"S+V+人+to 不定詞"の導入場面

兵庫県豊岡市
谷口 裕
 "S+V+人+to 不定詞"の文型を、動詞"ask"を使って導入してみた。

<準備物>
カメラ(フラッシュの付いているもの)
<導入の流れ>
カメラをALTに手渡しながら。
JTE: Katherine-sensei, could you take a picture of me?
カメラを受けとって。
ALT: Sure.
撮影の準備をして。
ALT: Please say cheese.
にっこり微笑んで。
JTE: Cheese! Thank you.
ALT: You're welcome.
教室の生徒たちに向かって。
JTE: I asked Katherine-sensei to take a picture of me.
ALT: I asked Mr. Taniguchi to say cheese.
 私はキャサリン先生にどんなことを頼んだでしょうか。
 キャサリン先生は私にどんなこと頼んだでしょうか。
 このように日本語で発問し、もう一度同じことを行った。
<板 書>
 I asked her to take a picture of me. 
 I asked him to say cheese.
 ask +人 + to _ 
 (人)に〜するように頼む 
<留意点>
 "ask"のほか、同じ文型をつくる動詞として"want"、"tell"も例示した。
 導入場面では、生徒たちに強い印象を与えたい。そのため、私は教室に物を持参することがよくある。今回、カメラを使ってフラッシュ撮影をするつもりだったが、電池切れであったためフラッシュが機能しなかった。授業で物を使う場合には、あらかじめしっかりと確認する必要がある。初歩的なミスである。こういったことも、授業を行うにあたって大切なことである。反省させられた。

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