アルファベット神経衰弱

兵庫県豊岡市
谷口 裕
 トランプ遊びの定番、神経衰弱のアルファベット版である。中学校1年生の入門期に選択授業で行ってみた。

<準備物>
カード(片面にアルファベットを記入したもの−大文字2セット26×2枚、小文字2セット26×2枚、計104枚)
<やり方>
  1. 5人程度のグループを作る
  2. 机、床などにカードを裏向きに並べる
  3. 1人ずつ順番にカードをめくる。その際、出たカードのアルファベットを大きな声でしっかりと言う。
  4. めくったカードが同じなら自分のものとする。アルファベットを間違えて言ったら無効とする。間違えてめくるまで続ける。
  5. 最後まで進み、一番多くのカードを手に入れた生徒が勝ち。
*「カードを裏向きに並べる」について
 第1回戦「大文字2セット」、第2回戦「小文字2セット」、第3回戦「大文字1セットと小文字1セット」というようにステップアップしていく。
<留意点>
 私は何も考えず、5p×5p(正方形)の厚紙でカード作った。しかし、これがよくなかった。生徒たちが正方形のどの辺を下に(あるいは上に)して見るのか迷っていたからだ。作った後そうなる予測がついたので、"↑"を入れて上下がはっきりと分かるように示したが、それでも迷い気味であった。トランプカードのように、長方形の方がよいであろう。また、アルファベットは縦長に書くべきである。

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