中 丹 弁 | 意 味 | 使 い 方 |
あい | 鮎(あゆ) | |
あい | ふだん・平素 |
「この服 あいに着たらよいな。」 (ふだん着に 着たらいいなあ。) |
あかあ | 赤く |
「ここは もっと あかあ いろを ぬったらわ。」 (ここは もっと 赤く色をぬったらどう?) 【類】「あこう」 |
あかあなる |
明るくなる 赤くなる | 【類】「あかなる」「あこなる」「あこうなる」 |
あかい | 明るい | 「もう 朝やなあ。外があかいわ。」 |
あかなる |
明るくなる 赤くなる |
「まどのそとが あかなった。」 「かきが あかなったで そろそろ ぼらんなんで。」 (かきが 赤くなったから そろそろ 収穫しないといけないよ。) 【類】「あかあなる」「あこなる」「あこうなる」 |
あかなんだら | だめだったら |
「やってみて あかなんだら しゃあないのう。」 (やってみて だめだったら しかたがないなあ。) |
あかへん |
開かない だめ |
「このふた かとて(固くて)あかへん。」 「そんなことしたらあかへんで。」 |
あかん |
開かない だめ | 同上 |
あがんないな | 上がりなさい |
※親しい人に 部屋に上がるようにすすめるときに使う。 「まあ,よう来ちゃったなあ。あがんないな。」 (まあ,よくいらっしゃいましたね。 あがりなさいよ。) 【類】「あがんなん。」とも言う。 |
あかんのん | だめなの |
A「なあなあ Bさん。あしたのばん どうしても あかんのん。」 (ねえねえBさん。明日の夜 どうしてもだめなの?) B「ごめんよ。どうしても あかんのん。」 (ごめんね。どうしても だめなの。) |
あくるひぃ | あくる日 |
「ねつがでて えらかったけど あくるひぃは ようなった。」 (ねつが出て 体調が悪かったけれど あくる日は よくなった。) |
あげたない | あげたくない |
「○○ちゃんに あめちゃん あげたない。」 (あめを あげたくない。) 【類】「やりたない」 |
あげる | もどす |
「えろなって あげてしもた。」 (しんどくなって もどしてしまった。) |
あげよ | あげよう |
「この みかん あげよ。おいしいで。」 (このみかんを あげましょう。おいしいよ。) |
あげよか | あげようか? |
「これほしいん。あげよか。」 (これが ほしいの?あげようか?) |
あこう | 赤く | 【類】「あかあ」 |
あこうなる | 赤くなる | 【類】「あかあなる」「あかなる」「あこなる」 |
あこなる |
明るくなる 赤くなる | 【類】「あかあなる」「あかなる」「あこうなる」 |
あさま |
明け方 朝のうち | 「あさま カミナリ なったやろ。」 |
あさむし | カメムシ |
福知山の南東にある,三和(みわ)町の人は使った そうです。 福知山では「かいどう」,北部の丹後では「きゃあど」 「おひめさん」,南の船井郡園部町あたりでは「くさむし」 と言います。 【参】「かいどう」 |
あじない |
おいしくない 味がものたりない | 「ちょっとこれ あじないわ。」 |
あそこらへん |
あのあたり あのへん |
「あそこらへんに ポスト なかったかいなあ。」 (あのへんに ポストが なかったっけ。) |
あたらしぃ | 新しく |
「あたらしぃでけた マクド いこか。」 (新しくできた マクドナルドに行こうよ。) |
あてもん |
あてもの 福引きなど | 「当てもん引いたら すかやった。」 |
あのい | あんなに |
「あのい おとうちゃん おこらんでもええのに。」 (あんなに お父さん おこらなくてもいいのに。) |
あぶらむし | ゴキブリ | |
あほ あほう | ばか |
「なに ゆうとん あほやなあ。」 (何言ってるの ばかだなあ。) ※「あほやなあ。」という言葉は,会話の中によく出てきますが, 強調せずに言う場合はそんなに相手を傷つけません。 関西人は,「あほ」よりも「ばか」と言われるほうが傷つきます。 |
あほなこと |
ばかなこと ふざけたこと |
A「この車 よいなあ。中古?」 (この車 いいなあ。中古車?) B「あほなこと いわんとけや。新車や 新車。」 (ばかなこと 言うなよ。新車だよ 新車。) |
あほらし | ばからしい |
