<1.授業指導過程>
指導内容 学習活動 指導上の留意点
学習課題
「17段目の秘密」の提示
・1段目に入れる任意の数字を発表する。
・3段目以降は十の位は省いて記入する。
・17段目の数を発表する。
・みんなが興味をもつような表現を
する。
・0と言った場合は後にまわす。
・2段目は教師が選び、5を記入す
る。
2段目と17段目の関係に
ついて予想する。
用意したプリントを自由に
数字をいれて考える。
・2列目もおなじように取り組み、結果を
発表する。
・3列目も同様に取り組み、4列目は2段
目の数を変えて取り組む。
・自由に取り組み、「17段目の秘密」を
発見する。
・自由な発言をさせながら、2段目
を5にして取り組ませる。
・4列目もみんなで同じことをさせ
る。証明の要求はしない。
・班の中で、相談させる。
「17段目の秘密」の発表
結果をまとめる。
自分の意見を発表する。 ・証明は要求しない。
・一番すっきりしたものをまとめと
する。

<2.生徒が発見したことがら>
・17段目の数字は、2段目を7倍したものの一の位になる。(多数の班が発見)
・(1段めの数)×7は16段目の数になる。
・1段目と2段目を同じ数にすると、1と2段目の数とは違うが、16段目と17段目は同じ数になる。
・2段目が奇数(偶数)ならば17段目も奇数(偶数)になる。
・表の中で0の数字の後は、2段続けて同じ数である。
・1段目と2段目を同じ数にすると、15段目は0になる。
・2段目+17段目は、偶数になる。

<3.授業後の研究協議>
・班学習を取り入れられていたが、生徒はとてもよく考えていた。
・教材が非常に面白い。この題材を見つけ取り上げた所に価値がある。
・2年生で取り上げたらどうであろうか。文字式の良さを示すことが出来る。
・まとめは教師の話であったが、生徒自身に、どれが一番すっきりした発見であるのか考えさせたらどうだろうか。(反論)本時の授業では無理にまとめをする必要はない。
・2段目と17段目に注目した授業からずれてしまっていた。その意図が指導者にあったのだろうか。そのために、内容が広がりすぎてまとまりがつかなかった。→指導者自身に生徒の反応が予想できなかった部分があった。(反論)確かに流れが広がりすぎた部分があるが、本時の目標は数学のおもしろさを体感することもあり、いろいろな意見を引き出すことは大切だと考える。
・OHPなどの機器の活用する必要がある。また、班で考えさせたのだから、班を利用した発表をさせたい。
・課題学習であったが、教科書と離れているギャップを感じる。課題学習はそれでいいのだろうか。やはり、教科書の内容と関連づけはしたいものである。(反論)文字式に応用ができるよい教材である。課題学習は、全ての生徒に同一点まで到達させなくてもいいと思える所が、指導者にとって便利である。


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