図のような「円すい」、「球」、「円柱」の形をした積み木があります。 ※ただし、箱の中には、「円すい」「球」「円柱」の積み木は、少なくても1個は含まれているとします。 |
<正解者一覧表>
正解者順位 | name | メール到着日時 | 備 考 |
1 | 高田修成(修徳学院) さん | 2002/11/1 0:03 | 兵庫県 |
2 | Banyanyan さん | 2002/11/1 0:05 | 京都府 |
3 | BEAN さん | 2002/11/1 0:06 | |
4 | Michael さん | 2002/11/1 0:11 | |
5 | BONZ さん | 2002/11/1 0:19 | Osaka/JAPAN |
6 | Nの悲劇 さん | 2002/11/1 0:35 | 兵庫県 |
7 | maruhagedon さん | 2002/11/1 2:28 | |
8 | miya さん | 2002/11/1 5:38 | |
9 | 信三 さん | 2002/11/1 8:14 | シリコンバレーの住人 |
10 | 経友会の進作 さん | 2002/11/1 10:42 | 京都府木津町 64歳 |
11 | teki さん | 2002/11/1 11:31 | |
12 | 巷の夢 さん | 2002/11/1 18:59 | 宮城県出身 |
13 | モルモット大臣 さん | 2002/11/1 19:30 | モルモット王国 |
14 | Non さん | 2002/11/1 19:42 | |
15 | ponta55555 さん | 2002/11/1 23:19 | |
16 | 和久 平八郎 さん | 2002/11/2 0:34 | 福岡在住PG |
17 | ISAMU さん | 2002/11/2 8:57 | 三重県 |
18 | なにわ さん | 2002/11/2 9:54 | 西宮市 |
19 | フィリピンの鷹 さん | 2002/11/2 10:15 | |
20 | 理一郎坊ちゃん さん | 2002/11/2 16:46 | 山口市湯田小6年 |
21 | 有無相生 さん | 2002/11/3 17:40 | 神奈川県、会社員 |
22 | BossF さん | 2002/11/3 18:31 | |
23 | MARORINE さん | 2002/11/4 13:28 | 福岡県在住 某進学塾講師 |
24 | ふじさきたつみ さん | 2002/11/4 16:46 | 北海道 |
25 | 清川 育男 さん | 2002/11/4 23:22 | 広島市 |
26 | グランパ さん | 2002/11/4 23:36 | |
27 | 15KARATSOUL さん | 2002/11/5 15:21 | 兵庫県民 |
28 | スモークマン さん | 2002/11/5 22:52 | Jijy |
29 | タムラなんでも工房 さん | 2002/11/6 21:46 | |
30 | α波 さん | 2002/11/8 2:56 | |
31 | 高橋 道広 さん | 2002/11/8 18:21 | 北の隠れ家 |
32 | あああああ さん | 2002/11/9 11:47 | |
33 | 安楽克嘉 さん | 2002/11/12 17:04 | 宮崎県小林市 |
34 | yuki さん | 2002/11/14 21:31 | 奈良県 |
35 | トクジ さん | 2002/11/29 15:20 | 徳島県 家庭教師 |
36 | N.Nishi さん | 2002/11/30 19:50 | 大阪府:中学教諭 |
答えは38個です。今回もスマートな模範解答を送って頂きましたので、紹介させていただきます。
<teki さんより>
図のような円錐、球、円柱の体積の比は、1:2:3ですので、
これを組み合わせて110を作ればいい訳です。
個数が最小となるのは、体積3の円柱を最も多く使う場合で
すので、110÷3=36余り2より、円柱の個数は36個以内
です。
少なくとも1個は円錐、球が入っているので、36個の円柱が
入っている場合は、残りの2を作ることができません。
従って、個数が最小となる組合せは、円柱35個、球2個、円
錐1個の合計38個の場合となります。
<和久 平八郎 さん>
密度が全て等しいので円錐、球、円柱の重さの比は
5*(πr^2)/3:4*(πr^3)/3:5*πr^2 (r=5/2)
⇒1:2:3
ここで円錐、球、円柱の個数をそれぞれα,β,γとすると