「なんで そんなこと せんなんの。あほらし。」 (なぜ そんなことしなくてはいけないの。ばからしい。) |
あまあする | あまくする | 【参】「あもうする」 |
あまあなる | あまくなる |
「この柿(かき) もうちょっとしたら あまあなるで。」 (もうすこししたら あまくなるよ。) |
あまえた | あまえんぼう | 「○○ちゃん あまえたやなあ。」 |
あまない | あまくない | 【参】「あもない」 |
あめちゃん | あめ | 「あめちゃん おくれえ。」 (あめを ちょうだい。) |
あもうする | あまくする |
「この おかず もうちっと あもうしたほうが よいことない?」 (もうすこし あまくしたほうが よくない?) |
あもうなる | あまくなる | 【参】「あまあなる」 |
あもない | あまくない |
「この ケーキ ちっとも あもないで。」 (すこしも あまくないよ。) |
あらいのけ | 食器洗い |
「ゆび けがしてしもて あらいのけ ようせんわ。」 (ゆびを けがしてしまって 食器洗いが できないよ。) |
あらくたい | らんぼうな | 「○○ちゃん あらくたいで いやや。」 |
あらへん | ない |
「なあなあ そこらへんに ぼくのさいふ あらへんか?」 (ねえねえ そのあたりに ぼくのさいふが ありませんか?) 「あらへんで。」 (ないよ。) |
ありゃせん | ない |
「そんなことありゃせんて。 あんたが まちごおとるんや。」 (そんなことは ないって。 あなたが まちがっているんだ。) |
あろたる | 洗ってある 洗ってあげる |
「たいそうふく あろたるで 学校 もっていきなよ。」 (体操服が 洗ってあるから 学校に持って行きなさいよ。) 「きょう ひまやで ぼくが 車 あろたるわ。」 (きょうはひまだから ぼくが車を 洗ってあげるよ。) |
あろたない | 洗ってない |
「おさら あろたるん。」 (お皿 洗ってあるの?) 「ううん。あろたないで。」 (いいえ。洗ってないよ。) 【類】「あろてない」 |
あろたろ あろちゃろ | 洗ってあげよう |
「運動ぐつ おとうちゃんが あろたろこ(あろちゃろこ)。」 (運動靴を お父さんが あらってあげようか。) |
あろて あろてから |
洗って あらってから |
「手ェを ようあろて 食べなよ。」 (手を よく洗って 食べなさいよ。) |
あろてない | 洗ってない |
「このタオル あろてあるん。」 (洗ってあるの?) 「ううん。あろてないで。」 (いいえ。洗ってないよ。) 【類】「あろたない」 |
あわさい | あいだ・さかいめ | 「となりの家とのあわさいに へいを作る。」 |
あんじょう |
じょうずに うまいぐあいに |
「はようねて あんじょう かぜ なおしなよ。」 「あんじょう だまされてしもた。」 |
あんた | あなた | |
あんたかって | あなただって | 「あんたかって そう思うやろ。」 |
あんだけ | あれだけ | |
あんたらあ | あなたたち | 「あんたらあ、何しとん。」 (あなたたち何しているの。) |
あんたとこ | あなたのところ | 「あんたとこ 大そうじ しちゃったか。」 (しましたか。) |
あんなあ | あのね |
「あんなあ。 あした 先生 家に来てんやってえ。」 (あのね 明日 先生が 家に来られるんだって。) |
あんなもん | あんなもの |
A「あんた なっとう たべてか?」 (あなたは なっとうを 食べますか?) B「あんなもん くさて ようたべん。」 (あんなもの くさくて 食べられない。) |
あんなん | あんなの |
「あれ ええ服やなあ。うち あんなんがほしいわ。」 (あれは いい服だな。私 あんなのがほしいなあ。) |
あんのう | あのなあ | |
あんばよう |
ちゃんと いいぐあいに | 「このカレー あんばようでけたなあ。」 |
あんまし | あんまり |
「このおかし あんまし おいしない。」 (このおかし あんまり おいしくない。) |
いぃ | 胃 | |
いかき | ざる | 「そうけ」ともいう。 |
行かしてもらう | 行かせてもらう |
「こんばん あんたとこ 行かしてもらうわ。」 (こんばん あなたのうちに 行かせてもらいます。) |
いかへん | 行かない |
「きょう 学校へ いかへん。」 【類】「いけへん。」とも言う。 |
