基本文型ドリルの利用

 

 各出版社から、生徒向けに教科書に準拠した基本文型ドリルが出版されている。私は生徒にこの種のドリルを持たせることが多い。その利点は次のようなことである。

1.例文の豊富さ

  既習の単語、熟語をうまく使って、基本文型のさまざまな例文が載せられている。こちらが思いつかないようなものもありありがたい。生徒たちにとっては、既習の語句の復習にもなる。

2.家庭学習において

  家庭学習において、基本文型を徹底的に書いておぼえさせることができる。

3.文型テストにおいて

  各単元ごとに基本文型中心の英作文テスト(小テストなど)が実施できる。

4.ポケットサイズだから

  ポケットサイズであるため生徒たちは気軽に持ち歩き、小テスト前の休憩時間など、友だちどうしで確認しあえる。

5.定期テスト作成において

  定期テストの問題作成において、載せられている英文を参考に、さまざまな問題を作成できる。また、生徒にとっても「文型ドリルにあった文だ」とテスト中に気づきやすい。よって学習の成就感が得られる。

 

文型テストの実施にあたって

 私は2種類の文型テストを実施することがある。

1.単元ごとの文型テスト

 教科書の各パート終了後、次のように指示を出す。

次の時間の最初にドリルテストをします。ページは○ページです。

 テストは文型ドリル1ページから5問の英作文である。B6サイズの紙(形式を決めて印刷しておく)にこちらが日本語を読み上げたものに対する英文を書かせる。ただし、年度当初に「必ず、上に四角で囲ってある英文はテストの1番に出します」と宣言しておく。(教科書のターゲットセンテンスと同じ英文)このことにより、ある程度の努力をすればだれでも点が取れる。
 採点は隣どうし、班の中での交換などにより行わせる。結果はこちらが毎回記録し、約10回ごとにがんばっている生徒の名前を発表する。

2.まとめの文型テスト

 2ヶ月から3ヶ月に一度、それまで小テストを行ったすべてのページから、50問程度の英作文テストを行う。1時間程度の時間を要することと、生徒たちに負担になってはならないよう、実施にあたっては実体をしっかりと考慮する必要がある。私自身、このテストはここ数年行ってない。

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