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僕は小さな頃から映画が好きで、映画館が近くに無かったので、もっぱらTVの深夜映画を観てました。ですから、字幕より吹き替えの方がしっくりきたりします。
でも、決して「吹き替えじゃなければ観ない!」なんていうのではないです。
ただ、何かのこだわりをもって映画を観ています。ですが、それがどんなこだわりかは、ハッキリしておりません。それが分かるまで、観つづけていこ〜かな(笑)と思っております。

新旧とり混ぜて、想うままに書き綴っていけたらと考えております(^^)



★「アルマゲドン」
「ディープ・インパクト」同様、隕石が地球に落ちてくるという作品です。主演は、ブルース・ウィルス。一時期、「ディープ・インパクト」が「インデペンデンス・デイ」のマネだというデマがながれた事がありましたが、どちらかと言うと「アルマゲドン」の方が「インデペンデンス・デイ」のノリと言えるでしょう。(父親がハッピーなエンディングに貢献するところが・・・)
地球に隕石が落ちてきて、大きな隕石を破壊するために、核を隕石に埋めるという非常に似た(似過ぎている・・・)設定な為に「ディープ・・・」と比較してしまいますが、2つの作品を別の作品とせず、「ディープ・・・」が地球に残った市民の話しを描いているのに対して、「アルマゲドン」は隕石を爆破する為に宇宙に飛び立った者の話しとして観ると、割りとスッキリするかもしれません(笑)だって、タイタニックを舞台にした作品は、タイタニックが沈むという似た(というか、大前提で)設定になりますもんねぇ(^^;)
内容は、「ディープ・・・」(どこまでも、比較してしまう)をもっとコミカルに、もっとSF的にした感じでしょうか。でも、面白かったです(笑)凄い特撮技術ですし、ストーリーも泣けました(YoY)
上映時間が、およそ2時間40分という長編ですが、そんなに中だるみを感じさせない出来だと思います。リブ・タイラーが可愛かったなぁ・・・(独り言です。スミマセン(^^;))

★「踊る大捜査線 THE MOVIE」
テレビで好評だった刑事ドラマを映画化した作品で、長時間ドラマを2本経て、満を持して登場した作品です。主演は、織田裕二氏。
今まで、刑事ドラマでシリアスとコメディーが合体したようなのは「あぶない刑事」がありましたが、「踊る大捜査線」は、それに人情味をプラスした感じでしょうか。どちらが面白いかというのは、それぞれの好みによりますが、僕は両方好きです(笑)
さて、内容ですが、猟奇的殺人と誘拐の2つの事件が起こり、2つの事件を追う湾岸署の署員と本庁との葛藤。本庁上層部の思惑。その他いろいろな事が錯綜しながら事件が解決していく(物凄く、抽象的な言葉を我ながら並べてしまいました。だって、まだ上映してるんだもん(笑))
内容に関しては、まわりくどい表現をしましたが、感想としては面白かったです。今までドラマで放映されていたオイシイ部分をピックアップされてるシーンも随所にみられて、笑いあり涙あり、ホント最後まで笑わせてくれます。とってもオススメです(^^)
あ、そうそう。別に知ってなくてもいいんですが、青島刑事が「天国と地獄」って言うシーンがあります。この「天国と地獄」というのは、黒沢明監督作品の映画の事で、誘拐事件扱ったもので傑作です。「踊る・・・」を観た後で観てみるのもいいかもしれませんよ。「あぁ、あの事だったのかぁ。」と思うに違いありません。
でも、151分程ありますけどね・・・(^^;)よろしければ、是非!!



