ハ          
はぁ

「葉ぁが 落ちる。」
「歯ぁが いたい。」
「のこぎりの 刃ぁが かける。」
パーマをあてるパーマをかける
(手ぶくろを)はく(手袋を)はめる※「手ぶくろを足にはくの?」と ばかにされます。
はさかいあいだ・境目
はさかる 歯のすきまに
食べ物が
はさまること
「歯ぁに 〜が はさかって とれぇへん。しんきぃわ。」 
 (歯に 〜が はさまって 取れないよ。
                    しんきくさいなあ。)
はしかい かゆい
いがらっぽい
「さんぱつして毛ぇがせなかに入ったさかいはしかい。」
「のどが はしかい。」
はそむはさむ 「この プリントは 教科書に はそんどきなさい。」
                   (はさんでおきなさい。)
はだかんぼはだか 「はよう はだかんぼになって ふろにはいんなん。」
 (早く はだかになって お風呂に 入りなさい。)
はだめ〜ごと 「3日 はだめに このくすりを ぬるんやで。」
  (3日ごとに この薬を ぬるんだよ。)
ばっかしばっかり 「テレビばっかし みとらんときなん。」
  (テレビばっかり 見ないでおきなさい。)
「うそばっかし ゆわんときなん。」
  (うそばっかり 言わないでおきなさい。)
ばっちぱっち・ももひき
ばっちいきたない ※幼児に使う。
「そんなん いろたら ばっちいで やめときな。」
(そんなのさわったら きたないから やめておきなさい。)
はなかみ はながみ
ちりがみ
「はなかみ とってえ。」(とってよ)
                     【類】「ちりし」
はやいき早生まれ※1月1日〜4月1日の間に生まれること。【反】「おそいき」
はやいこと早く 「ばんごはん はやいこと つくってえや。」
   (ばんごはんを 早く 作ってよ。) 
はやいめ早め 「おくれたら いかんで ちょっと はやいめに でよか。」
(おくれたら いけないから ちょっと 早めに 出ようか。)
はよ
はよう
早く・速く 「はよう はよう。バスが出るで。」
        (早く早く。バスが出るよ。)
「暗なるで はよ いになよ。」
        (暗くなるから 早く 帰りなさいよ。)
「時間やで。はよう 起きなよ。」
  (時間ですよ。早く 起きなさいよ。)
「はよう はしんなよ。」(速く 走りなさいよ。)
ばんがた夕方
ばんげ

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ヒ          
ひぃ

「火ぃをつける。」
「日ぃがくれる。」「次の日ぃ」
「非ぃをみとめる。」
ひく とる
注文する
ひく
※仕出し屋から料理をとるときや 書店から配達により本を
定期購読するとき 使います。 
ふとんや カーペットなどを 敷(し)くこと。
ひつこいしつこい
ひっさ ひさしく
長い間
「ひっさ出会えへんだなあ。何 しとったん。」
   (長いあいだ 出会わなかったね。何していたの。)
ひっつきむし 「いのこずち」の
実のように衣服に
つく実のこと
「草むらでボールをさがしとったら
          ひっつきむしが ようけ ついてしもた。」
(草むらでボールをさがしていたら
       ひっつきむしが たくさん ついてしまった。)
ひらうひろう「はよう 足元の ゴミを ひらいなよ。」
びりびり
「雨が びりびりしとる。」(小雨が ふっている。)
「紙が びりびりにやぶけた。」(紙が こなごなにやぶれた。)
ひるから午後から「ひるから 買いもんに行ってくるわあ。」
ひるまで午前中に「ひるまでに 宿題しときなよ。」
ひろてくれたひろってくれた 「さいふ おとしたけど だれか ひろてくれたんやって。」
 (さいふを おとしたけれど
             だれかが ひろってくれたんだって。)

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フ          
ふぅ 麩(ふ)
(将棋の)歩



「これは ふぅ(府)の税金で つくっちゃったんやで。」
         (これは 府の税金で 作られたんだよ。)
ふくち福知山 ※「ふくちやま」を短くしていいます。
  【例】「ふくち寄席」
     「きのう ふくちへ いったで。」(行ったよ。)
ふたかあめ
ふたかわめ
二重まぶた
(ふたえまぶた)
※漢字で表記すると「二(ふた)皮目」になると思います。
ぶとぶよ
ふなめ桑(くわ)の実 ※福知山・綾部周辺は昔から養蚕の盛んな土地でした。
 綾部は「郡是(グンゼ)」の創業の地です。由良川やその
 支流の流域には桑畑が広がり,子どもたちはブドウを小さ
 くしたような「ふなめ」をほおばり,口の周りが紫色になりま
 した。

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ヘ          
へぇへ・おなら
べえ
へたる へたばる
へたりこむ
「そんなとこで へたっとらんと はよう はしんな。」
 (そんなところで へたばっていないで
                    早く 走りなさい。)
べちょべちょべとべと
ぺっしゃんこぺちゃんこ
べっちょないだいじょうぶ「こけたけど べっちょない。」
へべたいひらべったい
へべちゃいひらべったい
べんきょうする値引きする 「べんきょうしますさかい こうてください。」
      (お安くしますから 買ってください。)
べんともち 弁当を持って
弁当持参で
「きょう よい天気やで べんともちで 畑 行ってくるわ。」
 (きょうは よい天気だから 弁当を持って
                      畑へ行ってくるよ。)
「おかあちゃん。あした給食ないで べんともちやで。」
    (あしたは 給食がないから 弁当がいるよ。)


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ホ          
ほお (船の)帆
頬(ほほ)・ほっぺ

