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私がアオリイカを釣りだした頃は、今メッカの福井県高浜音海の学校裏の防波堤は出来ていなく、手前の広い網干場で左手の岩場の先は海でした。年数を掛け4〜5回位の工事で今の防波堤が出来上がりました15〜20年ぐらいになると思います。その時分にアオリイカを釣っているのは私くらいで誰もいませんでした。とある釣り場で太平洋側の人に出会い話をしている内に、アオリイカの話題になり私自身可成り興味を持ちその方に釣り技を伝授して頂きその上、仕掛を頂きました。仕掛を持ち帰り買い求め様と釣具店に、出かけましたが度の釣具店にもその仕掛はなく可成りその頃では貴重な品と改めて感謝いたしました。そのころはインターネットの言葉さえなく自分で作るしかないと試行錯誤で作りました。未だに私は自家製の鈎を使っています。
ここ3〜4年マスコミの釣り情報で紹介され一段とアオリ釣りファンが多くなり釣りにくくなりました。中でもヤエンで釣りをされる方に可成り当惑致します。仕掛が投入され本人が居られるときはまだしも、竿を置きっぱなしと言うのが困った者です。ルールはあってない物かもしれませんが先客なら兎も角ご自分が後からの場合アジが游ぎ周りウキ仕掛に掛かり大変迷惑いたします。其れなりに離れた所で楽しんで頂きたい者です。かたくなにウキ仕掛けの方の為に記します。
標準和名 | アオリイカ | qジンドウイカ科 |
別名 |
モイカ、ミズイカ、バショウイカ、クツイカ バカイカ、タチイカ、イズイカ、モチイカ、アオメ、グミ、シメイカ |
分布 |
日本;北海道以南。特に太平洋側では鹿島灘、日本海側では福井県の西、以南。水深50a以浅の沿岸暖流海域に生息する。日本周辺以外では、東南アジア、オーストラリア北東部、ニュージーランド北部、インド洋から紅海、セイロン島東方、ハワイ等の亜熱帯から温帯にかけての暖海。 |
生態 |
ヒレが胴の全域に沿っているのが大きな特徴。 |
アオリイカ釣りの適した時季、時間帯は、明け方、日暮れ時、月明かりのある夜なのです。今年生まれたイカが20aから30aの時は数が狙えます。この時が一番釣りやすい時期だとです。この時間帯は海底や中層域にいるアオリは上層部にいる小魚が光の加減でシルエットになり容易にエサが判別で餌に敏感に反応します。日中に全く釣れない訳ではありません。又1年を通して特に12月〜5月頃には1`〜2`級が数に限りがありますが、釣れます。 |
01 |
釣れた実績のある場所で釣る(防波堤などでイカの墨が残っている場所) |
02 |
ウキ下の、原則はありませんが一尋半〜二尋位。根掛かりを防ぐためには底から1〜2bは切りたいです。防波堤の水銀灯がある場所では水面から1〜2bでも釣れることがあります。 |
03 |
誰も狙わない停泊の船の周り、生け簀、テトラポットの際。根掛かりを気にしていては数は釣れません。 |
04 |
明け方、日暮れ時、及び月夜の夜釣りは水深5〜15b程度の外海が良いです。淡水は嫌うようですので内海は良くありません。(舞鶴湾の場合は東は千歳より奥。西は青井より奥) |
05 |
アオリイカがいる場所では第一投目でイカが乗ることがあります。一匹釣れたら墨を吐くので他のイカが危険を感じ、なかなか乗りませんが潮で墨が流れてしまったあとにはすぐ乗ってきます。 |
06 |
イカが釣れた鈎には、墨とヌメリがついている事があるので、歯ブラシで清掃した方が良い。 |
07 |
昼間に釣りたい時は、駈け上がりのある小魚が多いところで沈みシモリ回りでよく釣れますが、砂泥地の小魚及びエビ、カニが生息する所でも釣れます。 |
08 |
磯渡しのチヌ・グレ磯釣り場では、最も釣れる場所です。仕掛をお持ちする事をお薦めします。必ず釣れると思います。 |
09 |
生き餌は小アジが最高ですが、磯で釣れる、スズメダイ、コッパグレ、ベラ等15a以下の小魚でしたら十分に釣ます。 |
10 |
曇り空及び雨天時は、昼間でも明け方、日暮れ時、同様に釣れることが多い様です。 |
先ずは、小アジ釣りから始まります。これも考えよで、アジ釣りも楽しめそして、アオリイカ釣りも楽しめる、二度の楽しみと。色々と道具を作るのも良いですよ。釣具店へ行けば全て揃いますが此も楽しみの一つです。
スタンドで20gのオイルポリ容器を貰って蓋の縁を6ケ所ノコギリで切り−ドライバーでこじ開け蓋を開きます。オイルが入っていたために蓋内側のパッキンを外し内外を洗剤で奇麗に洗い流し、上から適当な所に穴を開けエヤーポンプの管を通します。穴の縁はホットボンドで詰めます。たん |
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蓋の注ぎ口は小さな穴を開けて空気抜きにします。容器の縁にカッターで適当に切り目を入れれば、ポンプの掛ける所が出来ます。ポンプ2連で小アジ80匹はOKです。移動時間30分位は楽勝です。目的地に着けばいち早く現地の海水を並々に入れて替えることがアジの長生きの秘訣です。時折海水を入れ替えること。 |
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自家製の鈎です。兎に角、鈎掛かり抜群。確率九割 市販の鈎より〇〇〇〇〇のが特徴です。敢えて写真は記載いたしません。ご希望の方にお分け致します。鈎のみ1本500円市販より高いです。悪しからず。 |
アオリイカ仕掛には数多くの仕掛がありますが、碇型より傘型が、良いと考える。@誘導鈎にアジを掛け垂らした折りにAアジの尾鰭がBの鈎の結び目に来るのが最適です。アジは左記のように游ます。アオリ必ずアジの頭を狙います。アオリがどちらに泳ごうと必ず鈎はアオリの真下にあります。ウキに感度が有ってから約5秒ほど待ち軽く大きく竿をあおります。その瞬間にアオリは斜め下になり掛鈎が斜め上になりアオリの胴体にシッカリ掛かります。後は道糸を緩めずに巻き取ります。大きければ玉網で取り込む事をお薦めします。 |
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@誘導鈎をA鼻B目の間に刺せば多少遠投でもアジは外れません。A鼻の所に掛けても差し支えありません。 |
ポイントに投入着水後アジの泳ぎ潮の流れに注意をして、絶えずウキの動きに気を張る。アジは潮の流れに関係なく泳ぎ廻ることが大いにある。 |
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今まで静かに流れていたのがアジがアオリに追いかけられるとウキに変化が出る。一瞬ウキが止まり、上下又は左右に動き出す。此が当たりである。 |
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当たりが出ればリールを巻き穂先に重みがあれば竿を大きく優しく煽る。アオリが掛かれば道糸を緩めることなくリールを巻き玉網で掬う時は、胴体の方から掬い捕る。 |
@道糸 |