起こすこと | 
「バーベキューの 火ぃ いこしといて。」 (火を 起こしておいてよ。)  | 
| いこる | 熾(おこ)る | 炭に火がつき赤くなること。 | 
| いたあなる | 痛(いた)くなる | 【参】「いたなる」 | 
| いたて | 痛(いた)くて | 
「ゆうべ 歯(は)が いたていたて ねられんかった。」 (ゆうべ 歯が いたくていたくて ねられなかった。) ※「いたて」を 2回言うことにより 強めている。  | 
| いたない | 痛くない | 
「くすりのんだで もう いたない。」 (くすりをのんだから もう いたくない。) 「いたかった はあなあ,いたないなった。」 (痛かった 歯がね,いたくなくなった。)  | 
| いたなる | 痛くなる | 
「おかあちゃん はあが いたなった。」 (おかあさん 歯が いたくなった。)  | 
| いっかど | 
思ったより すぐれている まずまず  | 
「いっかどのもんや。」 「このミカン いっかどおいしいわ。」  | 
| いっこも | 
少しも・ぜんぜん ひとつも  | 
「おにいちゃん いっこも てつどうてくれえへん。」 (お兄ちゃんは ぜんぜん 手伝ってくれない。)  | 
| いっしょくた | ごちゃまぜ | 「何もかも いしょくたにせんといて。」 | 
| いっぺん | 一度・一回 | 「いっぺんだけ やらしてェや。」 | 
| いっぺんに | 一度に | 「かぜが いっぺんになおった。」 | 
| いとうなる | 痛(いた)くなる | 【参】「いとなる」 | 
| いとて | 痛(いた)くて | 
「こしが いとて たてえへん。」 (こしがいたくて 立てない。)  | 
| いとなる | 痛くなる | 
「おとうちゃん 足が いとなった。」 (おとううさん 足が いたくなった。)  | 
| いなき | 
稲刈りした稲を 干しておくもの  | |
| いぬ | 帰る | 「ばんごはんやで もういぬわ。」 | 
| いの | 帰ろうよ | 
「まんだ 終われへんの?はよう いの。」 (まだ 終わらないの?早く 帰ろうよ。)  | 
| いやん | いやだよ | 
※女性だけでなく,男性も使います。 A「なあなあ Bさん。あんたの 習字道具かしてぇ。」 (ねえねえ Bさん。あなたの習字道具をかしてよ。) B「いやん。じぶんのん つかいなん。」 (いやよ。じぶんのを つかいなさいよ。)  | 
| いやんなる | いやになる | 
「きょうも しゅくだい よけあるで いやんなった。」 (宿題が たくさんあるから いやになった。)  | 
| いらう | さわる・いじる | 
「そのきず いろたらいかんで。」 水仕事のことを「水いらい」とも言う。  | 
| いらわん | さわらない | 
「その犬 かわいいで いろてみ。」 (その犬 かわいいから さわってごらん。) 「こわいで よういらわん。」 (こわいから さわらない。)  | 
| いらん | 
必要ない いらない  | 
「学校に いらんもんは 持ってきたら あきません。」 (必要のないものは 持ってきては いけません。)  | 
| いらんようになる | いらなくなる | 
「おまえの 自転車 いらんようになったら わいに くれえや。」 (おまえの自転車 いらなくなったら おれに くれよ。)  | 
| いれもん | 
入れ物 容器(ようき)  | 
「いちごが ようけなっとるけど なんか いれもんないん。」 (いちごが たくさんなっているけれど なにか 入れ物はないの。)  | 
| いろたら | 
さわったら 【参】「いらう」  | 
「いろたら やけどするで きいつけなよ。」 (さわったらやけどするから 気をつけなさいよ。)  | 
| いろてへん | わっていない | 
「だれや!おとうちゃんの  大事にしとる 時計 いろたんわ!」 (だれだ!お父さんの 大事にしている時計を いじったのは!) 「ぼく ちゃうで。いろてへんで。 おにいちゃんやで。」 (ぼくとちがうよ。さわっていないよ。おにいちゃんだよ。)  | 
| いわれん | 
言えない 言ってはいけない  | 「そんなことは いわれんで。」 | 
| いんだ | 
帰った だめになった こわれた  | 
「弟は もう いんだ。」(帰った。) 「このテレビ いんでしもた。」 (だめになってしまった)  | 
