関係代名詞"that"(主格)の活動
兵庫県豊岡市
谷口 裕
関係代名詞の理解として、「読んで意味がわかる」という観点と、復習として「既習の文型を使って疑問文を作り、相手とコミュニケーションすることができる」という2つの観点からこの活動を行った。
なお、この活動を行うにあたって、は「中学校英語科ファックス学習シート集3年」(明治図書)P68「英語の好きな人を捜そう」を参考にさせていただいた。
<準備物>
ワークシート←クリック
ワークシートを1人1枚配る。
<説明1>
ワークシートを見てください。
1から6に、"Find a student"で始まる英文が書いてあります。
関係代名詞の主格thatを含んだ英文の理解を確認するため、次の発問をする。
<発 問>
例を見てください。
"Find a student that is fifteen years old."と書いてあります。
何ていう意味だったかな?
簡単な英文のため、すぐに答えが返ってきた。
<指示1>
この人をさがすためにたずねる英文が、例のQに書かれている"Are you fifteen years old?"です。
1から6の英文を読んで、それぞれの人をさがすための英文をQのところに書いてください。
関係代名詞を含んだ英文自体が、それほど難しいものではないため、ほとんどの生徒がそれぞれの疑問文を書き出していた。机間巡視をしながら適宜指導を入れた。
<説明2>
では、今作った1から6の人をさがすための英文を確認します。
1から6のQを確認し、板書した。
<板 書>
- Are you fourteen years old?
- Do you like basketball?
- Did you study English last night?
- Did you play video games yesterday?
- Can you eat natto?
- Have you ever been to Nara?
<指示2>
今から教室の中を歩き、英語で質問をしながら1から6の人を見つけてください。
見つかったらNameの欄にサインをもらってください。
5分間活動させた。約5分の4の生徒たちが、すべての項目にサインが入った。
<留意点>
書く活動として、be動詞、一般動詞(現在、過去)、助動詞を用いたもの、現在完了を用いたものを作らせることを目的とし、それを復習とした。
各Qについては、Yesの答えが出来る限りクラスの半々となるようなものにした。6の問いについては、女子に該当者が少なく、女子が男子に質問せざるをえない状況となり、男女がまじっての活動となった。私の授業の中では、教室の中で自由に男女がまじらない活動になることがたびたびあるが、このようにそうせざるをえない状況になると男女入りまじった活動となる。「そうやらざるをえない状況をこちらで仕組んでやる」ことは大切なポイントである。
<自己評価>
項 目 5 4 3 2 1 すすんで活動できましたか。 18 1 3 2 2 日本語を使わずにがんばりましたか。 12 7 4 1 2 間違いを恐れず、話そうと努力しましたか。 16 5 2 0 3 わからなかったときは工夫をしましたか。 11 8 4 0 3 友だちと協力できましたか。 20 2 1 0 3
<一口感想>
質問は英語でちゃんと伝えられたけど、質問の内容が、なかなかない答えがあったので、難しかったです。 あともうちょっと時間があれば全部終わったのに、残念だった。納豆とかの項目が微妙だった。今回はけっこう簡単だった。 あまり難しくなかった。これからも難しくないのがいいと思った。 まあまあ、楽しくおもしろかった。 よく分かったので、すすんでできた。 けっこう楽しかった。あまり難しくなかったと思う。 4、6以外全部うまりました。いろんな人とできてよかったです。 簡単だったけど、なかなか人が見つからなくて少し大変だった。 ちょっと時間が私的に少なかったです。でも、みんながわかる問題でよかったと思います。 早く終わりました。今日のゲームはけっこうおもしろかった。すすんで活動できました。 Very good.な気持ちです。 Very busy and easy. I enjoyed this game. 楽しく友達と活動ができたので良かったと思います。よい復習になりました。 簡単だったので楽しかった。 最高でした。 とても、やさしく、なごみやすかった。 いつもより英語でいえた。 楽しかった気がした。 It is a little interesting. あんまり楽しくなかった。 だるい。でも、楽しい気がした。 座っている人がいたので注意しよう。 Very very bad. もっとおもしろいのをやってほしい。