縦横の列を使ったQ&A
兵庫県豊岡市
谷口 裕
 "Row Game"、"Crisscross"などの名前で数多くの先生方が実践されているQ&Aの活動である。私がこの活動を行うときのやり方、および留意点について紹介する。

36人学級の場合

 
正面
  
JTE ALT

図1
正面
  
JTE ALT

図2
正面
  
JTE ALT

図3
正面
  
JTE ALT

図4
<活動の流れ>
@ "This row, stand up." などと指示を出し、任意に列を指定する。(図1)
A "What time did you get up this morning?" など、英語でQuestionを出す。
B 指定した列の生徒でQuestionに対して答えられる生徒を挙手させる。
C 挙手した生徒の中で、はやく挙手した生徒を指名し、Answerを英語で言わせる。Questionに対して正しく答えられたら着席させる。
D 順次Q&Aを行っていくと、指定した列の最後の一人が残る。(図2)
E 残った最後の一人の横[あるいは縦]の列を全員立たせる。(図3)
F このようなやり方でこの活動を3分程度行う。
G この活動を締めくくるとき、最後の一人が残る。(図4)
<ウォームアップから復習、導入へ>
 この活動は授業開始直後のウォームアップである。活動終了時の「最後に残った一人」を次の過程へ活かすようにしている。
 前時の復習としてNew wordsをフラッシュカードに合わせて読ませたり、新文型の導入のためのOral interactionへ協力させたりする。こうすることにより、授業の流れがスムーズになる。
<留意事項>
@ リズムとテンポを大切にしている。
A 活動時間は3分程度にとどめるようにしている。
B この活動はウォームアップと復習としてのQ&Aを兼ねている。そのため、前時に学習した文型等を入れるようにしている。
C 英語が苦手な生徒たちも参加できるよう、やさしいQ&Aも適宜入れている。("How's the weather now?" など、入学当初や1年生の1学期の時点でも答えられるもの。)
D 活動の締めくくりの最後の一人は、ある程度の学力のある生徒となるよう配慮している。
E ALTとのTTの場合は、ALTにQuestionを出してもらい、JTEが生徒を指名する。場合によっては、JTEがヒントを与えたり生徒の支援にあたったりする。
F 列による教え合いは大歓迎している。
G 列で残った一人を攻めないように普段から指導している。これにはその学級の学級経営が大きく影響してくる。

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