時は西暦2200年代。
人類は月・火星に入植し、盛んに開拓を進めていた。
物語はここ、火星より始まります。
火星の政治を担っているのは、火星開拓基地長官、ハザード・パシャ。
その圧制下で、自由気ままに生活している人物があった。
それが本作の主人公、ジョウ・マヤである。
ジョウには、一つ大きな夢があった。
それは、幼い頃に住んでいた地球に行くことである。
そんなある日、ジョウたちの運命を変える大きな出来事が起こったのです。
ジョウの16歳の誕生日を前日に控えたある日、ふとしたことで警官を怒らせ、追われてしまう。
逃げるジョウたちの前に、突然見たこともない謎の宇宙船・エルシャンクが現れる。
と同時に、ザ・ブーム軍の人型ロボットがその宇宙船を襲う。
そのロボットに見つかってしまったジョウとマイク。
マイクを逃がしたジョウはエルシャンクの中に逃げ込むが、追いつめられてしまう。
一か八か、近くのマシンに乗り込むジョウ。
そのマシンを駆使して数機を撃破したもののピンチに陥る。
と、どこからともなく飛来した謎のマシン・飛影と合体、敵を一掃する。
こうしてジョウたちとザ・ブーム軍との激しい戦いの物語が今、始まったのである。
という状態から話は進みます。
基本的な分類で分けられると「ロボットアニメ」のジャンルに入ります。
ですが、私はこの作品を単なるロボットアニメとは見ていません。
なぜなら、この作品ではロボットによる戦闘シーンは
あくまでストーリーの補助の役目を担っているからです。
(使いまわしの多さは目をつぶってください。)
この作品の真の意味は、戦いの中に身を置かれた若者たちの
悩み・悲しみ・苦しみ・惑いを描き、
いったい戦いとは何なのか、戦いの中で人は何をしなければいけないのか、
人はどうあるべきなのか、を問いかけ、また、
自然の美しさ・大切さを考えさせられる内容になっています。
自分が忘れていた、または気づいていなかった、
人として生きるために本当に大切なもの・・・、
私はこの作品を通し、教えられました。
そして、このストーリーを盛り上げる音楽も非常にすばらしいです。
特にロミナ姫の悩みのシーンに流れる曲はそれだけで泣けてしまうほどです。
なお、この物語が本当に泣けるようになるのは中盤以降です。
前半しか見ていない、あるいは中盤以降からしか見ていない場合、
この作品の真価は分からないかもしれません。
一話一話が大切な物語ですから・・・。
私にとって永遠に心に残るこの作品のすばらしさを、
少しでも多くの方にお知らせできればいいな、と思っております。
どこまでできるかは分かりませんが、
私なりに頑張りますので、お目を通していただければ
これ以上の幸いはありません。