| うええへん | 植えない | 「今年は タマネギ うええへんわ。」 | 
| うそこ | 
本気ではない 勝負  | 
※かけごと・めんかち(メ行参照)やビー玉遊びなどで, 負けても 相手にわたさなくてもよいこと。 【反】「ほんこ」 「きょうは うそこやろ?」  | 
| うち | わたし | 「うちなあ。今度 この服買うわ。」 | 
| うちかって | わたしだって | 「うちjかって そう思うで。」(わたしだって そう思うよ。) | 
| 
うちとこ うちんとこ  | 
わたしの ところ・家  | 
「ゆうべ うちんとこの犬が 子どもを産んだで。」 (うんだよ。)  | 
| うっとこ | わたしの家 | 「こんばん うっとこへ おいでえなあ。」(おいでよ。) | 
| 
うとうた うとた  | 歌った | 
「このうた こどものころ よう うと(う)たで。」 (このうたは 子どものころ よく 歌ったよ。)  | 
| 
うとうたない うとたない  | 歌いたくない | 
「そんなうた うと(う)たないわ。」 (そんな歌は 歌いたくないよ。)  | 
| 
うとうてへん うとてへん  | 歌っていない | 
「このうた カラオケでは うと(う)てへんわ。」 (この歌は カラオケでは うたっていないよ。)  | 
| 
うとうとる うととる  | 歌っている | 
「このうたやったろ カラオケで よう うととるで。」 (この歌だったら カラオケで よく 歌っているよ。)  | 
| うまいこと | うまく・順調に | 
「なんぼやっても うまいこと いけへん。」 (何度もやっても うまく いかない。)  | 
| うめる | 
(お風呂に)水を 入れてぬるくする  | |
| うら | うしろ | 
「このプリントを うらの人に配りなさい。」 この方言を知らない人は自分の背中を見てしまうそうです。  | 
| うらのほう | うしろのほう | 「うらのほうの人。静かにせんとあかんで。」 | 
| うらむき | 
うしろむき うしろまえ  | 
「車を うらむきに ガレージに入れる。」 「○○さん セーターを うらむきに きとってやで。」 (○○さん セーターを後ろ前に着ているよ。)  | 
| えェ | 絵 | |
| えェ | げろ | 「気持ち悪て えェが出そうや。」 | 
| ええ | 
いい・よい (良い)  | 
「このえ ええ えェやなあ。」 (この絵 いい絵だなあ。) 「これ ええやん。」(これ いいねえ。)  | 
| ええ | いい(許可) | 
「これ貸してもろても ええか。」 (貸してもらってもいいですか。) 「ええで。」(いいよ。)  | 
| ええ | いい(拒否) | 
「こんばん 外で食べてくるで  ばんごはん ええわ。」 (こんばん 外で食べてくるから ばんごはんは いいよ。) 「おなか いっぱいやで もうええわ。」 (おなかいっぱいだから もういいよ。)  | 
| ええかげん | 
いいかげん よいかげん  | 
「ええかげんに しなさい。」 「あんた ええかげんな人やなあ。」 「風呂の湯ぅ どうや?よいか?」 (風呂の湯かげんはいいですか。) 「ええかげんやでぇ。」(いいかげんだよ。)  | 
| ええつと | ええと | 
※考えごとや 次の行動を考えているとき。 「ええつと。これは なんちゅう字 やったかいなぁ。」 (ええと。これは 何という字だったけ。)  | 
| ええん | いいの | 
A「この まんじゅう たべてええん。」 (たべていいの?) B「ふん。ええんやで。」 (うん。いいんだよ。)  | 
| えらぁ | 
※「つかれたぁ」「しんどいよぉ」と 言うときの言い方 「まだ あと こんだけ 宿題せんなんの?えらぁ!」 (まだあと これだけ宿題をしないといけないの? つかれるよぉ!)  | 
|
| えらい | 
しんどい・つかれる 気分が悪い 偉(えら)い  | 
「かぜを引いてえらい。」 「先生。えらい。」(先生。しんどい。)  | 
| えらい | すごい・すごく | 
「きょうは えらい雪やなあ。」(すごい 雪だなあ。) 「どうなん。えらいがんばっとんやん。」 (どうしたの。すごくがんばってるじゃない。)  | 
| えらいこっちゃ | 