ほいでそれで 「ほいで きょうは なんの ようなん。」
    (それで きょうは なんの ようなの。)
                     【類】「ほんで」
ほいない 物足りない
たよりない
手ごたえがない
「きょうの料理 ほいないなあ。」 (物足りないなあ。)
「この仕事 ○○さんには ほいないんとちゃう?。」
   (この仕事は ○○さんには 物足りないのとちがう。)
ほうそう 「あ ほうか。」(あっそうか。)「ほうや。」(そうだよ。)
「あんたも ほう思うん。」  (あなたも そう思うの。)
ぼうおいはらう 「なあなあ ○○さんとこの犬が 
         あんなとこで うんこしとるで ぼうてえや。」
(ねえねえ ○○さんのところの犬が
 あんなところで うんこをしているから おいはらってよ。)
「ちょっと そこにおるハエ ぼうてえや。」
 (ちょっと そこにいるハエを おいはらってよ。)
ほおとるはっている 「みてみぃ。へびが ほおとる。」
  (見てごらん。へびが はっている。) 
ほかいとくほかしておく 「このはこ いらんで,ほかいとけや。」
  (このはこ いらないから ほかしておけよ。)
ほかすすてる「そんなとこに ほかしたら あかんで。」 
ほころべる ほころびる
ほころぶ
「ちょっと あんたのスカート すそ ほころべとるで。」 
(ちょっと あなたのスカート すそが ほこびてるいるよ。) 
ほころんどるほころんでいる 「いやや。うちの ふく ほころんどる。」
 (いやだ。わたしのふく ほころんでいるわ。)
ほしたらそしたら
ほしてそして
ほたえるあばれる「ほたえんと しずかにしとんなよ。」
ぼちぼちそろそろ
ほったらそしたら 「うちのゆうとおりにしてみなん。ほったらうまいこといくで。」
(わたしの言うとおりにしてごらん。そしたらうまくいくよ。)
ほってそして
ほっとく 放っておく
(ほうっておく)
そのままする
「そんなケガ ほっとくんが いちばんよいで。すぐ なおるわ。」
(そんなケガは ほうっておくのが 一番いいよ。 
                         すぐになおるよ。)
「まだ いかへんのんやったら,ほっといても しらへんで。」
 (まだ 行かないのだったら,
     (ぼくが君のことを)ほうっておいても 知らないよ。)
ぼつぼつそろそろ 「ぼつぼつ おわりにしょうかいや。」
 (そろそろ おわりにしようよ。)
ほっぺた頬(ほほ)・ほっぺ
ほのいそんなに 「ほのい しんぱいせえでも だいじょうぶじゃろ。」
  (そんなに 心配しなくても だいじょうぶだろう。)
ほのいほのいそんなそんなに※「ほのい」の強調
ほやけどそうだけど A「さぶなってきた。雪 ふりそうやで。」
  (寒くなってきた。雪がふりそうだよ。)
B「ほやけど 天気予報 雪ふらん ゆうとったで。」
 (だけど 天気予報では 雪はふらないって 言ってたよ。)
                        【類】「そやけど」
ほら
A「北海道 よかったで。」 (北海道 よかったよ。)
B「ほら 北海道は つゆがないで 気持ちがええわ。」
ほらほうや それはそうだ
それはそのとおりだ
A「きのう うち おこられた。」
      (きのう わたし しかられた。)
B「はらほうや。あんたが あかんわ。」
                    【類】「そらそうや」
ぼる くだものや
     野菜をもぐ
収穫(しゅうかく)
        する
※枝(えだ)にできている くだものや野菜に使う。
 カキ・ウメ・モモ・キュウリ・ナス・トマト・ピーマンなど
「カキぼりをする。」「豆をぼる。」
ぼる(水などが)もれる 「先生,バケツがぼるで あたらしいん ください。」
    (バケツがもれるので 新しいのを ください。)  
ほれそれ 「どれがよいと思う?」
「ほれがよいわ。」
ほれほら 「ほれ みてみなん。うちの ゆうとおりやわ。」
(ほら みてごらんなさい。わたしの 言うとおりだわ。)
ほれからそれから
ほんこ本気な勝負 ※かけごと・めんかち(メ行参照)やビー玉遊びなどで,
 負けたら 相手にわたさなくてはならないこと。
                      【反】「うそこ」
「きょうは ほんこやろ?」
ほんでそれで 「ほんで あんたのようって なんなん。」
  (それで あなたの 用って なんなの?)
「ほんで どうなったん。」
     (それでどうなったの。)      【類】「ほいで」
ほんでも でも
それでも
「ほんでも あやまっといたほうが ええんとちゃうん。」
 (それでも あやまっておいたほうが いいのとちがう?)
ほんなら だったら
そうだとすれば
それなら
「ほんなら あんたの考えとることを 言いないな。」
  (だったら あなたの考えていることを 言いなさいよ。)
「ほんなら ほれがよいわぁ。」
   (そうなら それがいいですね。)
ほんなんそんなの 「ほんなん うちの仕事と ちゃうでぇ。」
 (そんなの 私の仕事と ちがうよ。)
ほんま本当 「ほんまに 合格したん?」(本当に 合格したの?)
「ほんまに ほんま。」 (本当に ほんと。)
ほんまにほんま本当に本当 「ほんまにほんま。しんじてぇな。」
            (本当に本当。信じてよ。)
ほんまもん本物 「あんたの ダイヤ ほんまもんなん。」
  (あなたの ダイアモンドは 本物なの?)
ほんもん本物 「わぁ。きれいなしんじゅ。これ ほんもんなん。」」
                 (これ 本物なの?)

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