準備物:テープレコーダー、歌を録音したカセットテープ。
音楽の先生に協力してもらい、次のような実践をしてみた。
教師:Let's listen to a song.
(音楽の先生のピアノの伴奏とその先生の歌声の入ったテープを流す。)
Oh, very beautiful voice!
Who is she?
Do you know who she is?
生徒:○○先生!!
(生徒たちはにこにことした表情。)
教師:Now let's listen to the next song.
(音楽の先生のピアノの伴奏に合わせて、私自身が流行歌を歌っているテープを流す。)
Oh, very good voice!
(どっと笑いが起こる。)
Who is he?
Do you know who he is?
(A君に向かって)Do you know?
生徒:(笑いながら)Yes. Mr. Taniguchi.
このあと、文型の説明に入った。
あまり工夫のある実践とは言えないが、生徒にとって身近な存在である音楽の先生と私を使用したことにより、生徒を授業に引きつけることができた。
次回間接疑問文を導入するときには、まずはじめに、生徒たちのよく知っている流行歌を流し上記と同じ質問をし、2回目に、私が流行歌をカラオケで歌っているものを流して同じようにやってみようと思う。
なお、この実践は「第9期教育技術の法則化93−中学英語・楽しい文型導入事例集−」(明治図書)P98「§14間接疑問文」を参考にし、私自身がアレンジしたものである。