久美浜湾と小天橋 京都府熊野郡久美浜町

 京都府西北端に位置する、久美浜湾と小天橋です。

 手前にひろがる海が久美浜湾です。湾というよりは、湖に近い海です。そしてその上部に東から突き出ている砂嘴(「さし」=海流により、砂や小石が運ばれ、湾などの一方からこれをふさぐような形で堤防状に堆積してできた地形。)が小天橋です。

 久美浜湾は牡蠣の養殖などが盛んです。夏には水上バイクなどのマリンスポーツを楽しむ姿も見られます。湾の南には久美浜町の市街地があります。久美浜町は明治のはじめ久美浜県の県庁所在地として栄えた町です。

 小天橋の北側には、西から東に向かって、小天橋海水浴場、葛野浜海水浴場、箱石浜海水浴場、浜詰海水浴場と砂浜が数qに渡ってひろがっています。ゆったりとしていて、のんびりと海水浴を満喫することができます。また、その辺りは、メロンやスイカなどの果物の栽培、チューリップの栽培が盛んです。

 この写真は久美浜湾の南東部にやや突き出している「兜山(かぶとやま)」の山頂から撮影したものです。ここから数十q東にある日本三景の一つ天橋立と並ぶ美しい眺めです。
2000年8月19日 本人の撮影

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