タ          
たぁ
〜だあ
「あんなんだあ ぼくのしごと ちゃうでぇ。」
 (あんなのは ぼくの仕事(やること)と ちがうよ。)
「こんなんだあ あさめしまえや。」
 (こんなことは 朝飯前だよ。)   【参】「〜らあ」
だあござへん なんともない
かまわない
よろしいですよ
「わるいなあ。てっとうてもうて。」
(わるいですねえ。てつだってもらって。)
「だあござへん。」
(よろしいですよ。)
たぁたおんぶ
だあれも だれも
みんな
「だあれも おっちゃない。」(だれも いない。」
「だあれも もっとってや。もってへんのん ぼくだけや。」
(みんな もっているよ。もってないの ぼくだけだ。)
       ※おねだりするときの 決まり文句です。
だいこだいこん
たいてい ふつう
いつもは
たぶん
「あんたとこの おかあちゃん 今 なにしとってん。」
(あなたの家のお母さんは 今 何をされているの。)
「たいてい 畑に いっとってや。」
 (いつもだったら 畑に いっているよ。)
たいていやない ふつうじゃない
たいへんだ
「あんたとこの せんざい いっつも ちゃんとしとってやなあ。」
(あなたのうちの 庭園 いつも 手入れがしてあるねぇ。)
「おおきに。そやけど たいていやないでぇ。」
       (ありがとう。だけど たいへんですよ。)  
たかたかゆび
たかゆび
中指
たく煮(に)る 魚や野菜を煮ること。「ごはんをたく。」 
            「かぼちゃをたく」
〜したげる〜してあげる 「うちが やったげるわ。」 (わたしが やってあげるよ。)
「こんど こうたげるわ。」(買ってあげるよ。)
たこつく高くつく 「このクーラー 古いで 電気代 たこつくで かなんわ。」
(古いので 電気代が 高くついて こまるよ。)
たとむたたむ 「せんだくもん とおれて たとんどいてえや。」
(洗濯物を 取り入れて たたんでおいてよ。)
たべもん
たべるもん
食べ物 「なんか 食べるもん ないん。」
  (何か 食べる物 ないの。)      【類】「くいもん」
〜したる〜してある 「それやったら もう したるでぇ。」
(それだったら もう してあるよ。)
「しゅくだいの 作文やったら とっくのむかしに書いたるで。」
(宿題の作文だったら ずっと前に 書いてあるよ。)
                  【類】「やったる」
〜したる〜してあげる 「おとうちゃんが したるわ。」
(おとうちゃんが してあげるよ。)       【類】「やったる」
〜したれへん〜してない 「それやったら まんだ したれへん。」
(それだったら まだ してないよ。)   【類】「やったらへん」
〜したれへん〜してあげない 「ごんべするんやったら ゲーム さしたれへんで。」
(いじわるするんだったら ゲームを させてあげないよ。)
                        【類】「やったらへん」
だれかってだれだって 「だれかって ほしい おもとるもん。」
(だれだって ほしいと 思っているもの。) 
だれぞうだれか 「だれぞう てつどうて くれへんか。」
 (だれか てつだって くれませんか。)
だれや だれだい
だれなの
「うちの ジュース のんだん だれや?」
  (わたしのジュース 飲んだの だれなの?)
だれやかいいろんな人が 「だれやかい 病院に みまいにきてくれたで。」
 (いろんな人が 病院に 
            お見舞い(おみまい)に来てくれたよ。)
だんじ いたどり
すかんぽ
すいば
※中が空洞(くうどう)で,茎(くき)をおると
 「ポン」と 音を 立てます。茎は皮をはがし,塩をつけて
食べました。
だんないかまわない「だんない だんない 気にせんでもよいで。」
「あんた かわりにやってくれるか。」
「だんないで。」(いいよ)
たんびたび「そのたんびに」「日曜のたんびに」
たんまタイム※子どもが遊びで使う
たんまにたまに「たんまに 失敗することがあるで。」(あるよ。)
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チ          
ちぃ
(じゃんけんの)
      チョキ

