「今月の問題」 第16回 解答例


よしおくんの家では、正月には双六遊びをします。
2つのサイコロをふって、偶数の目が出たら前進し、奇数の目が出たら後退する約束にしました。
例えば、2つのサイコロを2回ふった場合、偶数の六と六の目が2回とも出たときには、24まで前進します。
また、奇数の五と五の目が2回とも出たときには、−20まで後退します。

2つのサイコロを2回ふったとき、−20から24までの番号にならない場合がいくつかあります。
その数字をすべてさがして下さい。

 


解答例です

答えは、ー19,−17,−15,19,21,23です。

今回はしらみつぶしの方法で調べられた方が多かったようですが、以下のようなプログラムで解析して頂いた方もおられます。

mhayashiさんの解答です。***************

X-BASIC 用。

   10 /*sa."yosioka0101
   20 dim int v(7)={0,-1,2,-3,4,-5,6},u(45)
   30 for a=1 to 6
   40 for b=1 to 6
   50 for c=1 to 6
   60 for d=1 to 6
   70 u(v(a)+v(b)+v(c)+v(d)+20)=-1
   80 next
   90 next
  100 next
  110 next
  120 for i=0 to 44
  130 if u(i)=0 then print i-20
  140 next
  150 end
run
-19
-17
-15
 19
 21
 23
Ok


浜田明巳さんの解答です。***************

 

今回はGRAPESで解いてみました。

 サイコロの目をp、q、s、tとして、次々に計算し、x軸上の点をプロットしていきます。最終的にプロットされない点のx座標が答です。

 このプログラムにより、答は

  −19、−17、−15、19、21、23

となります。