いがむ | 歪(ゆが)む | 「字ィが いがんだ。」 |
いかれん | 行けない 行ってはいけない |
「急に 用事ができたで いかれんわ。」 (急に 用事ができたから 行けないよ。) 「こどもらぁは あぶないで いかれんで。」 (子どもたちは あぶないから 行ってはいけないよ。) |
いかん |
行かない だめ・いけない |
「熱があるで 学校にいかんわ。」 「そんなことしたら いかんで。」 |
いきし | いきがけ |
「いきしに ○○さんに おうたで。」 (いきがけに ○○さんに 会ったよ。) 【類】「いきしな」 【参】「かえりし」 |
いきしな | いきがけ |
「いきしなに うちに よってえェな。」 (いきがけに わたしの家に よってよ) |
いけっとる | 生きている |
「きのう つった さかな まんだ いけっとるわ。」 (まだ いきているよ。) |
いけん | 行くことができない | 「用事があるで いけんわ。」 |
いごかす | 動かす |
「ガレージの自転車 じゃまやで いごかしないな。」 (ガレージの自転車が じゃまだから 動かしなさいよ。) |
いごく | 動く |
「ねつが さがるまで いごいたら いかんで。」 (動いたら いけないよ。) |
いこす | 火を起こすこと |
「バーベキューの 火ぃ いこしといて。」 (火を 起こしておいてよ。) |
いこる | 熾(おこ)る | 炭に火がつき赤くなること。 |
いたあなる | 痛(いた)くなる | 【参】「いたなる」 |
いたて | 痛(いた)くて |
「ゆうべ 歯(は)が いたていたて ねられんかった。」 (ゆうべ 歯が いたくていたくて ねられなかった。) ※「いたて」を 2回言うことにより 強めている。 |
いたない | 痛くない |
「くすりのんだで もう いたない。」 (くすりをのんだから もう いたくない。) 「いたかった はあなあ,いたないなった。」 (痛かった 歯がね,いたくなくなった。) |
いたなる | 痛くなる |
「おかあちゃん はあが いたなった。」 (おかあさん 歯が いたくなった。) |
いっかど |
思ったより すぐれている まずまず |
「いっかどのもんや。」 「このミカン いっかどおいしいわ。」 |
いっこも |
少しも・ぜんぜん ひとつも |
「おにいちゃん いっこも てつどうてくれえへん。」 (お兄ちゃんは ぜんぜん 手伝ってくれない。) |
いっしょくた | ごちゃまぜ | 「何もかも いしょくたにせんといて。」 |
いっぺん | 一度・一回 | 「いっぺんだけ やらしてェや。」 |
いっぺんに | 一度に | 「かぜが いっぺんになおった。」 |
いとうなる | 痛(いた)くなる | 【参】「いとなる」 |
いとて | 痛(いた)くて |
「こしが いとて たてえへん。」 (こしがいたくて 立てない。) |
いとなる | 痛くなる |
「おとうちゃん 足が いとなった。」 (おとううさん 足が いたくなった。) |
いなき |
稲刈りした稲を 干しておくもの | |
いぬ | 帰る | 「ばんごはんやで もういぬわ。」 |
いの | 帰ろうよ |
「まんだ 終われへんの?はよう いの。」 (まだ 終わらないの?早く 帰ろうよ。) |
いやん | いやだよ |
※女性だけでなく,男性も使います。 A「なあなあ Bさん。あんたの 習字道具かしてぇ。」 (ねえねえ Bさん。あなたの習字道具をかしてよ。) B「いやん。じぶんのん つかいなん。」 (いやよ。じぶんのを つかいなさいよ。) |
いやんなる | いやになる |
「きょうも しゅくだい よけあるで いやんなった。」 (宿題が たくさんあるから いやになった。) |
いらう | さわる・いじる |
「そのきず いろたらいかんで。」 水仕事のことを「水いらい」とも言う。 |
いらわん | さわらない |
「その犬 かわいいで いろてみ。」 (その犬 かわいいから さわってごらん。) 「こわいで よういらわん。」 (こわいから さわらない。) |
いらん |
必要ない いらない |
「学校に いらんもんは 持ってきたら あきません。」 (必要のないものは 持ってきては いけません。) |
いらんようになる | いらなくなる |
