第2回 (平成11年11月)の正答例


<問題1>
左図でa+2a=4
a=4/3
4×(8/3)÷2=16/3
<問題2>
6×6÷2−2×4÷2=14



C−D(泣海豚)さんに丁寧な解き方を示して頂きました。

(1)4秒後の状態において、ABとDEの交点をG、GからBEへ垂線を下ろし、その交点をHとする。
求めるのは三角形GEBの面積である。
三角形GBHと三角形ABCは相似なのでGH:HB=AC:CB=6:6=1:1
三角形GEHと三角形DEFは相似なのでGH:HE=DF:FE=12:6=2:1
よって、GH:HB:HE=2:2:1だから、EB:GH=(EH+HB):GH=3:2
EB=4cmなので、GH=4×2/3=8/3cm
面積は 4×8/3÷2=16/3cm^2

(2)4秒後の状態において、ABとDEの交点をG、GからECへ垂線を下ろし、その交点をHとする。
求めるのは四角形AGECの面積であるが、これは三角形ABCの面積から三角形GBEの面積を引けばよい。
三角形GBHと三角形ABCは相似なのでGH:HB=AC:CB=6:6=1:1
三角形GEHと三角形DEFは相似なのでGH:HE=DF:FE=12:6=2:1
GH:HB:HE=2:2:1だから、BE:GH=(BH−EH):GH=1:2
BE=6−4=2cmなので、GH=2×2=4cm
よって、三角形GBEの面積は2×4÷2=4cm^2
求める面積は、 6×6÷2−4=14cm^2

補助線の引き方は他にもありそうですね。


grastonさんはユニークな考え方です。

最初に見たときはわざわざ移動時間を示さなくても移動距離のみでよいのでは、と思ってしまいましたが計算をする過程で その必要性を求めることも1つの考え方だとわかりました。

当方の考え方は、作図することで(2)は方眼11こ組み合わせて1になるものが3こ、合わせて14。
ところが(1)の方は思惑通り?移動時間を利用して重なりの三角形の高さが1秒進むと4/6cm高くなるので4秒後は16/6cm。
底辺は当然4cm。したがって16/6 × 4 × 1/2 =16/3

(2)も同様に考えると、
6×6×1/2(三角形ABC)−(2×4×1/2)=18−4=14
1秒で2cm高くなり3秒後以降は1秒で2cm低くなるので。