ろうかに戻るぅ

大漁!その果てに…


うちの父は釣りが趣味です。
生活も極端で、
夜の8時に寝て、朝の4時頃に起きて釣りに行きます。
(この生活サイクルは父が子供の頃からのままらしい…)

んで、今年はいつになくアジが
大量に釣れました。
多いときになると、
1日に100匹以上釣ってきたりもしました。
刺身や煮魚、焼いたりして毎日食べてるのですが
食いきれない
よって親戚や近所に大量に配ったりしてました。

しかし、毎日よく釣れるものですから
処理しきれません
魚の保存用に1台
専用の冷凍庫があるのですが、そこもいっぱいに。

で、ある日、アジを干物にすることに決まりました。
びくみたいなネットの中に入れ、虫が付かないように干します。
こうすることによって長期保存ができ、後に取り出してきて焼いて食べます。
最初のうちは
塩加減を間違って塩辛みたいになったり、
焼きすぎて
消し炭状態のものを何回か作ったりもしてましたが、
2週間もするとばっちりの出来映え。

むっちゃおいしい♪

歯ごたえもあり、飽きがこないので毎日食卓に登場することになりました。

…で、数ヶ月たったある日。

食事の時間、アジの干物を焼いたものが食卓に登場してました。
いつものことなので気にせずに椅子に座る。
で、改めてアジを見るが、なんか…


焼き加減はちょうどいいし、外見上は特に問題なさそう。
…いつになく
ちょっとべとっとしてるけど。
それにもまして、なんか
変な臭いしないか、これ?

父も席に着いたので食事をすることに。

焼き魚は熱いうちがおいしいのでアジの干物から食べることにしている。
身を半分に割ってみると…やっぱり、なんか
べちょっとしている
「まあ、干しが足らなかったのか、ちゃんと火が通ってないだけだろう」
と思い、口の中へ。


む、
ムチャクチャまずいっっ!!!


しかめっ面している私に父が気づき、父も一口食べてみる。

「なんだこりゃ!?
おい、これ腐ってるぞ!!

即座にこの干物は
生ゴミと化しました
その後は「なんで腐ってたのか」を言い合う。

天気が悪かったからじゃないか、とか、
一緒に入れてたイカが原因じゃないかとか。(入れるなよそんなもん)

結果的に、その日につくったもの±1日が少々
怪しかった程度で、
他の時に作ったものは問題ありませんでした。

…しかし…、
なんで干物が腐るわけ?
干物って元々腐らないように作られているもんじゃなかったっけ?

「干物も腐る」ということを初めて知った1日でした。

(2000年秋)



鬼ーっ!悪魔ーっ!!