「おまえの 自転車 いらんようになったら わいに くれえや。」 (おまえの自転車 いらなくなったら おれに くれよ。) |
いれもん |
入れ物 容器(ようき) |
「いちごが ようけなっとるけど なんか いれもんないん。」 (いちごが たくさんなっているけれど なにか 入れ物はないの。) |
いろたら |
さわったら 【参】「いらう」 |
「いろたら やけどするで きいつけなよ。」 (さわったらやけどするから 気をつけなさいよ。) |
いろてへん | わっていない |
「だれや!おとうちゃんの 大事にしとる 時計 いろたんわ!」 (だれだ!お父さんの 大事にしている時計を いじったのは!) 「ぼく ちゃうで。いろてへんで。 おにいちゃんやで。」 (ぼくとちがうよ。さわっていないよ。おにいちゃんだよ。) |
いわれん |
言えない 言ってはいけない | 「そんなことは いわれんで。」 |
いんだ |
帰った だめになった こわれた |
「弟は もう いんだ。」(帰った。) 「このテレビ いんでしもた。」 (だめになってしまった) |
うええへん | 植えない | 「今年は タマネギ うええへんわ。」 |
うそこ |
本気ではない 勝負 |
※かけごと・めんかち(メ行参照)やビー玉遊びなどで, 負けても 相手にわたさなくてもよいこと。 【反】「ほんこ」 「きょうは うそこやろ?」 |
うち | わたし | 「うちなあ。今度 この服買うわ。」 |
うちかって | わたしだって | 「うちjかって そう思うで。」(わたしだって そう思うよ。) |
うちとこ うちんとこ |
わたしの ところ・家 |
「ゆうべ うちんとこの犬が 子どもを産んだで。」 (うんだよ。) |
うっとこ | わたしの家 | 「こんばん うっとこへ おいでえなあ。」(おいでよ。) |
うとうた うとた | 歌った |
「このうた こどものころ よう うと(う)たで。」 (このうたは 子どものころ よく 歌ったよ。) |
うとうたない うとたない | 歌いたくない |
「そんなうた うと(う)たないわ。」 (そんな歌は 歌いたくないよ。) |
うとうてへん うとてへん | 歌っていない |
「このうた カラオケでは うと(う)てへんわ。」 (この歌は カラオケでは うたっていないよ。) |
うとうとる うととる | 歌っている |
「このうたやったろ カラオケで よう うととるで。」 (この歌だったら カラオケで よく 歌っているよ。) |
うまいこと | うまく・順調に |
「なんぼやっても うまいこと いけへん。」 (何度もやっても うまく いかない。) |
うめる |
(お風呂に)水を 入れてぬるくする | |
うら | うしろ |
「このプリントを うらの人に配りなさい。」 この方言を知らない人は自分の背中を見てしまうそうです。 |
うらのほう | うしろのほう | 「うらのほうの人。静かにせんとあかんで。」 |
うらむき |
うしろむき うしろまえ |
「車を うらむきに ガレージに入れる。」 「○○さん セーターを うらむきに きとってやで。」 (○○さん セーターを後ろ前に着ているよ。) |
えェ | 絵 | |
えェ | げろ | 「気持ち悪て えェが出そうや。」 |
ええ |
いい・よい (良い) |
「このえ ええ えェやなあ。」 (この絵 いい絵だなあ。) 「これ ええやん。」(これ いいねえ。) |
ええ | いい(許可) |
「これ貸してもろても ええか。」 (貸してもらってもいいですか。) 「ええで。」(いいよ。) |
ええ | いい(拒否) |
「こんばん 外で食べてくるで ばんごはん ええわ。」 (こんばん 外で食べてくるから ばんごはんは いいよ。) 「おなか いっぱいやで もうええわ。」 (おなかいっぱいだから もういいよ。) |
ええかげん |
いいかげん よいかげん |
「ええかげんに しなさい。」 「あんた ええかげんな人やなあ。」 「風呂の湯ぅ どうや?よいか?」 (風呂の湯かげんはいいですか。) 「ええかげんやでぇ。」(いいかげんだよ。) |
ええつと | ええと |
※考えごとや 次の行動を考えているとき。 「ええつと。これは なんちゅう字 やったかいなぁ。」 (ええと。これは 何という字だったけ。) |
ええん | いいの |