ちいさなる小さくなる
ちいと少し・ちょっと 「そのアイスクリーム おいしそうやなあ。
                   ちいとだけおくれえ。」
                  (少しだけ ちょうだい。)
ちいとま 少しの間
しばらく
「いま いそがしいで ちいとましてから でんわしてん。」
 (今 いそがしいから しばらくしてから 電話してよ。)
                        【類】「ちょっとま」
ちいちゃい小さい 「ちいちゃいころ よう ねしょんべんして
                    おこられよったで。」
(小さいころ よくおねしょをして しかられていたよ。)
ちいちゃなる
ちっちゃなる
小さくなる「ゆきだるまが とけて ちいちゃなった(ちっちゃなった)。」
ちいちょなる
ちっちょなる
小さくなる【類】「ちいちゃなる・ちっちゃなる」
ちかあなる
ちかなる
近くなる 「ひっこしたで えきが ちかなった(ちかあなった)。」
   (ひっこしたから えきが 近くなった。)
        【類】「ちこうなる・ちこなる」
ちごとるちがっている「その答え ちごとるで。」(ちがっているよ)
ちこうなる
ちこなる
近くなる【類】「ちかなる・ちかあなる」
ちさあ小さく 「テレビの声 もうちっとだけ ちさあしてえな。」
 (テレビの音 もう少しだけ 小さく してよ。)
ちさい小さい
ちっこ
ちっこう
小さく 「テレビの声 ちっこ(ちっこう)して。」
                   (ちいさくして。)
ちっこい小さい
ちっこう小さい「赤ちゃんのてぇ ちっこう。」(小さいなあ。)
ちっこなる小さくなる
ちっさい小さい 「この じぃだけ ちょっと ちっさいんちゃうん。」
 (この字だけ ちょっと 小さいのとちがうの?)
ちっさなる小さくなる
ちったでずつ 少しずつ
ちょっとずつ

ちっちゃ小さく 「テレビの声 ちっちゃして。」
 (テレビの音 小さくして。)      
ちっちゃあ小さいなあ 「赤ちゃんのてぇ ちっちゃあ。」
      (赤ちゃんの手って 小さいなあ。)
ちっちゃい小さい
ちっちょ
ちっちょう
小さく 「テレビの声 ちっちょ(ちっちょう)して。」
 (テレビの音を 小さくして。)
「消しゴム ちっちょなってしもた。」
 (消しゴムが 小さくなってしまった。)
ちっちょなる小さくなる
ちっとすこし・ちょっと 「ぼくのん ちっとしかない。」
    (ぼくの 少ししかない。)
ちっとも すこしも
ぜんぜん
「この本 ちっとも おもんない。」
   (この本 すこしも おもしろくない。)
ちびっとほんのすこし「ちびっとだけ おくれえ。」(ちょうだい)
ちびる すりへる
おしっこをもらす

ちゃうちがう 「○○ちゃん!その答え ちゃうで。」 (ちがうよ)
「その答え ちゃうんちゃうん。」 (ちがうのとちがう?)
ちゃうかちがいますか 「こんばん ゆき ちゃうか。」
   (こんばん 雪とちがいますか。)
ちゃうちゃうちがうちがう 「ちゃうちゃう。こたえは 35や。」
 (ちがうちがう。こたえは 35だよ。)
ちゃうん〜とちがうの? 「きょうは 学校 休みと ちゃうん。」
 (きょうは 学校はお休みと ちがうの?)
ちゃうんちゃうんちがうのとちがう? 「あの犬は ちゃうちゃうちゃうんちゃうん。」
(あの犬は チャウチャウと ちがうのとちがう?)
ちゃうんとちゃうんちがうのとちがう? 「こたえは 26と ちゃうんとちゃうん。」
 (こたえは 26と ちがうのとちがう?)
ちゅうがっこ中学校【類】「しょうがっこ」
ちょうちょっと 「ちょう まって。」 (ちょっと待ってよ。)
「ちょうちょう こっち きなん。」
    (ちょっとちょっと こっちへきなさい。)
ちょかちょか ふざけて落ち
着きが ないようす
「ちょかちょかせんと ちゃんとしとんな。」
 (ふざけないで ちゃんとしていなさい。)
ちょけるふざける
ちょじける くじけて
  うまくいかない
予定通りことが
     進まない
野菜などが
 順調に育たない

ちょっきしちょっきり 「10時ちょっきしに こんとあかんで。」
        (来ないとダメだよ。)
ちょっちょっと ※少し手を
    くわえるとき
「ほんの少し」
「ぱっぱっと」
「さっさっと」の感じ
「ちょっちょっと 塩 入れたら 
                おいしいなるで。」
(ぱっぱっと 塩を入れたら おいしくなるよ。)
ちょっとなっとすこしでも 「ちょっとなっと ごはんたべんと かぜ なおらへんで。」
 (すこしでも ごはんを食べないと かぜが治らないよ。)
ちょっとましばらく 「ちょっとましたら 
お父ちゃん 帰ってきてや。」
 (しばらくしたら お父さんは 帰ってくるよ。)
                  【類】「ちいとま」
ちょびくさい落ち着きがない 「うちんとこのこぉ ちょびくさいことばっかし 
                  するんやん。かなんわ。」
(うちの子 落ち着きがないことばかり するの。こまるわ。)
ちょびちょび 落ち着きがなく
ちょっかいを
出す様子
「うっとこのこぉゆうたら いっつも だれかに
              ちょびちょびして かなんわ。」
(うちの子といったら いつも だれかに
  ちょっかいを出して 落ち着きがなくて こまるわ。)
すこしずつ何回か
「先週から ちょびちょび あめ ふるわ。」
 (先週から すこしずつ何回か 雨がふるよ。)
ちょびっとちょっとだけ 「そのマンガ おもしろそうやのう。
           ちょびっとだけ みしてくれえや。」
(そのマンガ おもしろそうだなあ。
             ちょっただけ 見せてくれよ。)
ちょんちょん えんぴつなど先が
とがっているようす
「えんぴつ ちょんちょんに といだで 
        ささらんように きよつけなよ。」
(えんぴつのしんを とがるところまでけずったから
         ささらないように きをつけなさいよ。)

