"I +行動+ on +曜日." の活動

兵庫県豊岡市
谷口 裕
 「私は〜曜日に…します。」を英語で言う練習である。
 大鐘雅勝著『「英語のペア学習」わくわくワーク集』(明治図書、1996年)の「陣取りゲーム」を追試したものである。その中の「時間」を「曜日」に修正し、「行動」の語句を変更させていただいた。

<準備物>
ワークシート←クリック
 1人1枚ずつワークシートを配布し、ペアをつくった。
 ワークシートの左上のマスをさし示しながら。
<説明1>
 ワークシートの左上のマスを見てください。
 このマスは"I goto the library on Monday." を意味します。
 その右横のマスを指さして。
<発 問>
 では、このマスはどんな文を意味するのでしょうか。
 "I go to the library on Tuesday."と返ってきた。
<説明2>
 ペアでジャンケンをしてください。
 ジャンケンで勝った人は、ワークシートの中のマスを1つ選び、○をかいてください。
 ここまで実際にやらせた。
<説明3>
 ジャンケンで勝った人は○をかいたマスの英文を言ってください。
 ジャンケンで負けた人は、相手が言った英文を聴き、自分のワークシートのそのマスに×をかいてください。 
 特に問題なくできていた。
<説明4>
 このように毎回ジャンケンをしながら続けてください。
 縦横斜めのいずれか1列そろったら、"BINGO!"と言ってください。
 このように説明を終え、最初から活動を開始した。
<指 示>
 では、最初から始めます。
 ジャンケンをして始めてください。
 8分間行った。はやいペアは約2分30秒でビンゴをだした。しかし、25マスすべて埋めてもビンゴにならなかったペアもあった。
 はやくできたペアは活動を続けさせ、たくさんビンゴをつくるように指示を出した。時間内にビンゴのできなかったペアは、4×4が何列できたかで勝敗を決めた。
 1週間の曜日すべて("Monday"から"Sunday"まで)を使いたかったため、第2回戦として7×7の49マスを用いたワークシートでやってみた、しかし、予想はしていたが、この活動ではマスの数が多すぎた。ビンゴができる確率が少ない。生徒たちは熱心に取り組んでいたものの、間延びした感もあった。
<板 書>
 I + 行動 + on + 曜日. 
<ポイント>
 「あと1分!」、「あと30秒!」などとの残り時間を言ってやると、ジャンケンをやったり、英文を言うテンポが速くなり、活動が活発になった。
<活動をやってみて>
 生徒の活動を見ていると、前置詞の"on"を抜かしていることが目立った。「曜日の前には"on"がいるよ!」と指示を出した。この活動により、曜日の前に"on"をつけることが身に付いたように感じられた。

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