A「この まんじゅう たべてええん。」 (たべていいの?) B「ふん。ええんやで。」 (うん。いいんだよ。) |
えらぁ |
※「つかれたぁ」「しんどいよぉ」と 言うときの言い方 「まだ あと こんだけ 宿題せんなんの?えらぁ!」 (まだあと これだけ宿題をしないといけないの? つかれるよぉ!) |
|
えらい |
しんどい・つかれる 気分が悪い 偉(えら)い |
「かぜを引いてえらい。」 「先生。えらい。」(先生。しんどい。) |
えらい | すごい・すごく |
「きょうは えらい雪やなあ。」(すごい 雪だなあ。) 「どうなん。えらいがんばっとんやん。」 (どうしたの。すごくがんばってるじゃない。) |
えらいこっちゃ |
たいへんな ことだ | 「サイフを落としたん。それはえらいこっちゃ。」 |
えらいこと | たいへんなこと |
「はよう 家に電話しなん。えらいことになっとるで。」 (早く 家に電話しなさい。 大変なことになっているよ。) |
えらあなる えらなる |
しんどくなる つかれる 偉(えら)くなる 出世する |
「先生!!○○ちゃん えらなっちゃんたんやってぇ。」 (気分が悪くなったんだって。) 「○○さんとこの だんなさん えらなっちゃったんやってぇ。」 (○○さんのうちのご主人 偉くなられたんだって。) |
えろう | すごく |
「なあなあ この部屋の電気 えろう くらない?」 (ねえねえ この部屋の明かり すごく 暗くない?) |
えろうなる えろなる |
「えらあなる」 「えらなる」を参照 | 同左 |
えんげ |
縁(えん) 縁側(えんがわ) |
「おばあちゃん えんげにおってや。」 (おばあちゃんは 縁側に います・おられます。) |
おいい | 多い |
「先生!○○ちゃんの おかず おいいで。」 (多いよ) |
おいしぃ | おいしく |
「このカレー おいしぃ できとるやん。」 (おいしく できてるじゃない) |
おいとく |
おいておく とっておく |
「お金 ここに おいとくで。」 「今度 買うで この服 おいといて。」 |
おう | うん |
A「ゲーセン いこけぇ。」 (ゲームセンターへ 行こうよ。) B「おう。」(うん。) ※中学生・高校生〜大人の男性が使います。 |
おおきなる | 大きくなる | 「まあ。○○ちゃん おおきなったなあ。」 |
おおきに | ありがとう | |
おおけい | 大きい | 【類】「おけい」 |
おおぜ | 大勢(おおぜい) |
「まつりにきとってんひとが おおぜで えらかった。」 (祭に来ている人が 大勢で つかれた。) 「あたらしいできたスーパー おおぜおおぜのひとで いっぱいやったで。」 (新しくできたスーパーが 大勢の人で いっぱいだったよ。) |
おおとる | 合っている | 「その数字で おおとる。」 |
おおてへん | 合っていない | 「その答えは おおてへん。」 |
おかしん | お菓子 | 【類】「かしん」 |
おかいさん | おかゆ | |
おかゆさん | おかゆ | |
おくどさん | くど・かまど | |
おくれえ | ちょうだい | 「こづかい おくれえ。」 |
おけい | おおきい |
「見てみなん。このだいこ おけいことえ。」 (見てごらん。この大根の 大きいこと。) 【類】「おおけい」 |
おごる |
作物や草木が おいしげる |
「わいんとこの はたけ みてみいや。 サツマイモが ものすごお おごっとるわ。」 (わたしの畑を 見てごらんよ。 サツマイモが ものすごく のびているよ。) |
おしべり | ござ | |
おそ おそう | 遅(おそ)く |
「道が わからんようなって,おそなってしもた。」 (道がわからなくなって,遅くなってしまった。) 「○○ちゃん ねぼうして おそうおそうきちゃった。」 (すごく遅く 来た。) ※「おそう」をくり返すことにより 強調している。 |
おそいき | おそうまれ |
※4月2日〜12月31日に生まれること。 【反】「はやいき」 |
おため |
結婚祝いなどの お返し | |
おっきい | 大きい | |
おっきなる | 大きくなる | 「まあ。○○ちゃん おっきなったなあ。」 |
おっけえ | ちょうだい |
「なんか よいもん おっけえ。」 (なにか おやつを ちょうだい。) |
おっさん |
和尚(おしょう) さん |