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ツ          
つおい強い
つぎのひぃ次の日 「その次のひぃ 自転車でこけたんやん。」
  (その次の日 自転車で こけたんだよ。)
つけもんつけもの
つこた
つこうた
使った 「きのうの日曜 お金 なんぼ つこたん。」
(きのうの日曜日 お金を いくら使ったの。)
「200円 つこた。」(200円を使った。)
つこてへん
つこうてへん
使っていない 「ぼくらあ きのうは なんもつこてへんで。」
(ぼくたちは きのうは なにも使っていないよ。)
つべたいつめたい
つめくるつねる 「先生!○○ちゃんが,うちのてぇ つめくっちゃった。」
     (わたしの手を つねった。)
つめる 指をドアなどに
    はさむ
「ふすまに ゆびをつめて つめが われてしもた。」
 (ふすまに指をはさんで つめが われてしまった。)
つらくるつるす・つりさげる 「たまねぎ ようけとれたで つらくっといたらええわ。」
  (たくさんとれたから つりさげておいたらいいね。)
るつるてん 道路が凍結(とうけつ)
してすべりやすいこと
「道が つるつるてんやで きをつけて いきなよ。」
 (道がすべりやすいから 気をつけて いきなさいよ。)
つれ連れの人・友達
つわつば・だえき

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テ          
てぇ
てぇ つる植物用の
支柱
「キュウリの てぇを作る。」
〜で〜だから 「このお茶 熱いで やけどせんように しなよ。」
  (熱いから やけどをしないように しなさいよ。)
できんできない「こんなんむずかして できんわ。」
でけたできた「先生 テスト でけたで。」
でけるできる
でけんできない
でこちんおでこ・ひたい
てさげ てさげぶくろ
かご

てったう手伝う 「重そうやなあ。てったうわ。」
  (重そうだなあ。手伝うよ。)
てっとうてぇ手伝ってよ「ちょっとだけ てっとうてぇや。」
てばる いそがしい
手がはなせない
「ごめんよ。仕事がてばっとるで まにあえへんわ。」
 (ごめんね。仕事がいそがしくて まにあわないよ。)
手ぶくろをはくてぶくろをはめる※「手ぶくろを足にはくの?」とばかにされます。
でん出ない「断水(だんすい)で 水が ぜんぜん出ん。」
てんが 片手鍬
  (かたてぐわ)
苗を植えるくらいのあなをほる 手に持つ小さな鍬(くわ) 
                       【参】「くわ」「とんが」
でんちちゃんちゃんこ

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ト          
といい遠い 「といいとこへ 行ったら あかんで。」
(遠いところへ 行ったら だめだよ。)    【類】「とおいい」
とぉ
とうから前から A「なあなあBちゃん。こんなとこに ポストあったかいなあ。」
 (ねえねえBちゃん。こんなところに ポストがあったっけ。)
B「とうから あったで。」
     (前から あったよ。)      【参】「もうとう」
どうしょどうしよう「どうしょ 失敗してしもた。」
どうでもええどうでもいい
どうなっとすきなように 「わたし パーマ 当てよかな。」
「どうなっと。」
         【類】「〜なっと」「「これなっと」「なんなっと」
どうなっとんどうなっているの 「こないだ たのんだやつ どうなっとん。」
 (このあいだ たのんだこと どうなっているの。)
どうなん (いったい)
   どうしたの?
「どうなん。顔色わるいで?」
  (どうしたの。顔色が悪いよ?)
「どうなん!はっきり わけ ゆうてみなん!」
 (どうしたの!はっきり わけを 言ってごらんなさい!)
どうもないだいじょうぶ 「顔色悪いなあ。どうもないか?」
「ふん,どうもない。」  【類】「なんともない」
どうやい どうだい
どうですか
「どうやい?おちゃでも のんでないか(のんじゃないか)?」
(どうですか。お茶でも のみませんか?)