★「ガメラ3」
映画について、TVで放映した映画も含むような事を書いてましたが、気が付いたら劇場放映している映画についての事しか書いてませんでした。いかんいかん(^^;;
さて、ガメラ3。僕が幼少の頃の「強いぞガメラ〜♪」(そんな歌があったのです(笑))のイメージを根底に潜めながら、「ガメラ神話」として1・2と制作されてきましたが、3でも当然その流れを継いでおります。
内容は、1作のギャオス戦から4年経った夏。ガメラによって全滅させられたはずのギャオスが、再び世界各国で目撃されるようになる。そして日本では、ギャオス戦のとばっちりを受けて両親を失った少女が、ガメラに恨みを抱きながら暮らしている。そんなシチュエーションでストーリーは始まります。
ギャオスが東京へ飛来。それを追ってガメラ登場。イリスとイリスの封印を偶然解いた少女との触れ合い。そしてガメラの死の依頼。暗躍する怪しげな2人組。満を持してのガメラとイリスの死闘・・・。
良かったです(^^)1、2、3作と段々と面白くなってきてます。尻下がりなゴジラ(日本版)とは大きな違いだなと思います。特にガメラが渋谷を壊滅させるシーンは、思わず歓声をあげてしまいました(笑)健闘していると思いますよぉ。アングルも良かったし(そればっかり(^^;))イリスの飛行シーンなんてとっても奇麗でした。
何ともベタ褒めですが、不満な個所がなかった訳ではないです。ストーリーに、やや中だるみな、無駄だと思われる所がありましたしね。例えば自衛隊の間違った攻撃(お約束なのは分かりますが、あれでは、あまりにも自衛隊の人が可哀相です。評判を落とします)や怪しげな2人組(多分、居ない方がテンポが良くなると・・思わず寝かけたもんで・・(笑))前田愛さんをイリスから救う所も(渋谷で死んだ人の立場は?)
まぁ、そんな事を踏まえた上でも、好印象な良い作品だと思います(^^)何だかラストを観ると、すぐにでも続編が出来そうな雰囲気(でもパンフには平成ガメラシリーズ、ここに完結!って書いてありましたが・・)どうなんでしょうねぇ。

★「仮面の男」
「ロミオとジュリエット」「タイタニック」で大人気となった、レオナルド・ディカプリオ主演の作品です。僕は三銃士物が好きなんですが、この作品も三銃士が登場するという事で観に行って来ました。
当初、ディカプリオの人気につけこんだ作品で、大した事はないと思って期待してなかったのですが、面白かったです。いい意味で裏切られました。
主演であるはずのディカプリオ(二役もしたのに)を三銃士役の方々が食ってしまいました(笑)「カッコイイー」です。とくに、ダルタニアンの役をやったガブリエル・バーンとアトスの役をやったジョン・マルコヴィッチが・・・・。男の美学ってやつを感じる事が出来ます。


★「死国」
「リング2」と同時上映をされていたのを観ました。ホラーです。日本だから怪談と言った方がいいかも知れません。僕、個人としては「リング2」よりこちらをメインで期待した作品でした。
大きな島とも言える四国。村という、閉鎖的な密室に近い世界を舞台に、現代社会から忘れ去られた風習をプラスする事によって、いかにもホラーという雰囲気でストーリーは展開していきます。
派手な特撮を用いずに、古典的な手法を使って・・・(^^)良い感じでした。お金を使って、派手な特撮を使っても、話しがついていかないと全然ダメですからねぇ。
また、闇と光をうまく使用してたと思います。アングルもよかったぁ。ああいう撮りかたは好きです。
しかし、残念だったのは、ストーリーが何とも尻すぼみな感じになってしまってた事です。どんどんと、盛り上がってきて、燃え上がってきたぁ(?)とおもった瞬間に、フッと、アッサリと火(?)が消えてしまった感じでした。
多分、いろいろとカットされてるんでしょうね。意味不明なシーンもありましたから・・・。
全体的にみて、好感のもてる作品だったと思います。ラストの米良さんの歌もよかったなぁ。CDを中古(笑)で買おうかなとねらっております・・・歌を聴いてウルっときたもんで(^^;)

★「シックス・センス」
常人が感じる、蝕覚・聴覚・視覚・味覚・嗅覚の感覚(センス)の他に、六つ目の感覚・・つまり通常、人が感じる事の出来ない感覚を感じる力(霊感?)が、生まれつき備わった子供をめぐるお話しです。一見、ホラーです。実際、古典的な脅かしをかけてきます(笑)幽霊も出てきます。しかし、何と申しましょうか・・単純にホラーというジャンルに入れられないものがある作品です。初めて観た方は、恐らく「やられた〜。」と感じ、もう一度、観ようと思うことでしょう(謎)恐怖映画じゃなくて、感動する映画なんですよねぇ。不思議な作品です(笑)ただ、ノロノロとストーリーが進行していくので、退屈だし、気を付けないと訳が分からなくなる可能性があります(^^;;やはり、もう一度、観たほうがヨロシイかと思います(謎)
監督はM.ナイト・シャマランという29歳の(同じ歳だ(汗))ほとんど無名な人だそうです。スゴイですねハリウッドは、どんどん才能ある若手の監督が出現しますねぇ(^^)いいなぁ〜(謎)

