名草神社と三重塔−妙見山 兵庫県養父郡八鹿町 2000年11月 本人の撮影 兵庫県北部を代表する山の一つである「妙見山」中腹、標高800メートルにある、名草神社三重塔です。塔の高さは24.1メートルです。
この三重塔は、もともと大永7年(1527年)、島根県の出雲大社に建立されました。出雲大社本殿の柱に、妙見杉(妙見山の杉)が使われたことが縁となり、寛文5年(1655年)、この地に移築されました。
交通輸送手段が現在とはまったく異なる三百数十年前、日本海を渡ってこの地に移築されたとは、本当に驚かされます。
この写真のとおり、周辺の木々と三重塔とが大変うまくマッチしています。
2000年11月 本人の撮影
三重塔のそばにある「名草神社」本殿です。天保4年(1754年)に造られました。歴史と実感させてくれる建物です。
名草神社には「名草彦命(なぐさひこのみこと)」など、7神が祭られています。