「どうやい。元気にしとっちゃったか?」
  (どうですか?元気にして おられましたか?)
どうやいなあどうだっけ 「どうやいなあ。きょう もえるごみの ひぃ かいなあ。」
  (どうだっけ。きょうは もえるゴミの日 でしたっけ。)
どうゆうこっちゃどういうことだ 「どうゆうこっちゃ。ちゃんと ゆうてみいや。」
(どういうことだ。ちゃんと 言ってみろよ。)
どえらい たいへんな
すごい
【参照】「えらい」の強め
どえらいこと たいへんなこと
すごいこと
【参照】「えらいこと」の強め
とおいい遠い 「とおいいとこから ようきちゃったなあ。」
   (遠いところから よく いらっしゃいましたね。」
                      【類】「といい」
とおない遠くない 「そんな とおないで。あるきなん。」
 (そんなに 遠くないよ。歩いて行きなさい。)
とおなる遠くなる 「ちゅうがっこ いったら みちが とおなるで かなん。」
  (中学校へ 行ったら きょりが 遠くなるから こまる。)
とおれる (洗濯物を)
   取り入れる
「学校から帰ったら せんだくもん とおれといてよ。」
       (洗濯物を 取り入れておいてよ。)
とがらしとうがらし
どくしょうな ひどい
せっしょうな
「そんな どくしょうなこと いわんときないな。」
  (そんなせっしょうなこと 言わないでよ。)
とこところ 「このちかくに じどうしゃ おくとこないん。」
               (おくところ ないの?)
「そのかど ひだりに まがったとこに あるで。」
 (そのかどを 左に曲がったところに あるよ。)
【例】「うっとこ」「うちんとこ」「うちとこ」「ぼくとこ」「あんたとこ」
   「遠いとこ」「上がったとこ」など
〜したとことこ つい最近
  〜したばかりの
「こうたとことこの ふでばこやのに いたんでしもた。」
    (買ったばかりの筆箱なのに こわれてしまった。)
どこなっと どこでも
 すきなところに
「この かばん どこにおいたらよい?」
                (どこにおいたらいい?)
「どこなっと。」
どこやかいいろんなところに 「どこやかい さくらがさいとったで。」
  (いろんなところに さくらが さいていたよ。)
どこらへんどのあたり 「お金 おとしたん?どこらへんやん。」
 (お金を 落としたの?どのあたりなの。)
どっかどこか 「ひまやなあ。どっか いかへん。」
   (ひまだなあ。どこか 行かない。) 
どっこいせどっこいしょ ※「どっこいせ」は 福知山音頭にも歌われて
 います。
どっこもどこも 「連休で どっこも 人がいっぱいやったで。」
   (連休で どこも 人がいっぱいだったよ。)
どつくたたく・なぐる
とっくの昔にずいぶん前に「そんなん とっくの昔に やっとるわ。」
どっちなっと どちらでも
  すきなように
「どっちなっと すきなほうを たべなよ。」
 (どちらでも すきなほうを 食べなさいよ。)
とっとく (品物などを)
    とっておく
「この服ええやつやなあ。とっといて。」
どのうどのようにする 「この計算,どのうするん。」
   (この計算 どうするの?)
「ガラス わってしもた。おこられる!どのうしたらええん。」
 (ガラスを わってしまった。おこられちゃう。
                  どうしたらいいの。)
とふとうふ【参】「おとふ」
〜しとる(今)〜している
(すでに)してある
「はよう 勉強しなよ。」(早く勉強しなさいよ。)
「もう しとる。」(もう,しているよ。)

「宿題できとるか。」(宿題 できている?)
「もう できとる。」(もう できている。)
〜しとん 〜しているの
〜している
※現在進行形
「なあなあ,何しとん(何やっとん)?」
  (ねえねえ,なにをしているの?」
「息(いき)しとん。」
     (息をしている。)       【類】「〜しよん」
どれやかいどれでもいろいろ 「ようけ きゅうり でけたで どれやかい もってかえんなよ。」
 (たくさん きゅうりができたから
           どれでも もって帰りなさいよ。)
とんが唐鍬(とうぐわ) 畑を深く掘り起こして たがやすときにつかう 幅がせまく
厚めの鍬(くわ)   【参】「くわ」「てんが」
どんだけどれだけ 「魚つり してきたん? どんだけ つれた?」
(魚つりを してきたの? どれだけつれたの?)
どんどとんど・左義長 「どんど」「どんど焼き」が多く使われています。
「とんど」を使う人もいます。
どんなもんどんなもの 「デジカメゆうたら どんなもんか あんた しっとってん。」
(デジカメっていったら どんなものか あなた しってる?)
どんなんどんなの 「買いもん いっちゃったんやって?
             どんなん こうちゃったん。」
    (買い物に 行ったんだって?どんなのを 買ったの?)
「こんなん。」 (こんなの。)

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