一般動詞(疑問文)の導入場面

兵庫県豊岡市
谷口 裕
 一般動詞を用いた文の疑問文が初めて登場する場面である。既習語である一般動詞の"have"と"like"を用いて行った。

<準備物>
こけし人形←クリック
<導入の流れ>
カバンを見せながら。
JTE This is my bag.
     I have a doll in this bag.
カバンの中からこけし人形を取り出して。
JTE:  This is the doll.
ALTに向かって。
JTE: What's this?
顔も着物も描かれてない「のっぺらぼうのこけし」に生徒たちが注目する。
ALT:  It's a kokeshi.
JTE:  Yes, it is. It's a kokeshi.
     I like this kokeshi very much.
     It's very cute!
ALTに向かって。
JTE: Do you like this kokeshi?
ALT:  Yes, I do. I like it very much.
JTE: Do you have a kokeshi?
ALT:  No, I don't.
A君に向かって。
JTE:  Do you have a kokeshi?
A-kun:  No, ...
JTE: Please say "No, I don't."
A-kun: No, I don't.
Bさんに向かって。
JTE: How about you, B-san?
    Do you have a kokeshi?
B-san: Yes, I do.
<板 書>
   You have a kokeshi. 
 Do you have a kokeshi? (疑問文)
    Yes, I do. / No, I don't.(答えの文)
                do not 
<留意点>
 "I have a doll in this bag.. This is the doll."は、前日に学習した不定冠詞 a[an] と定冠詞 the の使い方の復習を意識して取り入れたものである。
 既習の事柄は繰り返し聞いたり、話したりして身に付くものである。繰り返しが大切だと思う。
 「こけし」については、数日前に教科書で話題に出たものである。そのため、いきなりこけしを話題にしても教室に違和感もなく、スムーズに導入できた。
 のっぺらぼうのこけしについて、「顔も着物も僕の好みのものを思い浮かべればいいから、このこけしが好きなんだ。」ということを一言付け加えておいた。

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