α+2β+3γ=110
(α,β,γは自然数)・・・@
α+β+γの最小値を求めるので
@を満たすようなγが取り得る最大の値をとればよい。
γ=36のとき
α+2β=2
これは@を満たさないので適さない。
γ=35のとき
α+2β=5
これを満たす(α,β)の組でα+βが最小になる組み合わせは
(α,β)=(1,2)
よって求める解は
α+β+γ=38(個)
<理一郎坊ちゃん さんより>
円錐(C)、球(S)、円柱(P)の体積の比が、本問の場合には、
1:2:3であり、これは重さの比でもある。以下Cの重さを1と
する。
C,S,Pがそれぞれx、y、z個あるとすると、
x+2y+3z=110
個数をなるべく少なくするには、xをなるべく少なく、zをなる
べく多くすればよい。
x=y=1ではzが整数でないので、x=1,y=2を考える。
このときz=35で、積み木の総数は38個になる。以下zを1
づつ減らしていくと、x、yがそれ以上に増加することがわか
る。
<MARORINE さんより>
解説:円錐の体積…π×5/2×5/2×5×1/3=125/12π立方cm
球の体積…4/3×π×5/2×5/2×5/2=125/6π立方cm
円柱の体積…π×5/2×5/2×5=125/4π立方cm
したがって、体積比円錐:球:円柱=1:2:3
ここで、体積の合計が円錐110個分であるから、
110÷3=36個…2
このとき、球または円錐のどちらかが0個になってしまうので、
円柱は35個、そうすると、35×3=105、110−105=5となるの
で、球は5÷2=2個…1、円錐は1個となる。
よって、合計個数は35+2+1=38個。
<清川 育男 さん>
体積比 1:2:3
少なくともそれぞれ1個はある。 3個 残り 104(個分)
X、Y、Z 非負整数
X+2*Y+3*Z=104
条件により、
X=0、Y=1、Z=34
円錐 1個
球 2個
円柱 35個
最小個数 38個
<タムラなんでも工房 さんより>
三角錐、球、円柱の体積比は1:2:3
(円錐の体積を1として考える。)
したがって円柱を一番多くとる仕方を答えればよい。
36個とると円錐108個分となり、残り円錐、球のどちらか
一種類しかとれない。
したがって、円柱は35個しかとれない。
体積は、35×3=105の円錐分
のこり5個分の取り方は球を2個、円錐を1個とるようにすれば
最小の個数となる。
<高橋 道広 さん より>
円錐の体積:(5/2)^2π×5×1/3=125π/12
球の体積:4/3×π×(5/2)^3=125π/6
円柱の体積:(5/2)^2π×5=125π/4
より体積比は1:2:3
この3つを組み合わせたものは有名な数学者の墓に刻まれてる
とか聞いたことがあります。(^。^)
よって円錐、球、円柱の個数をX,Y,Zとするとx+2Y+3Z=110
Zが最大になるのは 110/3=36.66..から
Z=36で このときX+2Y=2 Y=1 X=0が合計がもっとも少ない。
しかしこれは条件に合いません。そこで
Z=35 のとき X+2Y=5で (X,Y)=(1,2) (3,1)
このうち合計が一番少ないのは (X,Y,Z)=(35,1,2) 合計38個
また一般的にX+2Y+3Z=110のとき
X+Y+Z
=X+Y+(110/3-1/3X-2/3Y)
=110/3+2/3X+1/3Y
>=110/3+2/3+1/3
=37.666であるから X+Y+Zの最小は38未満になることはない
以上から合計38個 となります。
また X+Y+Z=38を満たすものは X+2Y+3Z=110から
2X+Y=4となり (X,Y)=(1,2)を得ますから (X,Y,Z)=(1,2,35)
のみが解となることがわかります。
<yuki さんより>
円錐をx個、球をy個、円柱をz個とすると、
x+2y+3z=110
ここで、zの最大値は35だから、z=35
これを代入し、x+2y=5
ここで、yの最大値は2だから、y=2、x=1
よって総和はx+y+z=38個
<トクジ さんより>
仮定:密度=1
体積比=質量比 円錐:球:円柱=1:2:3
よって円柱の変域は1≦x≦36
しかし,各積み木は最低1ヶずつはいっているのだから
円柱36個を適応すると3×36=108となり,円錐,球のいずれかが入らなくな
る。
よって,円柱の最大値を35とすると3×35=105となり,のこりは円錐5個分
となる。
球の数を2ヶとしてやると2×2=4で,円錐は1ヶとなり,
円錐(1)+球(2×2=4)+円柱(3×35=105)=円錐110個分
∴積み木の総和は38が最小となる。