「おかあちゃん!おっさんが きちゃったで。」 (和尚さんが 来られたよ。) |
おじさん |
「大阪のおっさんから 電話やで。」 (大阪の おじさんから 電話だよ。) |
|
おっちゃない |
いない おられない | 「今 おばあちゃん(校長先生)おっちゃない。」 |
おっちゃん | おじさん | 「大阪のおっちゃんが 来ちゃった。」 |
おっちん |
(赤ちゃんの) おすわり | |
おっちんする | すわる |
(幼児に使う)「ここに おっちんしとんな。」 (ここに すわってなさい。) |
おってや | いる・おられる |
「家に お母さん おってか?」(おられますか?) 「ふん おってや。」(うん いるよ。) |
おとつい | おととい | |
おとなしい | おとなしく |
「おとなしいしとったら お父ちゃん よいもん こうてきてくれてやで。」 (おとなしくしていたら お父さんが いいものを 買ってきてくださるよ。) |
おとなしゅう | おとなしく |
「おとなしゅう しとんなよ。」 (おとなしくしていなさいよ) |
おとふ | おとうふ |
「おとふ ないで こうてきてん。」 (おとふが ないから 買ってきてよ。)【参】「とふ」 |
おとろしい | おそろしい | |
おばちゃん | おばさん | 「この花 ○○さんとこのおばちゃん くれちゃった。」 |
おひさん | お日様 |
「おひさんが当たるとこに ほしときなよ。」 (お日様が当たるところに 干しておきなさいよ。) |
おまえんとこ |
おまえのところ おまえの家 |
「8時になったら おまえんとこ 電話するわ。」 (おまえの家に 電話するよ。) |
おみやさん | 神社 |
「おばあちゃん おみやさんのそうじに いっとってや。」 (神社のそうじに いってます。) |
おもしろぉ | おもしろい |
※友達がおもしろいことを言ったり おもしろい テレビなどを見たとき 気持ちをこめて使う。 【類】「おもろぉ」 「この映画 おもしろぉ。」(この映画おもしろいなあ。) |
おもしろない | おもしろくない | |
おもっきし | ものすごく |
「おもっきし はらたつ!!」 (ものすごく はらがたつ!!) |
おもっくそ | もすごく |
「おもっくそ はらたつ!!。」 (ものすごく はらがたつ!!) |
おもろい | おもしろい | 「この本 おもろいで。」(この本 おもしろいよ。) |
おもろぉ | おもしろい |
※友達がおもしろいことを言ったり おもしろい テレビなどを見たとき 気持ちをこめて使う。 【類】「おもしろぉ」 「おもろぉ。今のん もういっぺん ゆうてぇなあ。」 (おもしろい!今の もう一回 言ってよ。) |
おもろなあ | おもしろくない | 「おもろなあ。阪神 またまけた。」 |
おもろない | おもしろくない | 「巨人ばっかし つよいで おもろない。」 |
おもわなんだ |
※語尾を上げて 「おもわなかった?} |
「なあなあ ゆうべのドラマ おもしろい おもわなんだ?」 (ねえねえ ゆうべのドラマ おもしろいと思わなかった?) |
※語尾を上げずに 「おもわなかった」 |
「おもしろい おもわなんだ。」 (おもしろいと 思わなかった。) |
|
おもわへん |
※語尾を上げて 「おもわない?」 |
「なあなあ なんかたべたい おもわへん?」 (ねえねえ 何か食べたいと 思わない?) |
※語尾を上げずに 「おもわない」 | 「おもわへん。」(思わないよ。) | |
おもわん |
※語尾を上げて 「おもわない?」 |
「なあなあ あの人 はらたつ おもわん?」 (ねえねえ あの人のこと 腹が立つと 思わない。) |
※語尾を上げずに 「おもわない」 |
※上の返事として 「べつに おもわん。」(べつに 思わないよ。) |
|
おもんなあ | おもしろくない | 「おもんなあ。巨人 首位やって。」 |
おもんない | おもしろくない | 「阪神 最下位やで おもんない。」 |
おんな おんなよ |
いなさい いなさいよ |
「あぶないで そこに おんな。」 (あぶないから そこに いなさい。) 「さぶいで ストーブのとこに おんなよ。」 (さむいから ストーブのところに いなさいよ。) |
おんなし おんなじ | 同じ |
「○○ちゃんの服 うちのんと おんなしやでぇ。」 (わたしのと 同じだよ。) |