たいへんな ことだ  | 「サイフを落としたん。それはえらいこっちゃ。」 | 
| えらいこと | たいへんなこと | 
「はよう 家に電話しなん。えらいことになっとるで。」 (早く 家に電話しなさい。 大変なことになっているよ。)  | 
| 
えらあなる えらなる  | 
しんどくなる つかれる 偉(えら)くなる 出世する  | 
「先生!!○○ちゃん えらなっちゃんたんやってぇ。」 (気分が悪くなったんだって。) 「○○さんとこの だんなさん えらなっちゃったんやってぇ。」 (○○さんのうちのご主人 偉くなられたんだって。)  | 
| えろう | すごく | 
「なあなあ この部屋の電気 えろう くらない?」 (ねえねえ この部屋の明かり すごく 暗くない?)  | 
| 
えろうなる えろなる  | 
「えらあなる」 「えらなる」を参照  | 同左 | 
| えんげ | 
縁(えん) 縁側(えんがわ)  | 
「おばあちゃん えんげにおってや。」 (おばあちゃんは 縁側に います・おられます。)  | 
| おいい | 多い | 
「先生!○○ちゃんの おかず おいいで。」 (多いよ)  | 
| おいしぃ | おいしく | 
「このカレー おいしぃ できとるやん。」 (おいしく できてるじゃない)  | 
| 
おいとく    | 
おいておく とっておく  | 
「お金 ここに おいとくで。」 「今度 買うで この服 おいといて。」  | 
| おう | うん | 
A「ゲーセン いこけぇ。」 (ゲームセンターへ 行こうよ。) B「おう。」(うん。) ※中学生・高校生〜大人の男性が使います。  | 
| おおきなる | 大きくなる | 「まあ。○○ちゃん おおきなったなあ。」 | 
| おおきに | ありがとう | |
| おおけい | 大きい | 【類】「おけい」 | 
| おおぜ | 大勢(おおぜい) | 
「まつりにきとってんひとが おおぜで えらかった。」 (祭に来ている人が 大勢で つかれた。) 「あたらしいできたスーパー おおぜおおぜのひとで いっぱいやったで。」 (新しくできたスーパーが 大勢の人で いっぱいだったよ。)  | 
| おおとる | 合っている | 「その数字で おおとる。」 | 
| おおてへん | 合っていない | 「その答えは おおてへん。」 | 
| おかしん | お菓子 | 【類】「かしん」 | 
| おかいさん | おかゆ | |
| おかゆさん | おかゆ | |
| おくどさん | くど・かまど | |
| おくれえ | ちょうだい | 「こづかい おくれえ。」 | 
| おけい | おおきい | 
「見てみなん。このだいこ おけいことえ。」 (見てごらん。この大根の 大きいこと。) 【類】「おおけい」  | 
| おごる | 
作物や草木が おいしげる  | 
「わいんとこの はたけ みてみいや。 サツマイモが ものすごお おごっとるわ。」 (わたしの畑を 見てごらんよ。 サツマイモが ものすごく のびているよ。)  | 
| おしべり | ござ | |
| 
おそ おそう  | 遅(おそ)く | 
「道が わからんようなって,おそなってしもた。」 (道がわからなくなって,遅くなってしまった。) 「○○ちゃん ねぼうして おそうおそうきちゃった。」 (すごく遅く 来た。) ※「おそう」をくり返すことにより 強調している。  | 
| おそいき | おそうまれ | 
※4月2日〜12月31日に生まれること。 【反】「はやいき」  | 
| おため | 
結婚祝いなどの お返し  | |
| おっきい | 大きい | |
| おっきなる | 大きくなる | 「まあ。○○ちゃん おっきなったなあ。」 | 
| おっけえ | ちょうだい | 
「なんか よいもん おっけえ。」 (なにか おやつを ちょうだい。)  | 
| おっさん | 
和尚(おしょう) さん  | 
「おかあちゃん!おっさんが きちゃったで。」 (和尚さんが 来られたよ。)  | 
| おじさん | 
「大阪のおっさんから 電話やで。」 (大阪の おじさんから 電話だよ。)  | 
|
| おっちゃない | 
いない おられない  | 「今 おばあちゃん(校長先生)おっちゃない。」 | 
| おっちゃん | おじさん | 「大阪のおっちゃんが 来ちゃった。」 | 