★「スターウォーズ(エピソード1)」
続編が出来るという噂を聞き、待ちに待って「ジェダイの復讐」から16年。満を持して登場しました最新作です(^^)思えば、第1作を初めて観る事が出来たのが、中学生の頃(エトセトラの2/27を参照)懐かしいやら新しいやら(?)とにかく、観るしかないでしょ〜う♪ってな感じで、珍しく2回も観てしまいました(笑)
さて、内容なのですが、実質的には最新作のこの作品、内容的には先の三部作よりも前のお話しなのです。後の悪役ダース・ベイダーの少年時代が舞台で、ジェダイの騎士との出会いが描かれています。
中だるみも少なく、スムーズに話しが展開していく・・期待通りの出来だと思いました。ただ、予備知識がないと、分かりづらい内容ではあるかとは思いますが(^^;;
特筆すべきはSFX(特撮)さすがに16年も経てるだけあって、格段に進化してますなぁ〜♪もう、驚くほどの特撮が、惜しみなくフンダンに使われてます・・ていうか、ほとんどCGなんですよねぇ。アニメーション映画と言っても過言ではないくらい(笑)
着々と次回作の制作が進んでいると聞きました。さてさて、アナキン・スカイウォーカーは、その後どうなっていくのでしょう??(まぁ、ダース・ベイダーに、なるんでしょうけど(^^;))


★「ディープ・インパクト」
1999年にノストラダムスの予言通り人類が絶滅するのなら、隕石の衝突によるものではないか?という意見が世間で飛び交っておりますが、実際に隕石が落ちてくると大変な事になるなぁ。と、結構、本気で考えさせられる作品でした。
なんせ、地球規模の災害なので逃げようがない訳です。そうすると、残された時間をどうやって過ごそうとか、自分を犠牲にして他の命を救うという選択をその場で出来るか、とホント考えさせられます。
泣きましたよぉ。ただ、コンタクトをつけていたので、思いっきりは泣けませんでしたが・・・。ビデオが出たら、心置きなく泣こうと思ってます(^^;)
監督をしたのはミミ・レダー。僕の好きな海外ドラマの「LAロー/7人の弁護士」や「ヒルストリート・ブルース」なども監督として携わってました。「ピースメーカー」が映画監督デビュー作品でした。僕的には、いまいちな作品でした。「ヒルストリート・ブルース」は、今でも(98.11.17現在)KBS京都で金曜の朝に放映されてます。辛口で面白いですよ。オススメです!!


★「ニュー・シネマパラダイス」
「オモシロイよ。」「感動するよ。」という巷での評判に、遅れ馳せながら、やっとビデオで観た作品です(笑)
いい作品というのは、何で観てもヨイもんですねぇ。劇場での大きなスクリーンと大音響というのに、こした事はなにのですが・・テレビ画面で、しみじみと観るのも良いもんだと、今回そう思った訳なのです(あぁ、言い訳がましい(^^;))
さ〜て、内容です。舞台は、イタリアの何処かにある村。そこに村の唯一の娯楽である映画を上映する「シネマパラダイス(パラディッソ)」という小さな映画館がある。そこで、映写技師として働くアフレイドという男と、やがて映写技師を引き継ぐ主人公の少年との触れ合いを中心にして、映画を観に来る人々の悲喜こもごもなストーリーが展開していきます。主人公の少年は、成長すると、当然の事ながら青年になり、やがて故郷を後にする。その後、アフレイドの葬式に参加するために、大人に成長した主人公が故郷に帰ってきて見たものは・・。そして手に入れたものは・・。
いや〜、他聞にもれず感動いたしました(^^)映画というものは、身体で味わうもんなのだ。と、映画館で歓声をあげる観客のシーンを観るうちに、そう感じさせてくれる作品でした(笑)
「ラストが感動するんだよ。」そういう噂を聞いておりました。まったく、その通りでした。泣かせて戴きました(YoY)124分という長めの作品でしたが、観た甲斐があったというもんです。「自分のする事を愛せ。」旅立つ主人公にアフレイドが贈った言葉です。何かと自己嫌悪に陥りがちで、ちょっとした事で自信がなくなりそうになる昨今ですが・・この言葉はグッときます(^^)


