"What time is it? --- It's ___." の導入場面
兵庫県豊岡市
谷口 裕
時刻に関する表現を、デジタル時計の表示を用いて次のように導入してみた。
<導入の流れ>
"9:00"を表示しているデジタル時計の絵を見せる。
T : ("9"を指差しながら) What's this number?
Ss : Nine.
T : O.K. It's nine. It's nine o'clock. Repeat after me.
It's nine o'clock.
Ss : It's nine o'clock.
"1:30"を表示しているデジタル時計の絵を見せる。
T : ("1"を指差しながら) What's this number?
Ss : One.
T : ("30"を指差しながら) How about this number?
Ss : Thirty.
T : O.K. It's one thirty. Repeat after me.
It's one thirty.
Ss : It's one thirty.
"3:25"を表示しているデジタル時計の絵を見せる。
T : (今度はいきなり) How about this? It's ...
Ss : It's three twenty-five.
以下、上と同じ。
最初の時計にもどる。
T : Please answer.
What time is it?
Ss : It's nine o'clock.
以降、"1:30"、"3:25"を表示している時計の絵を見せて、"What time is it?"で生徒たちにたずねていく。
<板書>
What time is it?
It's nine (o'clock).
It's one thirty.
〜時 〜分
以前、アナログ時計(紙で作ったもの、壁掛け式の実物)を用いて導入したこともある。しかし、導入の段階においては、今回のように時間と分が数字で、しかもそれぞれが区切られて表示されているデジタル時計の方が生徒たちにとって理解をするのに負担が少ないと思う。