| おっちん | 
(赤ちゃんの) おすわり  | |
| おっちんする | すわる | 
(幼児に使う)「ここに おっちんしとんな。」 (ここに すわってなさい。)  | 
| おってや | いる・おられる | 
「家に お母さん おってか?」(おられますか?) 「ふん おってや。」(うん いるよ。)  | 
| おとつい | おととい | |
| おとなしい | おとなしく | 
「おとなしいしとったら  お父ちゃん よいもん こうてきてくれてやで。」 (おとなしくしていたら お父さんが いいものを 買ってきてくださるよ。)  | 
| おとなしゅう | おとなしく | 
「おとなしゅう しとんなよ。」  (おとなしくしていなさいよ)  | 
| おとふ | おとうふ | 
「おとふ ないで こうてきてん。」 (おとふが ないから 買ってきてよ。)【参】「とふ」  | 
| おとろしい | おそろしい | |
| おばちゃん | おばさん | 「この花 ○○さんとこのおばちゃん くれちゃった。」 | 
| おひさん | お日様 | 
「おひさんが当たるとこに ほしときなよ。」 (お日様が当たるところに 干しておきなさいよ。)  | 
| おまえんとこ | 
おまえのところ おまえの家  | 
「8時になったら おまえんとこ 電話するわ。」 (おまえの家に 電話するよ。)  | 
| おみやさん | 神社 | 
「おばあちゃん おみやさんのそうじに いっとってや。」 (神社のそうじに いってます。)  | 
| おもしろぉ | おもしろい | 
※友達がおもしろいことを言ったり おもしろい テレビなどを見たとき 気持ちをこめて使う。 【類】「おもろぉ」 「この映画 おもしろぉ。」(この映画おもしろいなあ。)  | 
| おもしろない | おもしろくない | |
| おもっきし | ものすごく | 
「おもっきし はらたつ!!」 (ものすごく はらがたつ!!)  | 
| おもっくそ | もすごく | 
「おもっくそ はらたつ!!。」 (ものすごく はらがたつ!!)  | 
| おもろい | おもしろい | 「この本 おもろいで。」(この本 おもしろいよ。) | 
| おもろぉ | おもしろい | 
※友達がおもしろいことを言ったり おもしろい テレビなどを見たとき 気持ちをこめて使う。 【類】「おもしろぉ」 「おもろぉ。今のん もういっぺん ゆうてぇなあ。」 (おもしろい!今の もう一回 言ってよ。)  | 
| おもろなあ | おもしろくない | 「おもろなあ。阪神 またまけた。」 | 
| おもろない | おもしろくない | 「巨人ばっかし つよいで おもろない。」 | 
| おもわなんだ | 
※語尾を上げて 「おもわなかった?}  | 
「なあなあ ゆうべのドラマ おもしろい おもわなんだ?」 (ねえねえ ゆうべのドラマ おもしろいと思わなかった?)  | 
| 
※語尾を上げずに 「おもわなかった」  | 
「おもしろい おもわなんだ。」 (おもしろいと 思わなかった。)  | 
|
| おもわへん | 
※語尾を上げて 「おもわない?」  | 
「なあなあ なんかたべたい おもわへん?」 (ねえねえ 何か食べたいと 思わない?)  | 
| 
※語尾を上げずに 「おもわない」  | 「おもわへん。」(思わないよ。) | |
| おもわん | 
※語尾を上げて 「おもわない?」  | 
「なあなあ あの人 はらたつ おもわん?」 (ねえねえ あの人のこと 腹が立つと 思わない。)  | 
| 
※語尾を上げずに 「おもわない」  | 
※上の返事として 「べつに おもわん。」(べつに 思わないよ。)  | 
|
| おもんなあ | おもしろくない | 「おもんなあ。巨人 首位やって。」 | 
| おもんない | おもしろくない | 「阪神 最下位やで おもんない。」 | 
| 
おんな おんなよ  | 
いなさい いなさいよ  | 
「あぶないで そこに おんな。」 (あぶないから そこに いなさい。) 「さぶいで ストーブのとこに おんなよ。」 (さむいから ストーブのところに いなさいよ。)  | 
| 
おんなし おんなじ  | 同じ | 
「○○ちゃんの服 うちのんと おんなしやでぇ。」 (わたしのと 同じだよ。)  |