Read and Look up 読み


 数多くの先生方が実践されている音読法の一つである、Read and Look up 読みを私も実践している。教科書の英文を意識的に憶えさせるにはよい方法であると思う。私はこの手法に3つのパターンをもち、適宜行っている。

<1>基本形
 こちらが"Read."という合図を出す。生徒たちは一斉に教科書を見ながら、1つの英文を音読する。そのあと、"Look up."という合図を出す。生徒たちは教科書から目を離し、前を見て憶えた英文を音読する。
<2>比較的音読の難しい英文、あるいは1文が長い英文の場合
 "Read."の合図と一斉の音読を2〜3回くり返し、そのあと"Look up."の合図を出す。しかし、しつこく何度も"Read."をくり返すと、緊張感と集中力がなくなる。
<3>黙読と音読を用いた場合
 "Read."の合図で1文を黙読させる。"Look up."の合図で、前を向かせて音読させる。これは1の基本形を一通り行ったあとで行う。黙読と音読をミックスさせた指導である。

<留意点>
 重文、複文などを含んだ長い英文がある場合は、この指導の前にスラッシュ等を付けさせるなどの指導をしておくとよい。無理に1文をすべて言わせるのではなく、場合によっては意味単位の区切りごとの音読でよいと思う。その方が長続きする。
 生徒たち全員が前面を向いている授業の形態の場合はこの手法に問題はない。しかし、班体形で授業を行っている場合、"Look up."で正面に座っている生徒と顔を合わせることとなり、下を向きがちになることもある


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