★「ハムナプトラ」
古代エジプトにかけられた呪いの封印が解き放たれ、「伝説のエジプト10の災い」が現実になる・・というのが。大筋?なコンセプトな作品です(笑)まぁ、なにわともあれ!チャンチャンバラバラ、ドンドン、バキューンバキューンってな冒険活劇。何も考えないで観るには最高な作品だと思います♪中だるみも無く(不要なラブシーンなんか無いもんね!)全編、アクション、アクションの連続!!典型的なヒーローものって感じです。更に好感が持てるのは、そんなに有名なじゃない俳優を(失礼・・)採用しているところです。日本の(に・ほ・ん・のっ(笑))映画でよく見られる事ですが、内容よりキャスティングで人を呼ぼうという映画が多すぎます(-_-;)無名でも才能ある役者の方はいっぱい居ると思います。どんどん採用していただいて、内容で勝負して欲しいものです。まぁ、この作品が内容で勝負しているかと言えば、う〜む。と口篭もりますが(^^;;「いいじゃ〜ん(笑)」と許してしまう勢いがあるのです(^^)グロテスクなシーンが苦手な方や虫がダメという方は、盛り沢山ですのでオススメ出来ませんが(笑)「フン、平気さっ。」という方や力を入れずに観れる作品を求めている方には観てみるのもヨイと思われる作品です。
さて、この映画。Tさんの援助により観る事が出来ました。感謝です(^^)

★「梟の城」
故司馬遼太郎氏の長編第1作で直木賞を受賞した小説を映画化した作品です。当時の大阪城下の風景や城内の襖をCGで再現!!とかいうフレコミを聞き、嫌な予感がしたのですが・・見事に当たりました(^^;)ハッキリ言います。僕は面白くありませんでした(-_-;)原作の醍醐味を表現しようとしているのは分かるのですが、すべてにおいて空回りして、尚かつ中途半端なストーリー展開(何度、眠りかけたことか・・)でした。ミスキャストも目立ちましたし、もう、なにもかも不満です。原作を読んでたのが悪かったのでしょうか??CGを駆使した割りにはセットもショボかったぁ。後日テレビで観た、「花の大江戸つりバカ日誌」の方がよっぽど良い感じに思えました(笑)失敗です。失敗です。こんなんじゃ日本の映画の先が思いやられます。あぁぁぁぁぁ(^^;;
さて、あまり、けなしてばかりでは何ですので・・頑張って(笑)ヨイと思ったところを書くと・・。中井貴一氏は合ってたと思います。以上です(^^;;






★「リング2」
好評だった「リング」の続編です。「死国」と2本立てで上映。多分、「リング2」をメインに考えて観に行った方が多かったと思います。一緒に観に行った友人もそうでしたから・・・。
内容は、貞子の呪いをかけられたビデオを見ると、1週間後に死ぬという。呪いから助かる方法は、ダビングして誰かに見せること・・・。という前作のストーリーを引き継いだものですが、う〜ん。今回は辛口で評価しますが、面白くなかったです(-_-;)1作で終わらせるべきでしたね。絶対。評判が良かったから作ったという商業的思惑が目立ちます。だって、全然、内容がないんだもん。
深田恭子さんを出したのも失敗ですね。深田さんが悪いという事ではないんですが、ラストの・・・いただけないですなぁ(^^;)
パンフレットによると「尾を引く、もう1回観たくなる映画を目指しました。ディテールにこだわって、そこを繰り返し観たくなる映画に挑戦したつもりです。」と中田秀夫監督。クセになるホラーを目指したのだそうです。気になるシーンやディテールがあったら、何回でも観にきて欲しいと・・・。確かに、気になるというか、良い感じなシーンが1つありましたが・・・何回も観るほどのものでは・・・(^^;;
何だか、突貫工事的な作品に思えたのは、僕だけでしょうか?
総合的な感想として・・・前作が良かったからって、無理矢理に次作を制作するのはやめた方がいいのではないかなと思いました(笑)








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