Lesson 3 形容詞


1 強調
  
@「(もの)すごお」+形容詞
   「(もの)すごい」+形容詞
     「きょうは すごお(すごい) さぶいわ。」 (すごく 寒い)
     「このケーキ ものすごお(ものすごい) おいしいわ。」(ものすごく おいしい)
A「むちゃくちゃ」+形容詞
     「○○ちゃんの字 むちゃくちゃ きれいで。」
Bごっつう」+形容詞
     「今日のカレー ごっつう からいで。」
Cくり返しによる強調
     「○○ちゃんの字 きれいきれい。」
     「○○ちゃんのピアノ うまいうまい。」
     「うちのお父ちゃん おこっちゃったら こわいこわい。」
                     (おこったら) 
     「となりの子どもが ギター弾くで うるさいうるさい。」
     「まどの外 見てみなん。夕焼けが 赤い赤い。」
        (まどの外を 見てごらん。)
D「ないない」「なんない」による強調
     「このケーキ いっぺん食べてみなん。おいしいないない(おいしいなんない)。」
       (このケーキを 一度たべてごらんなさい。とても おいしいよ。)


2 「〜いん」
  形容詞を連体形で使うとき,「おおきいん ください。」(大きいものを ください。)というように「〜いん」となります。
  また,「を」のような助詞を省略して話すこともあります。
「もっと あまいん たべたい。」
「もっと あまいんを たべたい。」
          (もっと あまいのを 食べたい。)
「いえは ひろいんが ええなあ。」
          (家は 広いのが いいなあ。)
「もっと あかいんが ええんちゃう?」
          (もっと 赤いのが いいのとちがう?)
「もっと おもしろいん ないん。」
「もっと おもしろいんは ないん。」
          (もっと おもしろいのは ないの?)


3 連用形で使うときの「く」の省略
  「おいしくできる。」と言うとき,「く」をはぶいて,「おいしいできる」というように使います。
「きょうのカレー おいしい できとるやん。」
          (おいしく できているじゃない。)
「あかちゃん おおき なっちゃったなあ。」
              (大きく なったねえ。)
「もう くらなったで はよう かえんなよ。」
    (もう 暗くなったから 早く 帰りなさいよ。)
さむなったで ストーブ たこか。」
    (寒くなったから ストーブを たこうか。)